石造遺物ハイキング第7弾 西壱分・西菜畑

2018.05.17(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 53
休憩時間
0
距離
4.8 km
のぼり / くだり
138 / 139 m
1 53

活動詳細

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だいぶ北上してきました。生駒川より西の壱分・菜畑地区です。この地域の目玉は奥菜畑(西菜畑)の薬師様、生駒三薬師の1つです。つい最近まで、どこにあるかわからないスポットでしたが、多くの方のレポを元にGoogleがマップにランドマークを付けてしまって、簡単に行けるようになりました。Googleのランドマーク付けはすごいですね。私が発見した北倭村道路元標も、私のサイトで報告するとすぐに何食わぬ顔でランドマークを付けている。まるで昔から知っていたか、自分で調べたかのようです。まあ、多くの人が行きやすくなるのは良いことです。 説明中の数字は遺物調査報告書の資料番号です。 これまでのマップをご覧になるには私のサイトからご覧下さい。 http://www1.kcn.ne.jp/~fmikami/sekizoibutu/ibutuhiking.html

生駒山・神津嶽・大原山 今日の最初は西壱分地蔵堂、宮前橋を渡って突き当たりです。
今日の最初は西壱分地蔵堂、宮前橋を渡って突き当たりです。
生駒山・神津嶽・大原山 右から石龕地蔵菩薩(550)、地蔵菩薩(549)、十三仏種子板碑(551)、ナンバリングは並んでいる順番にして欲しいものです。
右から石龕地蔵菩薩(550)、地蔵菩薩(549)、十三仏種子板碑(551)、ナンバリングは並んでいる順番にして欲しいものです。
生駒山・神津嶽・大原山 北上して往馬神社にやってきました。立派な鳥居(554)です
北上して往馬神社にやってきました。立派な鳥居(554)です
生駒山・神津嶽・大原山 市教委の解説、神社の由緒書きは難しいので省略。
市教委の解説、神社の由緒書きは難しいので省略。
生駒山・神津嶽・大原山 手水鉢(553)には元禄3年の銘があります。
手水鉢(553)には元禄3年の銘があります。
生駒山・神津嶽・大原山 神社の森は奈良県の天然記念物に指定されています。その記念碑。
神社の森は奈良県の天然記念物に指定されています。その記念碑。
生駒山・神津嶽・大原山 見事な狛犬ですが、調査報告書への収録はありません。新しいのかな?そうとも思えないのですが・・・
見事な狛犬ですが、調査報告書への収録はありません。新しいのかな?そうとも思えないのですが・・・
生駒山・神津嶽・大原山 本殿遙拝所です。この向こうが本殿ですが直接は参拝できません。
本殿遙拝所です。この向こうが本殿ですが直接は参拝できません。
生駒山・神津嶽・大原山 本殿右手には神社ですが観音堂があります。
本殿右手には神社ですが観音堂があります。
生駒山・神津嶽・大原山 鎌倉期の十一面観音像です。堂内に入れませんが、隙間からの撮影はできます。
鎌倉期の十一面観音像です。堂内に入れませんが、隙間からの撮影はできます。
生駒山・神津嶽・大原山 北の参道を降っています。この付近が県天然記念物の椎林、祭礼の御輿はすでに紹介した別院を出発してこの坂を登ってきます。
北の参道を降っています。この付近が県天然記念物の椎林、祭礼の御輿はすでに紹介した別院を出発してこの坂を登ってきます。
生駒山・神津嶽・大原山 参道を降りきった先の道標(555)、修復跡があります。安政5年(1858年)の銘があります。「すぐ京ミち、左ほうざんじ道」とあるので、北上する道を京道と考えているようです。菜畑参道の道標①ということになります。
参道を降りきった先の道標(555)、修復跡があります。安政5年(1858年)の銘があります。「すぐ京ミち、左ほうざんじ道」とあるので、北上する道を京道と考えているようです。菜畑参道の道標①ということになります。
生駒山・神津嶽・大原山 道標すぐ東のお堂です。報告書では中菜畑二丁目の神楽橋横と分類されて、さっきの道標と別地区になってしまいました。屋根の下の阿弥陀様(513)と右手で雨に打たれている五輪塔残欠(512)。
道標すぐ東のお堂です。報告書では中菜畑二丁目の神楽橋横と分類されて、さっきの道標と別地区になってしまいました。屋根の下の阿弥陀様(513)と右手で雨に打たれている五輪塔残欠(512)。
生駒山・神津嶽・大原山 神楽橋を渡り、さらに生駒川にかかる橋を渡って京道と分かれます。生駒川沿いに榁木大師への道標。年々読みにくくなります。「榁木大師近道」まではわかるのですが、設置年が大正までしかわかりません。
神楽橋を渡り、さらに生駒川にかかる橋を渡って京道と分かれます。生駒川沿いに榁木大師への道標。年々読みにくくなります。「榁木大師近道」まではわかるのですが、設置年が大正までしかわかりません。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒川沿いを北上します。花の季節なら見事なのですが、葉桜です。
生駒川沿いを北上します。花の季節なら見事なのですが、葉桜です。
生駒山・神津嶽・大原山 ソメイヨシノなのにサクランボが沢山なっています。他の種の花粉で結実していると説明されるのですが、どうも納得できない。もっとも私は生物屋ではないので反論もできませんが・・・
ソメイヨシノなのにサクランボが沢山なっています。他の種の花粉で結実していると説明されるのですが、どうも納得できない。もっとも私は生物屋ではないので反論もできませんが・・・
生駒山・神津嶽・大原山 京道へ帰ってきました。もうすぐJPですが、この電柱の向こうに道標があるとはちょっと気づきません。
京道へ帰ってきました。もうすぐJPですが、この電柱の向こうに道標があるとはちょっと気づきません。
生駒山・神津嶽・大原山 電柱にかくれて「榁木大師近道」道標です。こちらは大正十年でしょうか。もう一つ自信がありません。
電柱にかくれて「榁木大師近道」道標です。こちらは大正十年でしょうか。もう一つ自信がありません。
生駒山・神津嶽・大原山 JP向かいにはこんな建物、菜畑公民館分館跡だそうです。門柱から、菜畑小学校の跡ではないかとにらんでいます。
JP向かいにはこんな建物、菜畑公民館分館跡だそうです。門柱から、菜畑小学校の跡ではないかとにらんでいます。
生駒山・神津嶽・大原山 菜畑公民館分館跡南の遺物群です。中央の六字名号碑(621)は永禄11年(1568年)ですが「生駒の古道」では間違って文禄名号碑となっています。その右手前は五輪塔残欠(525)、左が一尊像(530)、さらに左に石龕一尊像(528)、もっとも左が石龕一尊像(529)と思うのですが、五輪塔残欠(526)と宝筺印塔残欠(527)は判別できていません。
菜畑公民館分館跡南の遺物群です。中央の六字名号碑(621)は永禄11年(1568年)ですが「生駒の古道」では間違って文禄名号碑となっています。その右手前は五輪塔残欠(525)、左が一尊像(530)、さらに左に石龕一尊像(528)、もっとも左が石龕一尊像(529)と思うのですが、五輪塔残欠(526)と宝筺印塔残欠(527)は判別できていません。
生駒山・神津嶽・大原山 このカフェはおすすめというわけではありません。この先で古い京道に入ります。目印です。
このカフェはおすすめというわけではありません。この先で古い京道に入ります。目印です。
生駒山・神津嶽・大原山 圓光寺によりました。石造遺物で特筆するものはありません。
圓光寺によりました。石造遺物で特筆するものはありません。
生駒山・神津嶽・大原山 古い京道に戻って往馬神社からの菜畑参道にぶつかりました。菜畑参道の道標②です。今は記銘が埋もれていますが、「右ほうざん寺」という写真が残っています。
古い京道に戻って往馬神社からの菜畑参道にぶつかりました。菜畑参道の道標②です。今は記銘が埋もれていますが、「右ほうざん寺」という写真が残っています。
生駒山・神津嶽・大原山 大融寺に回り道しました。よく閉まっていますが、今日はラッキーなことに開いています。
大融寺に回り道しました。よく閉まっていますが、今日はラッキーなことに開いています。
生駒山・神津嶽・大原山 本堂左手に石造遺物があります。
本堂左手に石造遺物があります。
生駒山・神津嶽・大原山 右から六字名号碑(517)、種子碑(518)、圭頭城種子碑(519)、これは順序どおりだ。最右の六字名号碑が文禄名号碑です。
右から六字名号碑(517)、種子碑(518)、圭頭城種子碑(519)、これは順序どおりだ。最右の六字名号碑が文禄名号碑です。
生駒山・神津嶽・大原山 五輪塔が2基です。右から515、516と思うのですが、大きい方が515と大きさのみの判断です。
五輪塔が2基です。右から515、516と思うのですが、大きい方が515と大きさのみの判断です。
生駒山・神津嶽・大原山 見学を終えて山門前の植え込み、見頃です。
見学を終えて山門前の植え込み、見頃です。
生駒山・神津嶽・大原山 道ばたの石仏。左が五輪塔(522)、右が阿弥陀様(523)です。地蔵様は見当たりませんが、地蔵真言の石柱があります。
道ばたの石仏。左が五輪塔(522)、右が阿弥陀様(523)です。地蔵様は見当たりませんが、地蔵真言の石柱があります。
生駒山・神津嶽・大原山 菜畑参道の道標③、これは「右ほうざん寺」が読めます。
菜畑参道の道標③、これは「右ほうざん寺」が読めます。
生駒山・神津嶽・大原山 菜畑参道を離れて薬師様へ向かいます。深山幽谷といった雰囲気です。
菜畑参道を離れて薬師様へ向かいます。深山幽谷といった雰囲気です。
生駒山・神津嶽・大原山 薬師堂直前の阿弥陀堂と燈籠です。
薬師堂直前の阿弥陀堂と燈籠です。
生駒山・神津嶽・大原山 お堂の中の阿弥陀様(520)。
お堂の中の阿弥陀様(520)。
生駒山・神津嶽・大原山 立派な手水があるのですが、水が出ていません。
立派な手水があるのですが、水が出ていません。
生駒山・神津嶽・大原山 薬師堂です。お堂は鍵がかかっていますが、隙間からのぞけます。
薬師堂です。お堂は鍵がかかっていますが、隙間からのぞけます。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒三薬師の1つ石龕薬師如来座像(521)です。
生駒三薬師の1つ石龕薬師如来座像(521)です。
生駒山・神津嶽・大原山 手水の導水パイプと思われるパイプが切断されています。これでは水が出るはずもない。馬の足跡石なるものはこの先です。
手水の導水パイプと思われるパイプが切断されています。これでは水が出るはずもない。馬の足跡石なるものはこの先です。
生駒山・神津嶽・大原山 これが足跡石、薬師様が馬で降臨されたとのことです。その足跡らしい。
これが足跡石、薬師様が馬で降臨されたとのことです。その足跡らしい。
生駒山・神津嶽・大原山 この辺が足跡なんですかねえ。
この辺が足跡なんですかねえ。
生駒山・神津嶽・大原山 こちらかな、同じ石です。
こちらかな、同じ石です。
生駒山・神津嶽・大原山 降って帰ります。古物ではありませんが、円応教の地蔵様、道からは背中しか見えません。
降って帰ります。古物ではありませんが、円応教の地蔵様、道からは背中しか見えません。
生駒山・神津嶽・大原山 ついでなので菜畑城跡を通って帰ります。山頂の城跡と思われる所、何もありません。
ついでなので菜畑城跡を通って帰ります。山頂の城跡と思われる所、何もありません。
生駒山・神津嶽・大原山 周囲には堀跡らしき溝があります。
周囲には堀跡らしき溝があります。

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