活動データ
タイム
48:27
距離
41.4km
のぼり
3045m
くだり
3045m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る寒きあの頃を忘れたかのように、若き葉を着飾る山々の樹々。 毎年のことだが雪山からの切り替えができずにもがく時期だ。 雪の奥穂高、昨年末から計画していたが諸事情で実行できなかった。GWは混雑することは分かっていたが、やっとその時が...。せめてと、無理して金曜日に有休をとって行くことに。 「奥穂も良いが北穂も捨てがたい」 一泊で欲張って二座も考えたが、無雪期ならともかくこの時季では無理がある。なにより涸沢での時間も愉しみたい。そうなるとどちらかになる。 「涸沢で考えればいいか...」 そんな事を呟きながら、夜の高速を走っていた。 この日の沢渡BTから上高地までのシャトルバスの始発は6:10。加えて開山祭とのことで混雑必至と考え、ゲートが開く5時に合わせて予めタクシーを予約しておいた。 5時少し前に釜トンネル入口のゲートが開き、上高地のバスターミナルに着いたのはちょうど5時だった。年末に来た時とは一変し、辺りの雪は既に解けていた。 入山前のなんとも言えない緊張感、これが堪らない。無雪期なら5時間もあれば涸沢まで行けるが、横尾から先はそうはいかないだろう。 そんなことを考えながら涸沢に向けた。 ◼︎◼︎◼︎ 涸沢に着いたのは11時前。予想どおりの薄曇りだったが、今日は涸沢までの移動のみ。然程気にならない。 テントを張ってデッキで寛ぎながら... 「明日は北穂か、それとも奥穂に登ろうか...」 涸沢のゆっくりと流れる時間の中でそんなことを考えながら過ごしていた。 「こんなところを一泊で⁈」突如もう一人の自分が口を挟む。いやいや、そもそも女房には一泊って...。そんなことを呟きながら持ち金を確認している自分。...まったく。 かろうじて電波の届く状況のなかで女房へメールを送信。内容は言うまでもない。そして、当然 返事はなし...。 食事はヒュッテでお世話になることにしていた。時間になりテント場からヒュッテへ向かう途中にスマホに着信が...。女房からのメールだった。 恐る恐る確認すると... 「いいよ、ゆっくりしてくれば。」 なんと言う神対応。逆に何かあるのか⁇って、疑ってしまうくらいだった。 ◼︎◼︎◼︎ 一日目 ・上高地BT 5:09 → 横尾 7:36 ・横尾 7:46 → 涸沢キャンプ 10:52 二日目 ・涸沢キャンプ 4:28 → 北穂高岳 6:25 ・北穂高岳 6:52→ 涸沢キャンプ 7:52 三日目 ・涸沢キャンプ 3:07 → 奥穂高岳 5:59 ・奥穂高岳 6:03 → 涸沢キャンプ 7:18 ・涸沢キャンプ 8:40 → 横尾 10:13 ・横尾 10:13 → 上高地BT 13:25
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