活動データ
タイム
10:31
距離
20.8km
のぼり
2975m
くだり
2970m
活動詳細
すべて見るある日、空から児玉清さんが降ってきて、「白の方、笊ヶ岳の挑戦権を獲得!」と宣言した夢を見た事にして笊ヶ岳に行ってきました。 そろそろ残雪も無くなる頃合い、てんくらは余裕のA判定、晴れ予報で気温は少し低めと最高の条件が整いました。 南アの展望台と謳われる絶景を見て、夏の縦走コースのイメージクラブ、もといイメージプレイをするのが目的です。又、大無間山と並び称される難関コースをクリアして、南アルプスの横っ面に挑戦状を叩きつけてやります。 名古屋から伊勢湾岸と新東名を突っ走り、新清水で降りて下道を走ること計4時間、老平の駐車場に着きました。 4時前で既に一台、その後も直ぐに後続車両が2台やって来る意外な展開。今日はマニアが集う日の様です。イヤな予感がビンビコビンです。 今日は日焼け止めもバッチリ塗りたくり、サングラスの準備も万全です。5月にして既に顔がリーマンにあるまじき黒さなので、社内での評判が気になるところです。 4時過ぎに出発して、まだ薄暗い中をヘッデンを付けて歩きます。が、直ぐに眩しい光に照らされる…おや、5時を過ぎてもまだ暗い… 林道だからしょうがないですね。 6時近くになりようやく新緑が美しい木々に日の光が当たります。朝焼けで緑が黄色く見えて、まるで紅葉前の様です。 が、自分の周りはややボンヤリしています。おやおや、なんだかガスってませんかねぇ… 渡渉箇所で先行者に追いつきました。どうやら靴を脱いで渡ったらしく、私にも靴を脱いでココを歩くといいよとアドバイスしていただきました。 しばらく考えるフリをして、先に行かれたのを確認してからピョンピョーンと華麗な八双飛びを決めました。今日も我が道を押し通します。 渡渉後は山の神までは葛折りの連続、ですが気温もヒンヤリ、ガスっているのが幸いして喉も乾かずスンナリ通過します。どうせ樹林帯で景色は望めないので好都合でした。 山の神からはひたすら「少しキツイ勾配」が延々と続きました(´Д` ) コレはとんでもないバカ尾根です。燕岳の合戦尾根なんて準備体操レベルに思えます。山がマイナーだからでしょうか?バカ尾根マニアが泣いて喜びそうです。 しかし、今回は急登対策として「モミモミタイム」を導入しました。1時間毎にちゃんと座って休憩し、疲れた筋肉を揉みほぐし、膝の皿のストレッチを行い、疲労から来る膝痛を予防しました。 コレが効果覿面で、マッサージ後は足が軽く感じて、休憩時間を取るタイムロスを十分補えました。 2000mを超えても相変わらずガスの中、そろそろ山頂の具合が気になってきます。おかしい、今日はピーカン予報、モクモクさんの出る幕などありません。髪の毛に触れると雨に降られたかの如くビショビショです。 布引山手前の崩落地で視界が開けました。が、モクモクさんに包まれて何も見えません(´Д` ) 危ない箇所を見て恐怖心を持たせない様にと、モクモクさんの粋な計らいだと強引に決めつけて後にします。 そして嫌がらせの様な下りと上り返しを経て、ようやくの登頂です。そこは360度見渡す限りのホワイティな世界。赤石も聖も富士山も何も見えない驚きの白さです(´Д` ) すっかり白が似合う男になりました。モクモクさんは私にベタ惚れの様です。 山頂は徐々に賑わいを増して、驚くことに8人程のひとだかりです。皆さんに申し訳ない気持ちを抱きながらコーヒーを飲んでガスが引くのを待ちましたが、一向に晴れる様子は無く、明日の仕事に備えてそそくさと下山しました。 200m程下ったところで空に晴れ間が広がって来ました。このパターンは… 崩落地に着くと、トレランの方が休憩中でガスが晴れてきたと言うので少し待って見ました。 するとガスが徐々に晴れて南ア南部の名峰の姿が!と思ったら山頂付近だけはガスが引っかかって取れません。惜しい。 しばらく待ってもガスが晴れる気配はないので諦めて下山しました。 膝がジンジンして来るのを我慢しながら下山していると、ようやく汗ばむ陽気がやってきました(´Д` ) もう今更です。木に囲まれて何も見えません。ハイドレ以外の水を捨ててしまったことに後悔しながら下山となりました。 下界は素晴らしい晴天が広がっていました。山頂で粘っていた方は良い景色が見られたでしょうか? 順番的に次は晴れるはずなので、景色の良いところに行って見たいと思います。 今日の交通費 高速代 7250円、ガソリン代 役5000円 移動時間 役8時間 やはりアクセスが一番苦労しました(´Д` ) 南アルプスの日帰りはキツイ…お財布的に ( ´Д`) 終わり (´Д` )
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