小無間山  諏訪神社登山口よりピストン

2018.05.15(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 49
休憩時間
25
距離
11.0 km
のぼり / くだり
1874 / 1870 m
2 33
41
56
44
35
1 13

活動詳細

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日が暮れるとどうやら自分はマイナス思考になるらしい。 大無間山登山に向けて不安要素(①駐車場②ナイフリッジ③活動時間)があったため、それを確認すべく小無間山登山の計画を立てたのですが・・・。 登山前夜(5月14日)  ダニにくわれて血液疾患になったらどうしよう。  熊に遭ったらどうしよう。  最も恐ろしいのは、小無間山までのあの崩落地を歩けるだろうか・・・。     「20時になっても家に連絡なければ捜索願出してね。それと保険はヤマップ保険入っているからね」 と家族に伝え、登山ルートをいつものように紙コピーしました。 虫除けスプレーを持ち、熊よけ鈴をセットし、ナイフリッジを歩くシミュレーションを繰り返しても不安はぬぐえません。 当日(5月15日)  なかなか眠れなかったものの、緊張しているせいか当日は早めに目覚めました。  昨日の不安は、朝日が出る頃には「そうなった時はしょうがないね」に変わり、登山意欲満々。    井川の諏訪神社までは、1号線→県道27号線→県道189号線→県道60号線を通りました。  川根からのルートは接阻峡の道が細いのと、通行止めがあったらいやなので避けました。 今回の目的に対する実施評価は以下の通りです。  ①駐車場 諏訪神社前の道(県道60号線)の路肩に3~4台ほど停められるのでそこに駐車しました。   てしゃまんくの里にスペースありますが、登山のための駐車は禁止と書かれていました。車中泊も無理そうですね。   諏訪神社の駐車場もありません。   5月19日渉さんさんよりアドバイスいただき諏訪神社にも5~6台駐車できることがわかりました。   近くのおでん屋さんが開店していれば、料金払って停めさせてもらおうかとも考えましたが、下山後も閉まっていました。  ②ナイフリッジ   4m程の両側崩落地は幅30~40cmしかありません。でも想像していたよりも怖くない(個人の感想です)。   その先のトラロープのある急登のほうが緊張しました。岩に足をかける所がないんです。   登りよりも下りの方が緊張度MAXで、滑落の恐怖を感じトラロープをしっかり握り体重をかけてしまいました。      しかしこのロープ、直径15cm程(?)の木3本でしか結ばれていません。   崩落が進みこの木さえも根からなくなる恐れも。アー、オソロシヤ。  ③活動時間   6:11 駐車場 → 7:01 雷段 → 8:51 小無間小屋 → 9:45 鋸歯 → 10:50 小無間山山頂   11:07 山頂  → 12:03 鋸歯 → 12:45 小無間小屋 → 13:40 雷段 → 14:00 駐車場   登り:4時間39分(ヤマップ標準タイム6時間5分)  下り:2時間58分(標準タイム4時間15分)   大無間山までは小無間山から大無間山までの往復標準タイム4時間20分をプラスしなければなりません。    総括  1.前泊するなら井川の民宿もしくは少し手前の井川ダムで車中泊でも良いかも。井川ダムにはトイレもあり。  2.登山口駐車場は、諏訪神社駐車場。違反キップ覚悟なら路肩駐車。  3.ナイフリッジとトラロープ付近の安全性が保障できない。急登はリボンやテープも少なく踏み跡不明瞭。  4.大無間山往復には12時間必要。すなわち日照時間が長い5月か6月の日帰り、もしくは小無間小屋一泊か。  5.天気は降水確率0%の晴れにするべし。    んー、この山、家族や友達が「行きたいから連れて行って」と頼まれても「絶対ダメ」ときっぱり断ります。   明神橋登山口からの方が良いかな。また下見してみましょうか?     

大無間山 諏訪神社前の路肩に停めます。山梨ナンバーの車も一台停まっていました。
諏訪神社前の路肩に停めます。山梨ナンバーの車も一台停まっていました。
大無間山 諏訪神社に登山の安全を祈願しました。
諏訪神社に登山の安全を祈願しました。
大無間山 いったん林道に出てまた山道に入ります。注意書きがあります。
いったん林道に出てまた山道に入ります。注意書きがあります。
大無間山 登山届けを出して、
登山届けを出して、
大無間山 雷段からこの青テープがあります。食害予防ですかね。
雷段からこの青テープがあります。食害予防ですかね。
大無間山 雷段
雷段
大無間山 木が斜めに育っている。
木が斜めに育っている。
大無間山 倒木もあちらこちらにあり。
倒木もあちらこちらにあり。
大無間山 急登です。でも、後々考えると「亜」がつくほうかな。
急登です。でも、後々考えると「亜」がつくほうかな。
大無間山 日の光を浴びた緑はステキです。熊恐怖は頭の隅に追いやられ、
日の光を浴びた緑はステキです。熊恐怖は頭の隅に追いやられ、
大無間山 白いイワカガミがたくさん咲いていたり
白いイワカガミがたくさん咲いていたり
大無間山 シロヤシオかな?
シロヤシオかな?
大無間山 このベンチで小休止。
このベンチで小休止。
大無間山 小無間小屋の中をのぞいてみると・・・
小無間小屋の中をのぞいてみると・・・
大無間山 8畳ほどでしょうか?
8畳ほどでしょうか?
大無間山 ここから何度か小さなアップダウンがあって、
ここから何度か小さなアップダウンがあって、
大無間山 ピンク色のイワカガミもあり、
ピンク色のイワカガミもあり、
大無間山 こんな看板も随所に見られます。
こんな看板も随所に見られます。
大無間山 つぼみもまた可愛い。
つぼみもまた可愛い。
大無間山 おー!いよいよ問題のところですねー。
おー!いよいよ問題のところですねー。
大無間山 これが小無間山かー!!!
これが小無間山かー!!!
大無間山 崩落地より右に眼を向けるときれいな山なみ。
崩落地より右に眼を向けるときれいな山なみ。
大無間山 滑落したら救助する人も大変そうだな、なんて考えたりして、
滑落したら救助する人も大変そうだな、なんて考えたりして、
大無間山 手袋を置いてみました。写真だとあまりわからないかな。オレンジ色のロープがあります。ナイフリッジを渡り終えた岩場のほうが恐怖です。特に下り。
手袋を置いてみました。写真だとあまりわからないかな。オレンジ色のロープがあります。ナイフリッジを渡り終えた岩場のほうが恐怖です。特に下り。
大無間山 もう一枚。
もう一枚。
大無間山 渡り終えて振り返ってぱちり。
渡り終えて振り返ってぱちり。
大無間山 渡り終えた後のご褒美。でもこの後、ウルトラ急登。四本足の動物になった気分。
渡り終えた後のご褒美。でもこの後、ウルトラ急登。四本足の動物になった気分。
大無間山 アカヤシオですか!
アカヤシオですか!
大無間山 やっと山頂。
やっと山頂。
大無間山 山頂は眺望はありませんが、日があたって明るい。
山頂は眺望はありませんが、日があたって明るい。
大無間山 カウベルさんからもらった手袋ですよ。
カウベルさんからもらった手袋ですよ。
大無間山 同じく山頂の様子。おにぎり食べて出発します。今日はしまくろさんがいないから、食料が乏しい。
同じく山頂の様子。おにぎり食べて出発します。今日はしまくろさんがいないから、食料が乏しい。
大無間山 こんな幻想的な道を歩いて
こんな幻想的な道を歩いて
大無間山 道があるのかないのか、
道があるのかないのか、
大無間山 緊張度MAXの岩場を降りて、少し呼吸を整えましょう。
緊張度MAXの岩場を降りて、少し呼吸を整えましょう。
大無間山 渡り終えてもう一度写真におさめます。あの岩場が大変でした。岩場がぬれていなくてなくて良かったよ。
渡り終えてもう一度写真におさめます。あの岩場が大変でした。岩場がぬれていなくてなくて良かったよ。
大無間山 こんなところも
こんなところも
大無間山 小無間小屋付近はテントも張れそう。
小無間小屋付近はテントも張れそう。
大無間山 大無間山かな?いつ登れるかな?
大無間山かな?いつ登れるかな?
大無間山 日が傾き始めると心細くなり、こんな木の根っこでも遠くからは熊に見えて、
日が傾き始めると心細くなり、こんな木の根っこでも遠くからは熊に見えて、
大無間山 下りはかなり走りました。無事下山できたことを神社に感謝して、
下りはかなり走りました。無事下山できたことを神社に感謝して、
大無間山 駐車場に着きました。駐車違反キップはありませんでした。
駐車場に着きました。駐車違反キップはありませんでした。
大無間山 帰りに井川ダムに寄りました。お腹が空いた子猫は、売店があると書いてあったので寄ったのですがありません。でもトイレ発見。車中泊はここでもいいね。
帰りに井川ダムに寄りました。お腹が空いた子猫は、売店があると書いてあったので寄ったのですがありません。でもトイレ発見。車中泊はここでもいいね。

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