鳳凰三山縦走トレイルランニング

2015.10.27(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 45
休憩時間
1 時間 28
距離
16.2 km
のぼり / くだり
2169 / 2167 m

活動詳細

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鳳凰三山を天気が良けれ行こうかと、我らがトレランチームのリーダーと企画。 前日まで天気予報は雨だったので、延期の方向で話をしていたが月曜日の朝に天気予報が変わって急遽決行して行ってきました。 前日変わった予報に少し心配しながら車で向かうが、韮崎インターを降りると鳳凰三山の山頂に日が差し、いきなり楽しみが倍増。 登山口の青木鉱泉を目指すと道中ダートと舗装路の細い登りでいきなり秘境感たっぷり。 北アルプスと同じく南アルプスも猿が多く、道中紅葉の真っ盛りでテンションが上がる。 青木鉱泉に着くと、車は3台ぐらいしかないが、駐車料を払い朝の7時に登坂開始。 早朝はさすがに冷え込んでいて、インナーとフリースベスト手袋を装着し歩き始めたが、数分で手袋も脱ぎ去り、インナーもフリースも脱ぎ去り、登頂前にはすっかり夏と同じ格好に。 登りはドンドコ沢ルートで登り始めるも、ほとんど登りで全く走れずほぼ登山状態だが、登りで現れる全ての滝に寄り道したが、下の方にある確か南精進ヶ滝では、紅葉と滝をバックに写真が撮れてよかった。 前半は紅葉の真っ只中を歩けて素晴らしい景観に、いちいち撮影タイムが長引きなかなか標高が上がっていかない感じがしたが、時折訪れる渡河で冷たい水で顔を洗ったり、飲んでみると甘くて素晴らしい味に二人で感動。 ドンドコ沢ルートは時折少し景色が開けてなかなか飽きないコースだが、数少ないランニングポイントを楽しみに我慢の登り。 最後の五色の滝で、この日初めての登山客に出会う。 この辺りでは、すでに紅葉は終わっていてしばらく登ると、ようやく地蔵岳のオベリスクが見えてテンションが上がる。 この辺りで先ほど五色の滝ですれ違った登山客に追いついてお話しすると、前日鳳凰三山を縦走して山小屋に泊まられたそうで、この日は滝だけ見に行き帰えられるという。 ようやく鳳凰小屋の山小屋に着いてコーラとか飲めないか聞くと何もないと言われてしまう。 11月3日に小屋終いだから何もないそうだ。 小屋の周辺に赤い身だけの木があったので親父に聞いてみると、ナナカマドの身だけが残っているという。 山頂には誰もいないよと見送られて出発。 後ここから40分ぐらいだそうだ。 ここからの登りが大変で、森林限界をようやく超えたと思ったら、砂地で滑りやすく謝って滑り落ちたらシャレにならない急斜面で、二歩進んでようやく一歩分進むような感覚で、一向に山頂のオベリスクに近ずけない。 登りでここが一番しんどかった。 ようやく地蔵岳のオベリスクにたどり着き興奮しながら写真を撮っていたが、ふとたくさんあるお地蔵さん方面い目をやると、甲斐駒ケ岳が一望できてまたしても感動。 貸切の山頂に身物をデポしオベリスクに登ってみることに。 結構なところまでは順調に登れるが、かなり足がすくむ。 高いところ苦手じゃないと思っていたが、どうやら少しは高所恐怖症のようで、なんだか股間がムズムズが止まらない。 オベリスクの山頂の岩の直下の岩に登ると、八ヶ岳や甲斐駒ケ岳、雪を頂いた北岳や富士山も見張らせてなんとも絶景だ。 尾根に降りて昼食に。 持参した山頂でのカップラーメンが、暖かくってかなり美味。 ここからはトレラン!と思っていたが、この尾根も観音ヶ岳までに赤抜沢ノ頭と言うピークへ登ってから観音ヶ岳へ登り返すので、なかなかランニングポイントが現れず、強風に体温が奪われる。 ポカポカ陽気に救われながら風裏や強風にさらされながらも鳳凰三山最高峰の観音ヶ岳登頂。 一番高いところで記念撮影。 ここで逆からもう一組登山客が登ってきた。 ここから見る山々は素晴らしく、下界に見える山肌が全て真っ赤に色つき、絶好の紅葉登山になりました。 このあと薬師ヶ岳への尾根道がまさにランニングポイント。 絶景の中天空を駆けている感覚に浸れました。 山と山の間から富士山が見えるポイントでは、残念ながら雲の隙間からちょこっと富士山が覗いていて少し悔しかったが記念撮影。 下りは中道コース、時間も押してきたので早速降り始めるもここもかなりの急な下りで、なかなか走れるところがない。 すると男女の登山者が、こんな時間の登ってきた。 この日出会った登山客3組目。 聞くと山頂の小屋に泊まるという。 さすがにそうだなと納得。 ここはみなさん一泊で登ってくるルートのようだ。 日帰りの我々は先を急ぐが、狭い木々が生い茂る段差の大きい下りに膝がやられそう。 走れるところは走るが長くは続かない。 一向に景色が見張らせない残念な中道コースで3時ごろからは薄暗く感じ始めるほど。 ようやくクマ笹の生えた鬱蒼とした狭い道からは解放されたが、なかなか走れないかなり下ってからようやく快適に走れるようになってきた。 ようやく林道に降りてあとは紅葉の綺麗な中青木鉱泉に戻るだけになって、最後渡河するポイントで、増水しているので回り道してくれとあったが、川越えルートを行く。 飛び越えられそうな幅の近い岩を飛び越えた時、踏ん張った岩の苔に滑って落水。 半身濡れたが、胸に入れていたiPhoneも水没してしまい大パニックに。 とりあえず水を払い、Yamapのログを終了しデータを守るも気がつけば左の小指も腫れてる。 最後の最後にやってしまった。 水没はどうでもいいが、大事なデータが!と心配したが、どうやらiPhoneはなんとかなっているようです。 大笑いするリーダーと、青木鉱泉で温泉を堪能、誰も泊まっていないようで、暮れ行く山の温泉で汗を流して帰って来ました。 絶好調の楽しいトレランが、最後の最後後味の悪いものになってしまいましたが、美しい南アルプスの自然を満喫した素晴らしい旅になりました。

北岳・間ノ岳・農鳥岳 出発時は寒かったので手袋も着用。
出発時は寒かったので手袋も着用。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 いきなりの紅葉あたりの予感。
いきなりの紅葉あたりの予感。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 落ち葉が埋め尽くし始めた。
落ち葉が埋め尽くし始めた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 紅葉の綺麗な貸切の登坂。
紅葉の綺麗な貸切の登坂。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 なかなか走れないので、紅葉を楽しみながらゆっくり登る。
なかなか走れないので、紅葉を楽しみながらゆっくり登る。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 どこを切り取っても紅葉が美しい。
どこを切り取っても紅葉が美しい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 こんな綺麗に時期に全く人には合わない。
こんな綺麗に時期に全く人には合わない。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 気の向こうに見え山も真っ赤。
気の向こうに見え山も真っ赤。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 気持ちのいいトレイル。
気持ちのいいトレイル。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 時ランニングポイントも。
時ランニングポイントも。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 いくつかある滝。
いくつかある滝。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 紅葉と滝がいい。
紅葉と滝がいい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 オレンジも綺麗。
オレンジも綺麗。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 苔のあるエリアもまた美しい。
苔のあるエリアもまた美しい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 綺麗な水がたくさんあって素晴らしいドンドコ沢コース。
綺麗な水がたくさんあって素晴らしいドンドコ沢コース。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 徐々に紅なくなり始めた。
徐々に紅なくなり始めた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 朽ちてなおいい感じの看板
朽ちてなおいい感じの看板
北岳・間ノ岳・農鳥岳 落差の大きい見事な滝。
落差の大きい見事な滝。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ようやくオベリクスが見えた。
ようやくオベリクスが見えた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 すっかり葉が落ちて、真っ赤な身だけになったナナカマド。
すっかり葉が落ちて、真っ赤な身だけになったナナカマド。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山頂直下。
山頂直下。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 砂礫で登りにくく、最後の難関二歩進んで一歩戻るような歩きにくい砂地。
砂礫で登りにくく、最後の難関二歩進んで一歩戻るような歩きにくい砂地。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ようやく地蔵岳。
ようやく地蔵岳。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 憧れのオベリスクの前でリーダーと記念撮影。
憧れのオベリスクの前でリーダーと記念撮影。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 オベリスクは迫力満点。
オベリスクは迫力満点。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 甲斐駒ケ岳。
甲斐駒ケ岳。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 たくさんのお地蔵様越しの甲斐駒ケ岳。
たくさんのお地蔵様越しの甲斐駒ケ岳。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 オベリスクの先端の岩の直下。
オベリスクの先端の岩の直下。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 怖さを知らないトレランリーダー。
怖さを知らないトレランリーダー。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 地蔵岳山頂で食べたカップ麺がうまかった〜。
地蔵岳山頂で食べたカップ麺がうまかった〜。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 モニュメントのような木の根。
モニュメントのような木の根。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 素晴らしいトレイルで天空をかける気分になる。
素晴らしいトレイルで天空をかける気分になる。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 観音岳への登り。
観音岳への登り。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 鳳凰三山で一番高い観音岳登頂。
鳳凰三山で一番高い観音岳登頂。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 富士山が残念ながら少ししか見えない。
富士山が残念ながら少ししか見えない。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山頂の岩の一番の高みに登るリーダー。
山頂の岩の一番の高みに登るリーダー。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北岳をバックに撮ってもらった。
北岳をバックに撮ってもらった。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ちらっと見える富士山を囲んで。
ちらっと見える富士山を囲んで。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 歩いてきた尾根道と甲斐駒ケ岳側。
歩いてきた尾根道と甲斐駒ケ岳側。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ご機嫌の尾根道を走って最後の薬師岳で富士山をバックに。
ご機嫌の尾根道を走って最後の薬師岳で富士山をバックに。

動画

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