玉川温泉〜焼山

2018.05.26(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:08

距離

7.2km

のぼり

748m

くだり

752m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 8
休憩時間
1 時間 18
距離
7.2 km
のぼり / くだり
748 / 752 m
2
1 11
1 9

活動詳細

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今年に入ってからというもの、公私ともに慌ただしい毎日がずっと続いてきたせいか、このところ、グッタリ感がハンパない…。ので、自分にご褒美を与えたいと思いつき、久々にまとまった連休がとれたので、ちょっとした旅行気分で玉川温泉まで。 5/25(金)、お昼12時に玉川温泉着。夕食までたっぷり時間があるので、のんびり過ごすことにした。はじめての玉川温泉。つげ義春の漫画で「オンドル小屋」というお話があったが、あれの舞台はこの辺であったと思い出す。10年くらい前に読んだきり、ずっと忘れていたのでやっと訪ねることができて感慨深い。平日の人気のない浴場でぼんやり過ごす時間はとても心地よいものでした。 5/26(土)、地べたでグッタリしている岩盤浴のみなさんを横目に登山口へ。タケノコ採りの人と行き交う度に「熊出るがらやめれー」とあたたかいご指導をいただく。熊も怖いが、しばらく歩いた先に突然姿を現した、未だ解けぬごっそりの雪にびっくり。軽装で来た自分を恥じる。途中ズボッと脚が何回も埋まり、その度にひとりでニヤニヤ。雪のせいで登山道がよくわからず、カンで山路を進むも、段々と心細くなる。途中何回引き返そうと思ったことか…。叫沢のブナ林の中で、ようやく頂上までの順路を指す標柱が目につき安堵。ここまできたら行くしかない!と、ど根性でズボズボ埋まりながら前へ前へ。 ブナ林を抜けようやく景色が開け、森吉山が視界に入る。素晴らしい眺め。かすかに硫黄臭がする。もうちょいで頂上かな?そう思った矢先だった。目の前に雪渓の急斜面!やべー、焼山やべー、とぶつぶつ呟きながら必死によじ登るも、これはどう考えてもおかしい…。なにか間違ってる。 さらに、雪渓を越えた先には、明らかに自力では登れそうにない急斜面がそびえていた。火山特有の柔らかい土と石の塊がゴロゴローっと崩れ落ちてくる。頂上はすぐそこなのになあ…みんなこんな険しい道登るのかなあ?みんなすげーなあ。人生、登りたくない道も進まなきゃいけないんだな…大変だなあと、またぶつぶつ呟きながら必死によじ登りはじめたが、今度の今度はさすがにマズイと思い、途中で来た道を恐る恐る引き返した。汗まみれ、泥まみれで半泣き状態笑 あとで気づいたのだが、途中にあった頂上までの案内板が壊れて崩れ落ちていたせいで、自分はそれが目に入らず、完全にスルーし全く反対の順路を進んでいたのでした。 予定より余計な体力と時間を費やし、無事登頂できましたが、時期的に雪もあったせいか、正常な判断ができず慌ててしまったり、道間違えたりトラブル続きで、よく生きて帰ってこれたもんだと猛省。今年最初の山登りは大変なものとなりました…。

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