活動データ
タイム
09:50
距離
13.3km
のぼり
1589m
くだり
1587m
活動詳細
すべて見る前回の赤岳で今シーズンの高い山への締め登山と考えていたのですが、あまりの天気の良さに誘われて爺ヶ岳へ最後の足掻き登山へ行ってきました。 3年前に初登頂した時のイメージがあまり良くなくて少し敬遠していたのですが、今シーズン登った山へ再び登るのもどうかと思い、再度チャレンジしてみました。 3年前のイメージでは登行中の大半が森の中で視界が悪くつまらなかったと思っていたのですが、この時期だと落葉して遮るものが無くなり素晴らしい眺望を眺めながらの登行となりました。 扇沢の手前にある柏原新道登山口から登山の開始です。 いきなり紅葉坂と呼ばれる急登から始まりますが、紅葉の綺麗さに辛さも忘れて順調に高度を上げる事が出来ました。 紅葉坂を上り詰めると八ヶ岳を眺める事が出来る八つ見ベンチに到着、前回登った赤岳もキレイに望む事が出来ました。 そして何といっても大町市に広がっている雲海の綺麗な事といったら...思わず何枚も写真を撮っちゃいました。 ここからやや緩やかになり、柏原新道の注意ポイントに....ケルンの前後にあるやや細いトラバーを慎重に進んで行きます。 この途中にあるケルンは本当に可愛いケルンで水分補給をして残りの注意ポイントを通過します。 暫く行くと扇沢駅を望む事が出来る駅見岬へ....一気に登って来た事を実感できるポイントです。 ここからは適度な斜度の登山道を進んで行きます。 徐々に岩が多くなって来て一枚岩を通過、その先には石畳と呼ばれる石ばかりの登山道になります。 浮石もあるので慎重に足を進めます。 この辺まで来ると稜線や種池山荘が近くに見え、進む足取りも軽くなります。 以前水平道という看板が上がった平坦な道(今回は看板が見当たりませんでした...)を通過し柏原新道一番の注意ポイントのガレ場を通過、鉄砲坂と呼ばれる最後の急登を登りきると、稜線に立つ種池山荘へ到着します。 残念な事に種池山荘はこの日が小屋仕舞いの日で到着した時はもう全ての窓や入口が鉄板で封鎖されていました.... 一息入れ、爺ヶ岳山頂を目指して稜線を進んで行き.... ハイマツの茂みを抜けると一気に視界が開け、初冠雪した剱岳、立山の絶景が目の中に飛び込んで来ました!!! その素晴らしさといったらとても言葉にならないくらいの美しさでした。 山頂に近づくにつれ斜度が急になってきますが絶景がパワーとなってすいすい登る事が出来ました。 爺ヶ岳は北峰、中峰、南峰の三峰が連なっているので完全制覇する為、三峰全てに登ろうという事に... まずは北峰へ向かいましたが....残念な事にピークへのルートがありませんでした.... やむをえず一番ピークに近い所で断念、中峰へ向かいました。 北峰でのロスを取り戻すため、少しペースを上げて何とかお昼前に無事登頂する事が出来ました!!! さて、今シーズン最後の男飯を....絶景と穏やかな日差しの中で食べる男飯は最高のお味でした。 暫く頂上でのひと時を楽しんだ後、名残を惜しんで下山する事に... 下りは例のごとく淡々と下っていきました。 前回、途中からひざ痛が出て足を引きずりながら下山した事を思い出し嫌な予感が... ケルンを過ぎる辺りから同じようにひざ痛が出始め少しペースを落として何とか無事下山する事が出来ました。 他の方々の話を聞いても爺ヶ岳の下りは膝が痛くなると口を揃えておっしゃっていたので登山道の特製のようなものかと勝手に納得して今シーズンの北アルプスの登山を終了しました。 最後の北アルプスが最高の絶景を眺めて納められたのは本当にラッキーで来シーズンはひざ痛など出ないようオフトレを頑張ろうと誓った良い締めの登山となりました。
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