活動データ
タイム
07:49
距離
11.0km
のぼり
1874m
くだり
1870m
活動詳細
すべて見る日が暮れるとどうやら自分はマイナス思考になるらしい。 大無間山登山に向けて不安要素(①駐車場②ナイフリッジ③活動時間)があったため、それを確認すべく小無間山登山の計画を立てたのですが・・・。 登山前夜(5月14日) ダニにくわれて血液疾患になったらどうしよう。 熊に遭ったらどうしよう。 最も恐ろしいのは、小無間山までのあの崩落地を歩けるだろうか・・・。 「20時になっても家に連絡なければ捜索願出してね。それと保険はヤマップ保険入っているからね」 と家族に伝え、登山ルートをいつものように紙コピーしました。 虫除けスプレーを持ち、熊よけ鈴をセットし、ナイフリッジを歩くシミュレーションを繰り返しても不安はぬぐえません。 当日(5月15日) なかなか眠れなかったものの、緊張しているせいか当日は早めに目覚めました。 昨日の不安は、朝日が出る頃には「そうなった時はしょうがないね」に変わり、登山意欲満々。 井川の諏訪神社までは、1号線→県道27号線→県道189号線→県道60号線を通りました。 川根からのルートは接阻峡の道が細いのと、通行止めがあったらいやなので避けました。 今回の目的に対する実施評価は以下の通りです。 ①駐車場 諏訪神社前の道(県道60号線)の路肩に3~4台ほど停められるのでそこに駐車しました。 てしゃまんくの里にスペースありますが、登山のための駐車は禁止と書かれていました。車中泊も無理そうですね。 諏訪神社の駐車場もありません。 5月19日渉さんさんよりアドバイスいただき諏訪神社にも5~6台駐車できることがわかりました。 近くのおでん屋さんが開店していれば、料金払って停めさせてもらおうかとも考えましたが、下山後も閉まっていました。 ②ナイフリッジ 4m程の両側崩落地は幅30~40cmしかありません。でも想像していたよりも怖くない(個人の感想です)。 その先のトラロープのある急登のほうが緊張しました。岩に足をかける所がないんです。 登りよりも下りの方が緊張度MAXで、滑落の恐怖を感じトラロープをしっかり握り体重をかけてしまいました。 しかしこのロープ、直径15cm程(?)の木3本でしか結ばれていません。 崩落が進みこの木さえも根からなくなる恐れも。アー、オソロシヤ。 ③活動時間 6:11 駐車場 → 7:01 雷段 → 8:51 小無間小屋 → 9:45 鋸歯 → 10:50 小無間山山頂 11:07 山頂 → 12:03 鋸歯 → 12:45 小無間小屋 → 13:40 雷段 → 14:00 駐車場 登り:4時間39分(ヤマップ標準タイム6時間5分) 下り:2時間58分(標準タイム4時間15分) 大無間山までは小無間山から大無間山までの往復標準タイム4時間20分をプラスしなければなりません。 総括 1.前泊するなら井川の民宿もしくは少し手前の井川ダムで車中泊でも良いかも。井川ダムにはトイレもあり。 2.登山口駐車場は、諏訪神社駐車場。違反キップ覚悟なら路肩駐車。 3.ナイフリッジとトラロープ付近の安全性が保障できない。急登はリボンやテープも少なく踏み跡不明瞭。 4.大無間山往復には12時間必要。すなわち日照時間が長い5月か6月の日帰り、もしくは小無間小屋一泊か。 5.天気は降水確率0%の晴れにするべし。 んー、この山、家族や友達が「行きたいから連れて行って」と頼まれても「絶対ダメ」ときっぱり断ります。 明神橋登山口からの方が良いかな。また下見してみましょうか?
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