活動データ
タイム
07:14
距離
12.6km
のぼり
1279m
くだり
1281m
活動詳細
すべて見る山旅天空倶楽部の「津和野のシンボル青野山とカタクリ咲き誇る山口県最高峰寂地山1339m」の二日目。 今回、オッサンが参加したのは寂地山のカタクリを見たいから。それと、今まで白いカタクリを見た事がないので、できれば白いカタクリを見る事。 なので、オッサンにとっては、今回の山行では今日が本番。 幸い、天候は雲ひとつ無い絶好の山登り日和。 8:00過ぎに寂地峡案内所前に着くと駐車場はほぼ満車状態。好天のGW、この時期はカタクリを見に来る人も多いのだろう。さすが、山口県最高峰の山。 案内所を出て林道を5分程進むと、寂地峡と犬戻峡の分岐点となる。我々は寂地峡を通るルートを登るので左に進む。五竜の滝と呼ばれる滝が連続する沢と並行して作られた狭く急な階段を登るが、上から人が下りてきたらすれ違うのが困難な箇所もある。このルートを下りに使うと、かなりの距離を歩いた最後にここを下ることになるので、オッサンならそれは避けたいところだ。滝の水量は多く、水の流れる音が耳に心地よい。途中の30m程のトンネルを抜けて少し行くと、やっとコンクリートの階段から解放されて土の道となる。やれやれだ。ここから登山道は花の道となった。初めて見るシュンランもあったりして、どうしても足が止まってしまうが、止むを得ない。そのあたりは土居ガイドも理解されている。土居ガイドも、ご一緒したKさんも、花には大変詳しく色々と教えてもらうことばかりだ。それでもスミレの特定はなかなか難しい。「帰って調べよう」というスミレがいくつかあった(調べてもなかなかわからない)。 ミノコシ峠に出るとその先の寂地山までの稜線歩きは、カタクリロードとなる。今年はどこの山も花の咲くのが例年よりも早くなっているが、この寂地山も例外ではない。しばらくは、もう終わりかけといった状態のカタクリが多く、今回は駄目かと思いながら進んだが、徐々に元気なカタクリが目に入ってきて一安心。 少し先を進んでいた土居ガイドがザックからカメラを出してかがんでいる姿が見えた。「白いカタクリ、ありましたよ!」の声に思わず走りそうになる。土居ガイドが構えるカメラのレンズの先に、白いカタクリがピンクのと並んでツーショットで咲いていた。元気な姿で大きく開いている。ついに念願の白いカタクリを見ることができた。大感激!早速オッサンもカメラを構えて、シャッターを何度も切った。今回は何としても白いカタクリを見たいと思っていたので、念願がかないオッサンは大満足。遠くまで来たかいがあった、というものだ。 その先はしばらくカタクリロードが続いた後、寂地山山頂に到着。昼時とあって山頂は多くの人で溢れていた。大展望があるという山頂でもなく、我々はさっさと退散。下りのルートは厳しい下りの後、しばらく林道歩きがあり、犬戻の滝の遊歩道に入って、その後、又林道歩きが続くというあまり楽しくない道だった。疲れた後の長い林道歩きはうんざりする。分岐点まで戻ってくると、テント場にはカラフルなテントが数張。連休をここ寂地峡で過ごすのだろう。 二日目の宿は、フランス料理を出すという津和野のオーベルジュ「四季の詩」。これが大正解だった。オッサンがこれまでの山行で泊まった宿ではナンバーワン。フランス料理のフルコースは味・食器・料理の出るタイミング、いずれも文句のつけようがなかった。建物も手入れが行き届いていて、控えめではあるがオーナー夫婦の気配りがよく伝わってきた。最高!
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