活動データ
タイム
12:22
距離
26.9km
のぼり
1602m
くだり
1602m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 あかんだな駐車場から上高地行きバスに乗車します。バスの始発は6時20分、以降30分ごとに出発。バスは往復2,050円、駐車場は1日600円でした。 【天気】 1日目 曇り〜快晴 2日目 快晴 【コース状況】 上高地BT〜横尾 ハイキングコースですが、登山道が崩落し迂回路が設置されている箇所があり。 横尾〜稜線上2624m地点 整備された登山道です。標高2400m付近から登山道に雪が続くようになりました。赤テープの目印はありますが、トレースが薄く迷いやすいポイントもあります。日中は雪が腐っているので、アイゼンは必要ないと思います。 稜線上2624m地点〜蝶槍〜蝶ヶ岳 快適な稜線歩き。 蝶ヶ岳〜徳澤 赤テープとトレースは比較的明瞭。樹林帯の中を歩くので眺望は無し。朝は雪が締まっていましたが、踏み抜いた穴が多数あり。気温が上がると踏み抜き地獄になりそう。 コースに特に危険なところは無いと思います。 【感想/記録】 週末は北穂高岳へ関西チームと登る予定でしたが、残念な荒れ模様のお天気で計画は流れてしまいました。前線が南下して土曜日の朝まで雨、その後はお天気が回復するも稜線上は爆風の予報。せめて穂高連峰の姿だけでも見てみたい、お天気が良さそうなら夕陽とご来光も。と言う訳で蝶ヶ岳へ登り、蝶ヶ岳ヒュッテに1泊することに。この時期なら横尾か蝶ヶ岳ヒュッテでテン泊したいところですが、強風の稜線でお気楽に夕陽とご来光を見るのなら、テン泊よりも山小屋泊ですね。 ■1日目 活動時間:7時間13分 活動距離:14.88km 高低差:1,180m 累積標高上り/下り:1,490m/344m 消費カロリー: 2985kcal アカンダナ駐車場には6時40分頃に到着。お天気が悪い予報のせいか閑散としていました。朝は雨が降るようなので、始発のバスは狙わず7時20分発のバスに乗りましたが、始発便でも無いため乗客はたったの4人。上高地は8時前からのゆっくりスタート。今日は蝶ヶ岳ヒュッテに行くだけなので急ぐ必要もありません。霧雨のような細かな雨がちょっと降り、風も吹いてやっぱり標高の高い場所は風が強そう。でも雨上がりの上高地は草木が瑞々しく美しい。 徳沢手前の河原ではちょっと強めの風が吹きましたが、樹林帯に入ると風は収まり、10時半頃に横尾に到着。ここまでほぼノンストップだったので、給水して行動食を食べて出発。ようやく坂を登りますが、すぐに暑くなりジャケットを脱ぐ羽目に。11時半頃に標高2000m手前のベンチで、ちょっと早い昼食を食べましたが、すぐ上に見晴らしの良いベンチがあり、ここで食べれば良かった。 標高2100mを超えると登山道の所々に雪、標高2200mを超えると登山道に雪が残るようになりました。目印の赤テープはあるものの、トレースが薄いので注意していないと迷いそう。アイゼンを付けるほどではないけど、時々滑って歩きづらい。雪渓の端に足を乗せると踏み抜きまくり、踏み抜き地獄となりました。たまらずストックを出して登りますが、体力が奪われてペースダウン。 標高2400mくらいから雪が続くようになり、踏み抜き地獄も収まりました。樹林帯を抜けると爆風なので、その前にアウターを着ようと構えていたら、風はそこまで強くなく肩透かしでした。お天気は回復して青空が広がり、後ろを振り向くと穂高連峰〜槍ヶ岳の大パノラマ。時間があるので蝶槍まで稜線を歩いたら、さすがに風は強いもののアウターを着なくても問題無い程度。 蝶槍に到着すると風は強いものの、穂高連峰にかかっていた雲が晴れて、目の前には北アルプスの素晴らしい眺望が広がっていました。常念岳もはっきりと見えてワンダホーな景色です。雨上がりのせいかモヤも晴れて遠くの山々まで見通せます。せっかくなのでこの眺望を見ながらちょっと一休み。また稜線を歩き蝶ヶ岳ヒュッテを過ぎて、蝶ヶ岳に到着。穂高連峰の雲も晴れ渡り、安曇野市方面には雲海が広がります。 蝶ヶ岳ヒュッテで宿泊の受付を済ませて、着替えてから荷揚げしたビールを雪渓で冷やし、穂高連峰の絶景を見ながら乾杯です。眼下に低い雲はありますが、空は晴れ渡り快晴。しばらく絶景を眺めてから蝶ヶ岳ヒュッテに戻り、夕食を頂きました。その後はまた外に出て夕日を撮影。ちょうど大キレットに沈む夕日を見ることができました。この後は疲れたので8時前は寝ました。 ■2日目 活動時間:5時間10分 活動距離:11.56km 高低差:1,172m 累積標高上り/下り:179m / 1,334m 消費カロリー: 2142kcal 翌朝はご来光を撮影するために4時前に起床し、蝶ヶ岳山頂へ。風はちょっと吹いていましたが昨日よりも弱く、アウターを着ていれば大丈夫でした。空には一点の雲も無い快晴。東の空が赤くなり、ご来光が登ると穂高連峰が赤くなり、素晴らしいモルゲンロートが拝めました。十分眺望を堪能したら、一旦蝶ヶ岳ヒュッテに戻り、外のベンチで穂高連峰を見ながら朝食とコーヒーを頂きました。 6時半に蝶ヶ岳ヒュッテを出発。素晴らしい眺望も樹林帯に入ると、すぐに見えなくなりました。朝は雪渓が硬くなっていたので、アイゼンを付けて下山。途中すぐに雪が切れたりする箇所もあり。暑くなったので、長塀山でアウターを脱ぎ進みますが、標高が中々下がらないし、倒木があって歩きづらい。標高2490mほどでいきなり雪が切れてしまったので、アイゼンを解除したら、すぐに雪がまた続くように。面倒ですがまたアイゼンを装着。雪が切れてきたので、標高2300m手前でアイゼンを解除。この後は中途半端に雪が残る残雪期のいやらしい状態に。標高2200mを切るとようやく登山道にほぼ雪が無くなってきました。 夏道になったのでドンドン9時半過ぎにようやく徳沢に到着。休み無しに歩いて来たのでベンチでコーヒーブレーク。ついでに暑いのでゲーターとオーバーパンツを脱いで、軽装になって出発。上高地の晴れた新緑の中を歩くのは気持ち良いですね。明神を過ぎて河童橋に到着すると、観光客で賑わっていました。去年日帰りで蝶ヶ岳に登った時にはガスで眺望は今ひとつでしたが、今回は一点の雲も無い快晴。蝶ヶ岳にたどり着くまでは長い林道歩きと、眺望の無い樹林帯が長く続きますが、素晴らしい槍・穂高の眺望を見るとそんな苦労は吹き飛びました。北穂高岳に登れなかったのは残念でしたが、素晴らしい眺望を堪能できました(^_^)。 【注意点や反省点】 蝶ヶ岳ヒュッテは一泊二食付きで9,500円、今回は夕食のみにしたので8,000円。19日の宿泊者は20名ちょっとほど。テントは3張り。夕食は17時半から。屋外用トイレが男女一個づつ屋内に設置してありました。飲料水は200円 /リットルなので、横尾山荘で給水していくのが良いかと思います。ソフトバンクの電波は安曇野市が見える稜線上だと、やや不安定ながらも通じました。 軽アイゼンで済むのなら、アウトソールが柔らかく歩きやすい登山靴でもよかった。 通路をはさんで向かいの部屋に寝ていた男性、夜早くから朝の6時まで熟睡されていましたが、何が楽しくて蝶ヶ岳まで登ったのだろうと感じました。余計なお世話ですが。 てんくらやヤマテンは爆風の予報でしたが、涸沢カールは東南向き、今回の北向きの爆風は、穂高連峰が盾になってくれそうなので、爆風予報でも稜線に出るまでは比較的風は弱かったかも。やっぱり北穂高岳に行っていればよかった〜。 蝶ヶ岳山頂の5月19日(土)の日の入りは18時41分、5月20日(日)の日の出は4時36分。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 1,429 988 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 349 126 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 15 14 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 295 45 ウォーキングの距離(km) 25.7 22.4 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 33.182 28,160 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 50〜139 58〜113 体重 63.9 -> 63.5
活動の装備
- オークリー(Oakley)OAKLEYオークリーPRIZMプリズムサングラスRADARLOCKPATHレーダーロックパスOO9206-28009206-289206-28
- ペツル(PETZL)ライド
- モンベル(mont-bell)ウインタートレッキンググローブ Men's
- スント(SUUNTO)SUUNTO AMBIT3 PEAK
- その他(Other)iPhone8 スペースグレイ
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)タイフォンアウトドライEXTグローブ
- バーグハウス(berghaus)ゴアテックス オーバートラウザー
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)STRETCH TYPHOON JACKET MENS
- その他(Other)Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
- モンベル(mont-bell)LXB-12アイゼン
- モンベル(mont-bell)GORE-TEX アルパインスパッツ
- その他(Other)モンベル(mont-bell)ジェットボイルZIP1824325ブラック
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)ダイアティッシマ35
- オリンパス(OLYMPUS)OLYMPUS標準ズームレンズED12-40mmF2.8防塵防滴マイクロフォーサーズ用M.ZUIKOED12-40mmF2.8PRO
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