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山登り・アウトドアの新定番

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傘山 1542m 落ち葉の絨毯

sawch 39さん YAMAP Meister Black

  • YAMAPマイスター:ブラック
  • 自己紹介:初級者ですが選択肢がないので中級者にしているだけです。
    中央アルプスのふもとに住んでいます。
    八ヶ岳、時々南と北アルプスにも出かけます。
    富士山、槍ヶ岳、常念岳、蝶ヶ岳、双六岳、爺ヶ岳、焼岳、燕岳、宝剣岳、木曽駒ヶ岳、空木岳、将棋頭山、経ヶ岳、立山、御嶽山、乗鞍岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、塩見岳、守屋山、戸倉山、陣馬形山、傘山、烏帽子岳、霧訪山、王ヶ頭、車山、鬼面山、硫黄岳、赤岳、横岳、天狗岳、縞枯山、八子が峰、蓼科山、恵那山、南木曽岳、大川入山、風越山、金剛山、六甲山、羅臼岳、富良野岳、磐梯山、安達太良山、大山、瑞牆山、湯の丸山、高峰山、小浅間山、太郎山、天城山、雨ヶ岳、竜ヶ岳、日向山、等々、こうしてみるといっぱい登っていますね。
  • 活動エリア:
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1964
  • 出身地:
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:中級者
  • その他 その他

木曽駒ヶ岳・空木岳・将棊頭山

2015/10/28(水) 12:45

 更新

傘山 1542m 落ち葉の絨毯

公開

活動情報

活動時期

2015/10/28(水) 08:55

2015/10/28(水) 12:45

アクセス:368人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 952m / 累積標高下り 948m
活動時間3:50
活動距離7.71km
高低差643m

写真

動画

道具リスト

文章

yamap仲間のpubnetさんに隣町の傘山を紹介させていただく機会があった。
そうすると自分でも登りたくなったので、先ほど登ってきた。

隣の飯島町にあるのだが、我が家から最も近い山である。我が家の駐車場から登山口駐車場まで精々15分だ。
こうした山は気楽に登ることができる。
きつい山は前日寝つかれないこともある。
今日はいつも通り起きて、朝食を取り、妻と息子を送り出し、新聞を読んで、ニュースを見て、仕事のメールを入れて、yamapのコメントを少し加えて、その後にのんびりとリュックの準備をした。午前中だけの仕事になるのでランチも要らない。
この気楽さが何よりうれしい。

この山には町民の森ルートと御嶽神社ルートがある。
私は二回だけ町民の森を歩いたが、あと五回ほどは御嶽神社ルートを歩いた。
御嶽神社の方が随分きついルートだが、きついのを好んでいるのではない。
登山口までの道が楽なのだ。町民の森までは山を周って車を走らせ、最後はダートをしばらく行くことになる。それが面倒なのでこちらの道を好んで登る。

登山道はよく整備されている。飯島の里山クラブの方が整備してくれている。
5年ほど前まではその存在さえ知られていない山で、どこからどう登るのかもわからなかった。来るたびに案内板やピンクのリボンなどが整備されていて、とても歩きやすい。
そのためか山頂のノートを見てもやってくる人が多くなっているのがわかる。

最初の急な登りを10分も歩けばすぐに御嶽神社だ。
ここには東屋があり、街を見下ろすことができる。
いつもここで神様にお参りをして登る。

ずっと土の道でガレ場や崖などは一切ない。
迷うようなところも無いほど、案内板が整備されている。
急な登りが多いが、それらは短く、すぐになだらかな道になるので、頑張る気力が無くならない。苦しい後には楽しいことが待っている。人生もそんなものだろうか、尤も私の人生には苦しいことはあまりない。

短い登りと平坦な道が交互にやってくるが、それらを何度か繰り返すと、約一時間で展望地へ到着だ。

ここからは駒ヶ根の街と我が家が見える。ベランダに赤い袋をかけておいたが、肉眼では見えない。一眼レフカメラと小さな三脚を持ってきたのでそれを使って写してみた。
家に帰ってパソコンに取り込むと何とか赤い袋が見える。
この展望地は町民の森ルートを使うと通らない。

その先にはこのルート唯一の大きな登り返しがある。
そこに水場があるが、小さな沢であり、飲む気はしない。
ここから先、30分ほどがかなりきつい。
短い登りと平坦な道の繰り返しはそれまでと同じだが、登りが急になり、思わず前に手をついて四つん這いになることもしばしばだ。
昨夜の雨でかなり湿っていて普段はあまり汗をかかない方だが、この日はしっかり汗がでた。
それでも気温は10度程度だろうか、暑くも寒くもないので辛くはない。

しばらくの我慢で山頂だ。
やはり無人だ。南アルプス方面は見える。中央アルプスは雲の中だ。
もともとは木に囲まれた山頂のようだが、見晴らしが良いように切り払ってくれている。
山頂にはノートがあり、沢山の方がコメントをしている。
私も何度かコメントを書いたが、ノートが更新されている。
今年の春には妻と登った。
去年の夏には次男と登った。
二年前の秋にはテニスの仲間たちと登った。
その中の山が好きな先輩二人は昨年亡くなった。
その方々と登った最後で唯一の山がこの山だ。
お二人は山が好きで、リタイアした後大阪から移住してきた。
若いころからの憧れだったそうだ。

亡くなった人のことを思うと次々と思い出される。
去年は自分の父が亡くなった。妻のお母さんも亡くなった。
そして家庭教師をしていた生徒の一人も亡くなった。

いつものことだがボーっとして山を下っているとそうした亡くなった人たちのことが偲ばれる。私の父も若いころは登山が好きだった。
山で石原裕次郎さんの真似をしたおどけた写真をアルバムで見たことがある。
父とは一度も山には登らなかった。そのことが残念だ。

そんなことを思いながらも、一度も尻餅をつかずにおりられるだろうか、とゲーム感覚で楽しんでいる自分もいる。

晩秋の信州で無人の山をのんびりと下っている。
弱い日差しが残り少なくなった木々の間からさしている。
自らの人生もそんなものだろうか、あとどのくらい残っているのだろうか、
もう弱々しくなっているのだろうか、間もなく日が沈むように終わってしまうのだろうか、

亡くなった人たちのことを思いながら歩いているといつもそんな風に考える。
しかし、そんな時間は嫌いではない。いや好きかもしれない。
もしかするとその時間があるから山に来るのかもしれない。

山頂から1時間20分足らずで駐車場についた。
父たちを偲ぶ時間はあっという間に終わってしまう。
寂しいという気持ちがないわけではないが、下りたとたん私は現実の世界に戻り、亡くなった人たちはあの世に戻り、接点がなくなる。


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