冠雪の粟ヶ岳

2015.11.01(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:25

距離

8.6km

のぼり

1227m

くだり

1229m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 25
休憩時間
35
距離
8.6 km
のぼり / くだり
1227 / 1229 m
1 31
26
1 5

活動詳細

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一年前、山登りを始めるにあたり、最初に登ったのが粟ヶ岳です。 粟ヶ岳を登ることができれば、日本のどんな山でも大丈夫と言われているくらいキツイ山として知られているそうですが、登山初心者にそんなことが分かるはずもなく、一年前は何とか登頂は果たしたものの、腿とふくらはぎの痙攣と膝の強い痛みで限界を感じ、帰路は四つん這いになって、下山したという苦い思い出があります。 その後、概ね月一回ペースで登山を重ね、筋力、体力、精神力を鍛えてきたつもりです。 一年前は情けないほどに歯が立たなかった粟ヶ岳に、今の自分がどれだけ太刀打ちできるかを知るために、暗闇の中、自分の山登りの原点でもある粟ヶ岳の加茂水源地登山口に行ってきました。 一年前は登り3時間、下り3時間半だったと記憶していますが、今回はすこぶる体調も良く、登り2時間20分、下り1時間40分で、膝の痛みや体力の問題も全く感じることなく、驚くほど順調に下山することができました。地道に山登りを続けることで、まるで違う身体を手に入れることがでたようです。朝早く出たこともあり、今年の粟ヶ岳の初雪の山頂は恐らく私が初めて踏んだのでしょう。相重なって、とても気分が良い一日でした。 加茂水源地登山口 5:00 砥沢ヒュッテ 6:30 山頂 7:20(2時間20分) 休憩 0:20(20分) 山頂 7:40 加茂水源地登山口(1時間40分) 登るときは夜明け前で、全然分からなかったのですが、8合目付近から積雪がありました。稜線で風に吹かれるとかなり寒く、懸命に行動していても体温の低下を感じるほどでした。 登山口の気温は7℃くらいだったので、ファイントラックのスキンメッシュロングをインナーに、ミレーのポーラテックのTシャツという格好で歩いていたのですが、これではさすがに寒い。でも、身体からは湯気が出るくらいの状態で、ジャケットを着るには暑すぎます。 こんな時を想定して、春秋用にと購入したソフトシェルのパタゴニア アズハイブリッドベストを買ったので、早速着用してみました。これがすこぶる具合が良い。ソフトシェルで耐風仕様の上、素材はフリース生地なので、体温を奪われることなく、湿気と熱を徐々に外部へ放出してくれます。ベストで腕が開放されているため、腕部は直接放熱してくれるので、ちょうどいい具合です。 山頂ではジャケットを着用して、カップ麺とおにぎりで朝食。その後、下山し、9:30から開いている加茂美人の湯で汗を流して帰宅しました。

動画

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