遠いよ!チロロ岳と西峰。

2018.05.16(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 55
休憩時間
50
距離
30.4 km
のぼり / くだり
1924 / 1913 m
2 16
48
1 23
1 39

活動詳細

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「チロロ岳行けるみたいだよ?」 っと、聞いて狙ってたチロロ岳。 連日の気温上昇で雪渓の様子が変わってるかわからないけど、島さんのログを参考に行ってきました。 パンケヌーシ林道は通行止めの為、ゲートから片道11キロの林道をスノーシューを背負って歩いて行きます。 熊対策はホイッスルを定期的に吹くのと熊鈴。そして熊スプレー。 林道の状況ですが、崩壊はあるものの概ね良好。ただし2箇所危険ゾーンあり。 1つ目は多分数日前は繋がっていたであろう道が川で分断されていました。 渡ろうにも深いし速い。靴を濡らさずには渡れないため20分位右往左往して川沿いの道が行けそうなので藪を漕いで岩壁に出てソコをへつり進みました。 10分位で林道に復帰。 更に進み、登山口前まで来ると、2つ目の危険ゾーン。 橋が崩落している為、徒渉するのですが増水のため渡れない。 またまた、右往左往して倒木がいい感じで倒れていたのでソコを渡ります。 ここが行き帰りで1番怖かった。 落ちたらアウトですが、倒木の一端は水が流れているので、流されないようストックで3点支持して確実に進みます。 無事渡るといよいよ沢に入ります。 雪渓は上手く繋がっておらず、所々落ちそうな所も多いためその場かぎりその場でルーファイは必須です。 下部は雪渓も高巻きも沢要素もあり大変でしたが徐々に沢が埋まり始めると、あとは急登の登りを頑張るだけです。 沢を詰めてたら、今度はチロロ稜線までの急登を登ります。 急登が弱いので休み休み進んでやっとこさ稜線に出ると、チロロ本峰は雪がなく、夏道を登りました。 スノーシューはデポしていきます。 配松は太もも位で高いところで胸位と日高にしては気にならない程度でした。途中ニセピークを通り登頂となります。 残念ながらガスが多かったので展望はあまり聞かなかったけど、日高の稜線はやっぱり綺麗です。 まだ時間もあるため西峰にも足をのばします。 スノーシューを回収してツボ足で行きました。 西峰の方は雪がまだ付いており、夏道も分かりづらいため雪を進みます。 ひたすら雪道を進んでの登頂でした。 西峰ではスズメバチっぽいのに付きまとわれたので早々に下山開始です。 西峰からはコルには戻らず、そのまま尻セードで一気に降りて10分位で下まで降りました。 沢はシューを履きましたが、雪が腐り過ぎてシューはズルズルだったので、ツボの方が安全だったかもです。 沢も中位まで落としたらツボに変更しましたが、踏み抜きは要注意です。 下りも登り同様に難儀しますが、無事降りれました。 あとは、林道を歩いて帰ります。 丸太を渡り、最後の徒渉は濡れても大丈夫なので浅いところを探して渡りました。 それでも膝上くらいまではありましたが。 林道では道路パトロールの車が道をチェックしていました。 林道も残り3キロのところで、今度は測量の方にお会いしてお話してると、「乗ってくかい?」とまさかの、申し出があり、断る理由もないので有り難く乗せていただきました! 本当にありがとうございました。 と言うことで、まさかの車でゴール。 今回は終始、熊の気配が全くなくてホッとしました。 あまり参考になりませんがこんな感じです。 林道は管理局に問い合わせしてます。

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