佐々木小次郎 vs 戦闘機

2018.05.12(土) 日帰り

活動データ

タイム

02:28

距離

3.9km

のぼり

544m

くだり

552m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 28
休憩時間
26
距離
3.9 km
のぼり / くだり
544 / 552 m
19
36
23
16

活動詳細

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佐々木小次郎は、1612年4月13日、巌流島でかの有名な宮本武蔵と歴史に残る決闘を演じた剣豪です。当時西国第一の剣豪だったといわれていました。 物干し竿といわれるほどの長剣を背負い、“燕返し”という秘剣をつかったとされています。 ある時、小次郎は近くの滝で流れる水を見ていました。 するとそこへツバメが飛んできて、空を切って一回転すると空へと舞い上がりました。 「飛んでいるツバメは、どんな剣の達人でも斬る事が出来ないと言うが、もしツバメを斬る事が出来れば、わたしは師匠を抜く事が出来るかもしれん」 こうして小次郎は、毎日滝へ出かけては、ツバメにいどみ続け、ついにツバメを斬りおとす技をあみ出したのです。 そして、その技で師匠に勝つ事が出来た小次郎は、長い剣を使う剣法を『厳流(がんりゅう)』、ツバメを斬りおとした奥義(おうぎ)を『ツバメ返し』と名付け、さらに剣術を磨く為に、諸国へ武者修業に出かけたと言われています。 歴史にあまり興味のない方は、1行目の「1612年」とか、何かそういう昔の年号の時点で、これを読むのをやめているでしょう。 小次郎ファンの方はお待たせいたしました。 そう、まさしく本日行って来た権現山という山には、いくつもの大きな滝が流れており、そこの滝こそが、先述のツバメ返しを編み出した山と言われています。 前回の鬼ケ岳で武蔵が憑依した僕は、小次郎に触れるべく、権現山を登ることにしました。 登山口から歩いていると、次々といくつもの滝が現れました。 先述の通り佐々木小次郎について、登る前に予習をしていた僕でしたが、正直滝がたくさんありすぎて、どの滝でつばめ返しを編み出したか全く分からなくなり、 「まあ多分この滝だろ」 と、自己解決をし、小次郎を思いながら滝を見ていました。 滝を見ていると、いても立ってもいられなくなり、滝付近までいき、近くに落ちていた小次郎の長刀(長い腐った棒)を片手に、滝に向かって30分程、精一杯剣の修行をしてみました! あ、単位間違えた。分じゃなくて30秒でした。 近場のベンチに小次郎の長刀を納めておきましたので、権現山に近々来られる方で、滝で剣の修行をしたいのであれば、それを使ってください。 腐りまくってましたが。 完全に佐々木小次郎気分になりながら、滝に落ちたんじゃないかというくらいの汗をかきながら山頂に着き、快晴の下でパンを食べていたんですが、笑えないくらいのハエが僕を待っていました。 そうです。 またハエです。 またハエです...。 なんなんでしょうか彼らは...。なんで僕の前にここまでも現れるんでしょうか。 あまりにも多量のハエがブンブンブンブンと飛行音を立てて飛んでいたので、戦闘機が福井県に空襲に来てるのかと思いました。 多分、全盛期の佐々木小次郎でも、戦闘機相手だったら、2秒でやられるでしょう。 もちろん、全盛期の宮本武蔵でも、2秒でしょう。 山頂に着いて、この先展望台という看板がありました。 早速その方向に向かったんですが、道の分岐が結構あって、分からなくなり断念しました。 どなたか詳しい方。どのルートが正しいか教えて下さい泣 そんなこんなで、楽しい一日を過ごせました。 また来るよ権現山!(╹◡╹)ノ

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