遭難者救出、スマホ紛失、夜間下山、武奈ヶ岳:八淵の滝→青ガレ 

2015.10.17(土) 日帰り

活動詳細

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ガリバー村でyamapを起動し記録を開始したら勝手にアプリが停止し記録 が出来ませんでした。記録なしで地図利用のみなら可能でした。 バスで来て、時間は10時頃です。 八淵の滝は初めの沢に降りる道と魚止めの滝の鎖が一部取れていて 反対側に渡る際かなり苦労しました。 鎖場自体は3点支持で普通にクリアできました。 七遍返しから先の道がわかりにくく道迷いしてしまいました。テープを 慎重に探さないと容易に登山道から外れてしまいます。 しかも、谷の影響か?GPSが正常に機能せず現在地を検出できませんでした。 また、このころからyamap地図の方向をオレンジ色のオーラみたいので表示するボタンが 消えてしまいい、方向表示機能が利用できなくなりました。 その後も、数回分岐で悩むことがありGPS便りなことを後悔しました。 電子機器は壊れたら終わりです、紙の地図とコンパスを携行し使い 方を練習しておくべきでした。他の登山者に教えてもらい事なきをえました。 そして、山頂に到着しそこで購入したsotoのsod-300のストーブで湯を沸かしラーメン食べました。 山頂で食べるご飯は地上の2倍は美味しいです。景色もよかった、ガスもなかったし。 その後下山するのですが、後で判明したのですがスマホの時計がなぜか一時間30分程度遅れており 私の当時の認識では2時30分ごろだったのですが、 正確な時間は4時ごろだったと推定されます。かなり上るのに時間がかかっていたみたいです。 下りはイン比良を経由し徒歩で比良駅へ向かうので、金糞峠から青ガレ、大山口へ向かいました。 金糞峠まではストックを使いそれなりの速さで順調に下山できました。 そして青ガレに入りその頃から辺りが暗くなりヘッドライトを点灯しました その際スマホで時間を確認すると4時前後だったので困惑しました。 青ガレはかなり歩きにくかった、真っ暗だし、今日はかなり長距離歩いたし ガレてるのでストック使えないし、しかも焦ってストック片手にまとめて2本持ってたし。 道も暗くて分かりにくかったが落ち着いて踏み後、テープ、道標、GPSを併用した。 そんなこんなで、ビビりながら下山してると、大きな石に青ガレと看板がかかっているあたりに 真っ暗闇のなかに二人の人影を発見しかも登山の格好でないしスニーカー、ザックやヘッドライトを持っていない 私と同じぐらいの年の20代ぐらいのカップルを発見。しかも、男性の方は足を怪我しててぐったりしてるし 結構出血している、ドライブしてるとハイキングしたくなったとのことで2時ごろに入山したらしい。 とりあえず、止血を行い寒いというのでストーブで水を沸かし飲ませ同時に昨日買ったばっかりの モンベルソフトシェルジャケットとミズノのベルテックスレインコートを着せたら少しは顔色 が良くなった。 その後、3人で下山を開始、けが人に私のストックを持たせ使い方を説明し女性に後ろから歩いて もらった。私は先頭を歩いた。何度か男性は転倒しそうになったがなんとかイン比良まで 到着その後駅まで行き二人は病院へ行った。疲労で何時かも覚えていない。 取り敢えず3人とも生きて下山出来てよかった。 今回は、25年間の人生の中でトップレベルのハードな一日です心も体もクタクタ。 教訓はGPSはあくまで補助、紙の地図とコンパスを購入し使い方を低山で練習する。 時計は正確なものを用意、電気機器を過信しない。 ヘッドランプは念のため二つ用意、出来ればビバーク装備も。 あと、遭難者の件ですが私の判断は結果としては生還できましたが 119や110に連絡すべきだったかもしれない、もしくわ3人で動かず ビバークも検討すべきだったかもしれない難しい判断である。 あと下山時にスマホを落としてしまった(最悪)まあ4年ぐらい使ってるし 買い替え時だからよしとするが、今回の写真とかアップできないです。

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