#65 ツバメ舞う後方羊蹄山（喜茂別）

ひでさんと羊蹄山へ。喜茂別から。 道道から夏期登山口へ続く林道へ入ると、先着の車が１台で入山準備中。雪が無いので車で奥へ進んでみたが、200mほど進むと積雪に阻まれ退却。この雪は、週末には解けそうだが、夏期登山口の手前に細めながら倒木があり、コレを処理しなければ車で行けそうにない。 今日は、小樽・札幌が雨予報で、羊蹄山麓も昼から雨の予報が曇りに好転した程度。おまけに気温も上がらないということで、耐寒と雨雪を想定してのウェアリング。そして、天気の下り坂を見越して、苦行の早出。…をしてみたが、見事に青空が広がって気温も低くなく、当たりの日となった。 さすがに麓は融雪が進み、スタートから1.7kmはスキーを担いでのブーツ歩行となるが、そこから上部は雪の量とコンディションともに良く、滑り系はまだ楽しめる状態だ。ここのところ気温の上昇もないので、積雪の下地が固くて表面だけ緩み、標高1000mから上は走るザラメだ。 登行は、横滑り頻繁、厚着、寝不足などが重なりバテバテになったが、天気と雪が良いので気を紛らわせることができた。 着いた山頂は風も無く、薄手のフリースでちょうど良い過ごしやすさで、目前＆頭上を沢山のツバメが飛び回り、春の良き日を満喫できた。 そして下り。固い下地の上でシャリシャリ程度に緩んだ雪は、とても楽しい滑走タイムを与えてくれた。途中には、厚さ50mほどの雲に突入して突き抜ける場面もあり、山のスケールを感じさせてくれた。 天気＆雪ともに当たりの日となり、改めて「羊蹄サイコー」と思うのだった。