石造遺物ハイキング第8弾 宝山寺正面参道~新参道

2018.05.20(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 18
休憩時間
0
距離
6.8 km
のぼり / くだり
400 / 401 m
1 19
37
30
7
29

活動詳細

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宝山寺参道は沢山あります。正面参道とは菜畑の傍示の辻で古堤街道、清滝街道と別れ、通称おばけ燈籠脇を通る参道ですが、今では裏参道と呼ぶ人もいるようです。元はこれが本参道でした。ここでいう新参道が駅前からの現在の本参道です。正面参道については、おばけ灯籠から上はよく紹介されていますが、傍示の辻からそこまでがはっきりしません。「生駒の古道」が紹介する道もわかりにくく、たどるのは難しいようです。なんとかたどってみましたが、明治の道とはかなりずれており、「生駒の古道」がなぜこのコースを正面参道として記述しているのかもう一つ納得がいかないのですが、とにかく紹介どおりの道をたどってみました。 説明に出てくる数字は例によって「石造遺物調査報告書」の資料番号です。 これまでのマップをご覧になるには私のサイトからご覧下さい。 http://www1.kcn.ne.jp/~fmikami/sekizoibutu/ibutuhiking.html

生駒山・神津嶽・大原山 最初は古堤街道を通ります。東生駒二丁目交差点のセブンイレブン北の道から出発です。
最初は古堤街道を通ります。東生駒二丁目交差点のセブンイレブン北の道から出発です。
生駒山・神津嶽・大原山 すぐに燈籠とお堂があります。この燈籠おばけ灯籠と似ていますね。
すぐに燈籠とお堂があります。この燈籠おばけ灯籠と似ていますね。
生駒山・神津嶽・大原山 まずは東山地蔵尊(511)。
まずは東山地蔵尊(511)。
生駒山・神津嶽・大原山 少し西へ進むと、小さなお堂に3体の仏様、生駒市文化財マップでは間違ってこの位置が東山地蔵になっています。
少し西へ進むと、小さなお堂に3体の仏様、生駒市文化財マップでは間違ってこの位置が東山地蔵になっています。
生駒山・神津嶽・大原山 清滝街道とぶつかりました。ここが傍示の辻で正面参道の始まりです。
清滝街道とぶつかりました。ここが傍示の辻で正面参道の始まりです。
生駒山・神津嶽・大原山 この道標の上面は東西南北が明記されています。移動しているのですが、方角は正しく設置されています。移された道標はよくいい加減な向きに設置されるのですが、これは無視できなかったようです。
この道標の上面は東西南北が明記されています。移動しているのですが、方角は正しく設置されています。移された道標はよくいい加減な向きに設置されるのですが、これは無視できなかったようです。
生駒山・神津嶽・大原山 その脇のお堂の身替わり地蔵尊(510)。調査報告書では道路脇などと書かれています。
その脇のお堂の身替わり地蔵尊(510)。調査報告書では道路脇などと書かれています。
生駒山・神津嶽・大原山 菜畑駅を過ぎるととうふ専門店があります。おいしいのですが、日曜日でお休みです。湯豆腐の季節はよく買います。これからは冷や奴の季節か。
菜畑駅を過ぎるととうふ専門店があります。おいしいのですが、日曜日でお休みです。湯豆腐の季節はよく買います。これからは冷や奴の季節か。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒川を渡り、168号バイパスを渡ります。この正面が参道です。
生駒川を渡り、168号バイパスを渡ります。この正面が参道です。
生駒山・神津嶽・大原山 進むと右への分岐ですが、「生駒の古道」の説明では150mほど進んだところ、もう一つ先の辻になります。
進むと右への分岐ですが、「生駒の古道」の説明では150mほど進んだところ、もう一つ先の辻になります。
生駒山・神津嶽・大原山 この辻を右折です。このあたりは明治の地図にほぼしたがっています。
この辻を右折です。このあたりは明治の地図にほぼしたがっています。
生駒山・神津嶽・大原山 少し進むと左に階段、実はこの階段を進む方が明治地図コースに近いようなのですが、公道と思えない道です。パスします。
少し進むと左に階段、実はこの階段を進む方が明治地図コースに近いようなのですが、公道と思えない道です。パスします。
生駒山・神津嶽・大原山 「生駒の古道」の説明どおり階段を上りますが、だいぶ明治地図コースから離れてしまいました。
「生駒の古道」の説明どおり階段を上りますが、だいぶ明治地図コースから離れてしまいました。
生駒山・神津嶽・大原山 階段を上って丘の上に出ました。正面に般若窟が見えます。説明されているルートは直進ですが、参拝客がよく立ち寄ったらしい安楽寺に寄り道することにします。
階段を上って丘の上に出ました。正面に般若窟が見えます。説明されているルートは直進ですが、参拝客がよく立ち寄ったらしい安楽寺に寄り道することにします。
生駒山・神津嶽・大原山 真宗本願寺派だそうです。めぼしい石造遺物はないのですが、落ち着いた寺です。お寺さんは大抵落ち着いているか。
真宗本願寺派だそうです。めぼしい石造遺物はないのですが、落ち着いた寺です。お寺さんは大抵落ち着いているか。
生駒山・神津嶽・大原山 菊水紋ですね。このお寺の情報が少ないので由来がよくわかりません。
菊水紋ですね。このお寺の情報が少ないので由来がよくわかりません。
生駒山・神津嶽・大原山 元の道に帰って進むと階段、この地点は明治地図でも参道ルートです。
元の道に帰って進むと階段、この地点は明治地図でも参道ルートです。
生駒山・神津嶽・大原山 階段を下って道路を横断すると道標(524)。少し北から移ってきましたが、向きが変です。移設した人は寶山寺がよく見えるのが大事とでも考えたのでしょう。
階段を下って道路を横断すると道標(524)。少し北から移ってきましたが、向きが変です。移設した人は寶山寺がよく見えるのが大事とでも考えたのでしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 緑ヶ丘中学校脇を通過します。飯盒炊飯設備があります。
緑ヶ丘中学校脇を通過します。飯盒炊飯設備があります。
生駒山・神津嶽・大原山 直進すると階段にぶつかります。おばけ灯籠が上の方に見えています。
直進すると階段にぶつかります。おばけ灯籠が上の方に見えています。
生駒山・神津嶽・大原山 おばけ灯籠まで上ってきました。このベンチは一時壊れて無くなっていましたが、きれいなものが新設されました。
おばけ灯籠まで上ってきました。このベンチは一時壊れて無くなっていましたが、きれいなものが新設されました。
生駒山・神津嶽・大原山 ここから敷石道です。右手に新しい石標が見えます。この付近の敷石は復元というより新設に近い。
ここから敷石道です。右手に新しい石標が見えます。この付近の敷石は復元というより新設に近い。
生駒山・神津嶽・大原山 由緒書きです。
由緒書きです。
生駒山・神津嶽・大原山 一丁石です。この付近から古道らしくなります。
一丁石です。この付近から古道らしくなります。
生駒山・神津嶽・大原山 敷石道が続きます。距離から考えるとこの付近が二丁なのですが、丁石は失われています。
敷石道が続きます。距離から考えるとこの付近が二丁なのですが、丁石は失われています。
生駒山・神津嶽・大原山 三丁石です。
三丁石です。
生駒山・神津嶽・大原山 四丁石、埋もれて低いので草に隠されそうです。
四丁石、埋もれて低いので草に隠されそうです。
生駒山・神津嶽・大原山 ここからほんの少しの間、全然古道でなくなります。道を間違えたのかと思います。
ここからほんの少しの間、全然古道でなくなります。道を間違えたのかと思います。
生駒山・神津嶽・大原山 これがなければ不安です。やっと安心。
これがなければ不安です。やっと安心。
生駒山・神津嶽・大原山 ここもわかりにくいですね。左は市道9号線。鬼取へ行けます。宝山寺へは右へ進みます。
ここもわかりにくいですね。左は市道9号線。鬼取へ行けます。宝山寺へは右へ進みます。
生駒山・神津嶽・大原山 五丁石を見てやっと安心ですが、これ新しいですね。参道案内として作られたものでしょう。
五丁石を見てやっと安心ですが、これ新しいですね。参道案内として作られたものでしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 女人堂跡です。
女人堂跡です。
生駒山・神津嶽・大原山 両側に燈籠が立っています。
両側に燈籠が立っています。
生駒山・神津嶽・大原山 この道は旧菜畑参道の最上部と思われます。ただし、市道9号線から下は通れません。
この道は旧菜畑参道の最上部と思われます。ただし、市道9号線から下は通れません。
生駒山・神津嶽・大原山 菜畑参道の道標(494)です。これも向きがおかしい。先ほどの分岐から移動したのでしょう。
菜畑参道の道標(494)です。これも向きがおかしい。先ほどの分岐から移動したのでしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 六丁石(495)です。正面参道の丁石はこれだけ報告書に収録されています。どういう基準でしょう。
六丁石(495)です。正面参道の丁石はこれだけ報告書に収録されています。どういう基準でしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 正面参道終了です。もっともこの道が本参道だった時代には、この上も正面参道の続きだったのでしょう。この道を降るときは目印がありません。おまけにしょっちゅう車が通行妨害しています。
正面参道終了です。もっともこの道が本参道だった時代には、この上も正面参道の続きだったのでしょう。この道を降るときは目印がありません。おまけにしょっちゅう車が通行妨害しています。
生駒山・神津嶽・大原山 参道を上らず回り込んで、岩谷滝大聖院に来ました。
参道を上らず回り込んで、岩谷滝大聖院に来ました。
生駒山・神津嶽・大原山 奥の滝行場。
奥の滝行場。
生駒山・神津嶽・大原山 下の滝病場。
下の滝病場。
生駒山・神津嶽・大原山 回り道をしたのはこの道標のためです。庄兵ヱ道の最初の道標。
回り道をしたのはこの道標のためです。庄兵ヱ道の最初の道標。
生駒山・神津嶽・大原山 その右の巨大道標。少し上から引っ越してきました。暗峠・宝山寺道の道標です。道標としては役に立たなくなり、山中で海上安全祈願をしています。
その右の巨大道標。少し上から引っ越してきました。暗峠・宝山寺道の道標です。道標としては役に立たなくなり、山中で海上安全祈願をしています。
生駒山・神津嶽・大原山 駐車場下の休憩所で休みます。「生駒八景の7 奈良盆地展望]と書いてあるんですが、木が茂って見えないよう。他の生駒八景ってどこだろう?研究しときます。
駐車場下の休憩所で休みます。「生駒八景の7 奈良盆地展望]と書いてあるんですが、木が茂って見えないよう。他の生駒八景ってどこだろう?研究しときます。
生駒山・神津嶽・大原山 いよいよ宝山寺ですが、まず周辺から。山上ハイキング道脇のこんな所を上ります。
いよいよ宝山寺ですが、まず周辺から。山上ハイキング道脇のこんな所を上ります。
生駒山・神津嶽・大原山 竹林寺にあったと推測される十三重層塔(500)。
竹林寺にあったと推測される十三重層塔(500)。
生駒山・神津嶽・大原山 元に戻って宝山寺へ進みます。坂道直前の植え込み、看板の下に気づいていた人いますか?
元に戻って宝山寺へ進みます。坂道直前の植え込み、看板の下に気づいていた人いますか?
生駒山・神津嶽・大原山 道標(507)が隠れん坊しています。「右大坂、左奈良」ですが、元はどこにあったものやら。
道標(507)が隠れん坊しています。「右大坂、左奈良」ですが、元はどこにあったものやら。
生駒山・神津嶽・大原山 坂を下って右が岩谷滝道標、左が十三丁石(509)。13丁という数字は駅前からの距離として適当ですが、10から12丁石はありません。
坂を下って右が岩谷滝道標、左が十三丁石(509)。13丁という数字は駅前からの距離として適当ですが、10から12丁石はありません。
生駒山・神津嶽・大原山 境内の道標(508)。「おく乃いん道」を示しています。
境内の道標(508)。「おく乃いん道」を示しています。
生駒山・神津嶽・大原山 般若崫を見上げています。宝甁塔(497)はこの頂上なので見に行けません。
般若崫を見上げています。宝甁塔(497)はこの頂上なので見に行けません。
生駒山・神津嶽・大原山 般若窟前の十三重層塔(498)。
般若窟前の十三重層塔(498)。
生駒山・神津嶽・大原山 その左に瀧詠碑(504)。「岩屋般若窟を詠む」とありますが、ここに滝があったのでしょうか?
その左に瀧詠碑(504)。「岩屋般若窟を詠む」とありますが、ここに滝があったのでしょうか?
生駒山・神津嶽・大原山 さらに左に宝筺印塔がありますが、その右下の石碑は道標です。
さらに左に宝筺印塔がありますが、その右下の石碑は道標です。
生駒山・神津嶽・大原山 「右般若窟、左奥之院 道」だそうです。奥の院へ向かいます。
「右般若窟、左奥之院 道」だそうです。奥の院へ向かいます。
生駒山・神津嶽・大原山 途中沢山の地蔵様がいますが、この中央の地蔵様(501)だけ報告書に記載されています。実はもう1体記載があるのですが、判定できていません。
途中沢山の地蔵様がいますが、この中央の地蔵様(501)だけ報告書に記載されています。実はもう1体記載があるのですが、判定できていません。
生駒山・神津嶽・大原山 奥の院付近の水船(506)です。
奥の院付近の水船(506)です。
生駒山・神津嶽・大原山 奥の院裏手の五輪塔(496)。
奥の院裏手の五輪塔(496)。
生駒山・神津嶽・大原山 仏足石があります。
仏足石があります。
生駒山・神津嶽・大原山 重文の獅子閣は建物にかくれてよく見えないのですが、鐘撞き堂の後に何とか少し見えます。ちゃんと見るには特別拝観が必要です。庭園には層塔(499)や、手水鉢(505)があります。
重文の獅子閣は建物にかくれてよく見えないのですが、鐘撞き堂の後に何とか少し見えます。ちゃんと見るには特別拝観が必要です。庭園には層塔(499)や、手水鉢(505)があります。
生駒山・神津嶽・大原山 報告書記載のない石造物が山のようにありますが、きりがないので退去して駅前参道を降ります。山頂ハイキング道と分かれるところの岩谷滝道標。
報告書記載のない石造物が山のようにありますが、きりがないので退去して駅前参道を降ります。山頂ハイキング道と分かれるところの岩谷滝道標。
生駒山・神津嶽・大原山 九丁石(493)。
九丁石(493)。
生駒山・神津嶽・大原山 八丁石(492)。
八丁石(492)。
生駒山・神津嶽・大原山 大鳥居です。元は生駒駅前にあったものを駅前改良の際にここに移しました。
大鳥居です。元は生駒駅前にあったものを駅前改良の際にここに移しました。
生駒山・神津嶽・大原山 七丁石(491)。
七丁石(491)。
生駒山・神津嶽・大原山 この付近の参道はきれいに修復されました。
この付近の参道はきれいに修復されました。
生駒山・神津嶽・大原山 熊鷹大明神というのはお稲荷さんなのでしょうか?キツネが門番をしているのですが・・・
熊鷹大明神というのはお稲荷さんなのでしょうか?キツネが門番をしているのですが・・・
生駒山・神津嶽・大原山 六丁石(490)。
六丁石(490)。
生駒山・神津嶽・大原山 五丁石(489)。
五丁石(489)。
生駒山・神津嶽・大原山 四丁石ですが、報告書記載のもの(488)は失われて、新しくなっています。元の丁石はどうなったのでしょう?
四丁石ですが、報告書記載のもの(488)は失われて、新しくなっています。元の丁石はどうなったのでしょう?
生駒山・神津嶽・大原山 榁木大師の出張所があります。
榁木大師の出張所があります。
生駒山・神津嶽・大原山 三丁石(487)。
三丁石(487)。
生駒山・神津嶽・大原山 その向かいの石柱はどういう役目のものでしょうね。ほかでもよく見るんですが・・・
その向かいの石柱はどういう役目のものでしょうね。ほかでもよく見るんですが・・・
生駒山・神津嶽・大原山 二丁石(486)はこの付近にあったと思いますが、移設されました。生駒ふるさとミュージアム中庭で見られます。
二丁石(486)はこの付近にあったと思いますが、移設されました。生駒ふるさとミュージアム中庭で見られます。
生駒山・神津嶽・大原山 ここは昔洋食屋さんでした。ハヤシライスがおいしかったのですが、代替わりしてカラオケバーになってしまった。残念なことです。
ここは昔洋食屋さんでした。ハヤシライスがおいしかったのですが、代替わりしてカラオケバーになってしまった。残念なことです。
生駒山・神津嶽・大原山 老舗の和菓子屋さんです。店内で食べられます。
老舗の和菓子屋さんです。店内で食べられます。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒駅前まで帰ってきました。大鳥居跡地です。もう少し西だったように思うのですが・・・
生駒駅前まで帰ってきました。大鳥居跡地です。もう少し西だったように思うのですが・・・

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