活動データ
タイム
09:45
距離
16.2km
のぼり
2169m
くだり
2167m
活動詳細
すべて見る鳳凰三山を天気が良けれ行こうかと、我らがトレランチームのリーダーと企画。 前日まで天気予報は雨だったので、延期の方向で話をしていたが月曜日の朝に天気予報が変わって急遽決行して行ってきました。 前日変わった予報に少し心配しながら車で向かうが、韮崎インターを降りると鳳凰三山の山頂に日が差し、いきなり楽しみが倍増。 登山口の青木鉱泉を目指すと道中ダートと舗装路の細い登りでいきなり秘境感たっぷり。 北アルプスと同じく南アルプスも猿が多く、道中紅葉の真っ盛りでテンションが上がる。 青木鉱泉に着くと、車は3台ぐらいしかないが、駐車料を払い朝の7時に登坂開始。 早朝はさすがに冷え込んでいて、インナーとフリースベスト手袋を装着し歩き始めたが、数分で手袋も脱ぎ去り、インナーもフリースも脱ぎ去り、登頂前にはすっかり夏と同じ格好に。 登りはドンドコ沢ルートで登り始めるも、ほとんど登りで全く走れずほぼ登山状態だが、登りで現れる全ての滝に寄り道したが、下の方にある確か南精進ヶ滝では、紅葉と滝をバックに写真が撮れてよかった。 前半は紅葉の真っ只中を歩けて素晴らしい景観に、いちいち撮影タイムが長引きなかなか標高が上がっていかない感じがしたが、時折訪れる渡河で冷たい水で顔を洗ったり、飲んでみると甘くて素晴らしい味に二人で感動。 ドンドコ沢ルートは時折少し景色が開けてなかなか飽きないコースだが、数少ないランニングポイントを楽しみに我慢の登り。 最後の五色の滝で、この日初めての登山客に出会う。 この辺りでは、すでに紅葉は終わっていてしばらく登ると、ようやく地蔵岳のオベリスクが見えてテンションが上がる。 この辺りで先ほど五色の滝ですれ違った登山客に追いついてお話しすると、前日鳳凰三山を縦走して山小屋に泊まられたそうで、この日は滝だけ見に行き帰えられるという。 ようやく鳳凰小屋の山小屋に着いてコーラとか飲めないか聞くと何もないと言われてしまう。 11月3日に小屋終いだから何もないそうだ。 小屋の周辺に赤い身だけの木があったので親父に聞いてみると、ナナカマドの身だけが残っているという。 山頂には誰もいないよと見送られて出発。 後ここから40分ぐらいだそうだ。 ここからの登りが大変で、森林限界をようやく超えたと思ったら、砂地で滑りやすく謝って滑り落ちたらシャレにならない急斜面で、二歩進んでようやく一歩分進むような感覚で、一向に山頂のオベリスクに近ずけない。 登りでここが一番しんどかった。 ようやく地蔵岳のオベリスクにたどり着き興奮しながら写真を撮っていたが、ふとたくさんあるお地蔵さん方面い目をやると、甲斐駒ケ岳が一望できてまたしても感動。 貸切の山頂に身物をデポしオベリスクに登ってみることに。 結構なところまでは順調に登れるが、かなり足がすくむ。 高いところ苦手じゃないと思っていたが、どうやら少しは高所恐怖症のようで、なんだか股間がムズムズが止まらない。 オベリスクの山頂の岩の直下の岩に登ると、八ヶ岳や甲斐駒ケ岳、雪を頂いた北岳や富士山も見張らせてなんとも絶景だ。 尾根に降りて昼食に。 持参した山頂でのカップラーメンが、暖かくってかなり美味。 ここからはトレラン!と思っていたが、この尾根も観音ヶ岳までに赤抜沢ノ頭と言うピークへ登ってから観音ヶ岳へ登り返すので、なかなかランニングポイントが現れず、強風に体温が奪われる。 ポカポカ陽気に救われながら風裏や強風にさらされながらも鳳凰三山最高峰の観音ヶ岳登頂。 一番高いところで記念撮影。 ここで逆からもう一組登山客が登ってきた。 ここから見る山々は素晴らしく、下界に見える山肌が全て真っ赤に色つき、絶好の紅葉登山になりました。 このあと薬師ヶ岳への尾根道がまさにランニングポイント。 絶景の中天空を駆けている感覚に浸れました。 山と山の間から富士山が見えるポイントでは、残念ながら雲の隙間からちょこっと富士山が覗いていて少し悔しかったが記念撮影。 下りは中道コース、時間も押してきたので早速降り始めるもここもかなりの急な下りで、なかなか走れるところがない。 すると男女の登山者が、こんな時間の登ってきた。 この日出会った登山客3組目。 聞くと山頂の小屋に泊まるという。 さすがにそうだなと納得。 ここはみなさん一泊で登ってくるルートのようだ。 日帰りの我々は先を急ぐが、狭い木々が生い茂る段差の大きい下りに膝がやられそう。 走れるところは走るが長くは続かない。 一向に景色が見張らせない残念な中道コースで3時ごろからは薄暗く感じ始めるほど。 ようやくクマ笹の生えた鬱蒼とした狭い道からは解放されたが、なかなか走れないかなり下ってからようやく快適に走れるようになってきた。 ようやく林道に降りてあとは紅葉の綺麗な中青木鉱泉に戻るだけになって、最後渡河するポイントで、増水しているので回り道してくれとあったが、川越えルートを行く。 飛び越えられそうな幅の近い岩を飛び越えた時、踏ん張った岩の苔に滑って落水。 半身濡れたが、胸に入れていたiPhoneも水没してしまい大パニックに。 とりあえず水を払い、Yamapのログを終了しデータを守るも気がつけば左の小指も腫れてる。 最後の最後にやってしまった。 水没はどうでもいいが、大事なデータが!と心配したが、どうやらiPhoneはなんとかなっているようです。 大笑いするリーダーと、青木鉱泉で温泉を堪能、誰も泊まっていないようで、暮れ行く山の温泉で汗を流して帰って来ました。 絶好調の楽しいトレランが、最後の最後後味の悪いものになってしまいましたが、美しい南アルプスの自然を満喫した素晴らしい旅になりました。
動画
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