活動データ
タイム
03:31
距離
8.0km
のぼり
796m
くだり
812m
活動詳細
すべて見る2015年10月18日(日)磐梯山に日帰りで行ってきました。 山頂まで最短で行ける八方台登山口から山頂ピストンです。 【コースタイム】 八方台登山口―中の湯跡(27分)-お花畑分岐(49分)―弘法清水(岡部小屋)(10分)― 山頂(28分) 山頂ー八方台登山口(1時間26分) 登り 1時間54分 下り 1時間26分 合計 3時間20分(休憩時間除く) 【危険箇所など】 ○登山ルートとしては特に危険箇所はありません。 ただ、山頂直下は岩の急登で、表面が湿っていてかなり滑りやすかったです。 特に下りは足元には十分注意しましょう。 【駐車場など】 磐梯山ゴールドライン沿いに今回車を停めた八方台第一駐車場があります。(6,70台くらい。24H 無料)登山口は、道路を挟んで真正面にあります。 ここが満車の場合、約200mほど下ったところにある第二駐車場に停めます。(約50台くらい。24H 無料)シーズン中は、係員の方が誘導してくれます。 あと、第一駐車場には車中泊にはとってもありがたいトイレがあります。 前日に会津駒ケ岳に登り、その足でそのまま八方台駐車場に到着。 時刻は午後7:00。ここで最近勉強中の車中泊の準備をします。 同じく車中泊らしき車がこの時点で7台泊まっていました。 車中で軽い食事を済ませ、早速明日の登山に備え就寝準備。 とりあえず、晴れの日の朝は放射冷却でとっても冷え込む、というのを焼岳で学んだワタクシ。 昨日の会津駒ケ岳は天候不順で冷え込みもそこそこ。寒さ対策は空振りに終わりましたが、明日の天気予報は快晴とのことなので、銀マットを敷き、アウター2枚を着込み、毛布にくるまって万全の寒さ対策を施し、就寝。 しかし、午前2時ごろ。 …足元が寒い。 上半身は着込みまくってモコモコなのでとっても快適だったのですが、気付けば足元がお留守になっていました。 ここはバスタオルを巻いてしのぎます。これだけでも大分違いました。お陰で寒さで眠れない、ということもなく、そのまま翌朝までぐっすり。 でも、次からはインナーズボンも持ってこよう。って、だんだん荷物が増えていくなぁ…。 翌朝、4時30分に起床。車内でパンをかじりながら出発の準備をします。 気付けば、駐車場は3分の1くらい埋まっていました。 この後も、夜明けが近づくに連れ、訪れる車も増え、他の方のレポを拝見すると、午前7時くらいに第一駐車場は満車になったようです。 5時48分、駐車場を出発。 登山口は道路を挟んだ真正面にあります。 序盤は樹林帯の登り。道は綺麗、傾斜も緩やかでスイスイ登っていきます。 八方台登山口から山頂までは片道2時間程度の目算。 何だ、全然楽勝じゃんか、と思っていました。この時は。 歩き始めて約20分。硫黄の匂いがし始めると、次の拠点、中の湯跡まであと僅かです。 さらに10分後、樹林帯がいったん途切れ、小屋跡と枯れかけた温泉だまりが見えます。 これが中の湯跡。現在は温泉は廃業しており、小屋も捨て置かれ、廃墟となっています。しかし、温泉は枯れかけてはいるものの、周囲の地面からは蒸気が噴出し、水面はコポコポと泡立っていました。水量も1人、2人くらい浸かるには十分そう。 足湯くらいならできないかな?(やりませんけど)と思い、試しに水面に触れてみると… かなり冷たい。水より多少温いかな?くらいの水温で、ちょっと暖をとるのは無理っぽそう。かつて温泉として営業していた時も、源泉を暖めて湯にしていたのでしょうかね。 大分寄り道が過ぎてしまいましたが、登山再開。 しかし、お気楽樹林帯歩きはここまで。ここから傾斜が急になり、キツイ登りになります。 中々気持ちの切り替えが難しいところ。急に傾斜が増した道に四苦八苦しながら登ります。 木の階段や、ごつい岩の登りが延々と続き、あまり平坦な部分もありません。 なかなか登り応えがある道です。 ですが、樹林帯の中にありながら、木々が途切れ、眺望が得られる箇所がところどころにあります。こんな場所が登りつづけて息が切れたところに絶妙のタイミングで現れるので、利用しない手はありません。 ここで小休止しつつ、ゆっくり登ると良いです。ちなみに、この日はこれらのビューポイントから見渡す限りの雲海が見えました。ここまで綺麗な雲海は今まで見たことがなかったかもです。 後、ルート分岐を示す看板が何箇所か出てきますが、「磐梯山山頂」を示す表記は山頂直下まで出てきません。「弘法清水」の表記を追っていけば最短で磐梯山山頂に行けます。 登りはじめて約1時間20分ほど。 「お花畑・弘法清水」の分岐に到着。お花畑経由で弘法清水に行くこともできますが、最短で山頂を目指すなら弘法清水方面に進みます。 ここは弘法清水へ。でも、お花畑も覗いてみればよかった、と後でちょっと後悔。 この分岐から弘法清水までは10分くらい。あっという間です。 弘法清水はいわゆる湧き水。細いパイプから結構な勢いで水が流れ出ており、コップも備え付けられています。目の前に岡部小屋があり、ジュースやアルコール、おみやげも売られています。山頂アタック前にここで休憩する登山者が多く、結構な人で溢れていました。 弘法清水から山頂までは500m。距離だけ見ればあとちょっと。 あとちょっとなんですが…ここから更に傾斜が急になります。 しかも、道は岩メインの道になり、表面が濡れていて見るからに滑りやすそう。 登りはまだしも、下りで一回くらいすっ転びそうだな…と心配しつつ、急登を登りつづけます。 それと、山頂までの道すがら、結構太い木の枝が登山道に突き出ているところが随所にあり、下ばかり見て歩いているとラリアットを喰らいますので注意。 ワタシは3ラリアット喰らいました。うち1回は脳震盪起こすくらいの強烈なやつです。十分に注意しましょう。 弘法清水から約30分、山頂に到着。 登山口からは約2時間の道のりでした。 山頂には、岩が隆起して出来た小さな岩山があり、皆その岩山の頂上付近で腰を降ろしていました。山頂の標識がないなぁ、と探していたら、その小さな岩山の麓にありました。 この岩山の外周まで含めれば山頂はかなりの広さです。 岩山の頂上部分も平坦になっており、ここだけでも20人くらいは立てそうです。 眺望は360度ばっちり。この日は地平線の先見渡す限り、四方どこを向いても雲海・雲海・雲海です。 あまりの絶景にカメラのバッテリーがピンチです。 ここまで完璧な雲海は多分始めてでした。 40分ほど山頂に滞在し、絶景に後ろ髪を引かれながらも、下山開始。 行きに危惧していた山頂直下の急登には案の定苦労しました。 表面は岩だらけで、しかもびっしょりと濡れており、足の置き場を誤るとすぐにずるっと足を捕られます。 ここは慎重に下っていきます。 弘法清水以降も傾斜は緩くなるものの、滑りやすい足元は変わりませんので、気を抜かないように下ります。 1回くらい派手に転ぶかも、と心配していましたが、無事1回も転ぶこともなく、山頂から約1時間30分で下山。トータルで約3時間半の山行でした。 このルートは危険箇所もなく、距離も短いので、比較的気軽に登れる初心者向けのコースです。 それでいて、ルート半ばにして絶景を堪能でき、山頂では更に素晴らしい眺望が得られます。 ただ、中の湯跡以降は傾斜もそれなりにあり、距離は短くとも登り応えのあるルートです。特に弘法清水から山頂までの急登はかなり厳しいです。足元も滑りやすく、特に下りは注意が必要です。 ですが、山頂から臨む見渡す限りの雲海はそれらを差っ引いても余りあるとっても素晴らしいものでした。 今回は最短距離で山頂をピストンしましたが、ここまで景色が素晴らしいならお花畑にも寄っておけばよかった、とちょっと後悔しています。 次は是非、時間をかけてゆっくりと登りたい山です。
活動の装備
- その他(Other)ダンロップ ユニエースライトDL930
- その他(Other)アコンカグア バロリーチェ60L
- ミズノ(MIZUNO)ミズノ ベルグテックEX・ストームセイバーVレインスーツ
- ミズノ(MIZUNO)ミズノ ブレスサーモ ウィンドストッパージャケット
- モンベル(mont-bell)サウスリム パンツ Men's
- モンベル(mont-bell)スーパーメリノウール M.W. ハイネックシャツ Men's
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)バッドランドキャップ
- その他(Other)DABADA アウトドアゲーター
- その他(Other)TAROWORKS 3Dヒートロック
- モンベル(mont-bell)ウインドブラスト パンツ
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