活動データ
タイム
03:57
距離
8.2km
のぼり
445m
くだり
452m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る水もぬるくなってきたので、柏尾谷を下流部から忠実に遡行してきました。 昨年秋に行ったときは足を濡らさないように、下流部は林道を辿り、上流部も基本的には巻きながら、水には浸からないよう遡行しました。 その時に林道から見た、下流部の滝がなかなか立派だったので、今回はそれらの滝を登ります。 北区柏尾台の下の天津彦根神社の境内から、沢側のフェンスの扉を開けて、急斜面を沢に下ります。 なんか陰鬱な感じのするところで、降りたところにある二段の滝には祠が祀ってあります。 水量はそこそこあり、真ん中は水圧で負けるので、水際を行きます。水質はきれいです。 へつって攀じるような滝が下流部に二か所、右俣に別れた後の上流部に4か所くらいあり、緊張感のある沢登りができます。因みに堰堤はありません。自然の谷です。 滝以外は滑床やナメの斜瀑とゴーロが繰り返し出てきて、沢の中を歩くのは楽しいです。 右俣分岐の少し先まで、沢の横に林道が走っていますが、今日は淵はへつって、あとはずっと沢の中を歩いていました。 2時間余りかかって源流である柏尾谷池に到着。 兵庫カントリーに向かう車道に上がり、沢靴から陸靴に履き替えて、縦走路を肘曲り、稚子ヶ墓山方面に向かいます。 明瞭な縦走路を歩き、花折山の分岐、志久峠への分岐を過ぎ、肘曲りで縦走路と別れて、志久道を柏尾台方面に下りて行きました。 途中の石畳は古道の志久道の名残り、舗装路になるとすぐに高級住宅街の柏尾台の北端に出ました。 遠慮しながら高級住宅地を抜けて、車道を歩くと数分で駐車地に着いて、本日の山行は終了。 この地域の沢の中では、多分高さのある滝が一番多くあり、またこの地域らしく人もあまり入っておらず、滝をどう攀じるか、その都度観察して考えながらで、緊張感もあり面白いです。 どこも巻くことは可能なので、初級者でも遡行は問題ないと思いますが、滝を登るならば、へつりも含め、それなりの経験が必要だと思います。
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