活動データ
タイム
10:23
距離
12.4km
のぼり
1863m
くだり
1861m
活動詳細
すべて見るえ、バスまだ開通してないんですか!?芦安市営駐車場で絶句。予定は芦安からのバスで広河原経由で北沢峠。北沢峠で仙丈ケ岳登頂後山小屋泊、翌日、広河原へ下り北岳登頂、が当初の予定だった。バスがない...?どうしよう。 で、思いついたのが鳳凰三山の未踏の頂「地蔵岳」だ。前回の甲斐駒からも鳳凰はよく見え、そのなかでも特徴的で目立つオベリスク。地蔵岳登頂をもって鳳凰三山完登。 芦安から地蔵岳登山口の御座石鉱泉へ移動。釜無川沿いを北上、林道をしばらく運転し御座石鉱泉の駐車場へ到着。6時過ぎ。よし、行けるだろう。 今日はちょっと気温が低め、新緑の登山道を登る途中雪がちらついてきた。燕頭山に到着。笹でおおわれた広い山頂。 その後雪も出てくるが、なんとかツボ足で鳳凰小屋へ。老若男女のスタッフが出迎えてくれ、雰囲気もにぎやか。ちょっと休憩。地蔵を超えて広河原・北岳ののルートはどうでしょう?など、いろいろ相談に乗ってもらう。結局、今日は地蔵岳を登ったらピストンで下山し、木曽駒に行こうかと(このときはそう思っていた)。 山頂は風が強そうなので冬用のアウターを着る。頂上へ向け出発。樹林帯を抜けるまでは雪があったが、抜けると、花崗岩の砂利からなる急登。これが結構登りにくく、足に来た。それでも徐々に近づくオベリスクをモチベーションに頑張る。オベリスクの方まで登頂。お地蔵さまが。富士山と甲府盆地、甲斐駒などが見える。 オベリスクの一番尖ったヤツの真下まで登ってみる。おー良い景色。でも白峰三山は雲の中。ウェストンさんとやらはオベリスクの先端までの初登頂をなしており、これが日本のアルピニズムの発祥、であるとか。へぇー。花崗岩の砂礫からなる賽の河原のたくさんのお地蔵様を見て、一気に小屋へくだる。小屋ではお昼休憩。小屋では人懐っこいおねーさんスタッフが話しかけてきてくれた。どこかであったらまた「オニーサン」と呼んでね、これ意外と快感。本当にスタッフは皆良い人たちで、帰り際には「またおいでよ」と。 おっと、小屋でのんびりしすぎたかな。急いで下山。この日の宿は御座石鉱泉に飛び込んだ。宿には御年80のお母さん。 なんとも温度のちょうど良い湯につかり、美味しいキノコソバをいただく。当初木曽駒を考えていたが、やはり先週甲斐駒山頂からみた仙丈ケ岳に登りたかった。お母さんに事情を話すと、いろいろ電話で聞いてくれた。結論は、戸台川沿いの登山道を5時間歩いて北沢峠、その後体力があって仙丈ケ岳へ上ったとして往復7時間。どうしても一泊追加が必要。北沢峠こもれび山荘へ急いで電話し、宿泊を予約。川沿いの登山道は3回ほど渡渉が必要であるとの情報をうる。 ここからの移動時間、登山口からあわやチャンスがあればその日中に仙丈ケ岳登頂をもくろみ、午前1時半起き2時出発を決める。ところが、宿のおばちゃんの話が止まらない。7時半にはお暇しようと思っていたが、いろいろと話し込まれてしまって。きっと話し相手が欲しかったんだろう。今日の宿泊も僕一人っぽいし。話は面白く、彼女が学生時代の登山部での活動とか、家族、親戚の話、いろんな登山客の話や、ここでお世話した地質屋の話とか、とかとにかく尽きない。「白峰三山は頑固おやじだよ」という言葉が印象に残っている。 結局9時においとまさせていただいた。いろいろ準備して9時半。睡眠は4時間、1時半起床でその後運転2時間半。現地に着くころには明るくなり始めるはずだ。 おやすみなさい..😴
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。