今年の干支を祀るお寺~法楽寺~神崎町

2018.05.27(日) 日帰り

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昼休憩によく利用させていただいているお寺。そういえば今年の干支は『イヌ』。今日はドライブデイなので、紹介することにした。  <お寺の縁起>  大化年間、現在の兵庫県神崎郡神河町に枚夫長者という豪族がいた。彼には子供がいなかったが、二匹の愛犬を我が子のようにかわいがっていた。  そのころ都で戦が起こり、枚夫長者もその戦に従軍することになった。  その留守中家来と枚夫長者の妻が不倫関係となり、やがて帰ってきた枚夫長者を狩りに誘い出し殺そうとした。その危ないところを助けたのが、二匹の愛犬たちだった。  大変感激した枚夫長者は愛犬の死後、私財をなげうって伽藍を建立した。 以後、三度野火が迫るも千手観世音菩薩の霊験か、伽藍には被害がなかったという。そのことが、桓武天皇のお耳に達し当山を「官寺」とした。  それが現在の金楽山法楽寺、通称「播州犬寺」である。  狛犬に実在した本当のイヌがお祭りしてあるお寺です。この上の縁起は兵庫県の民話としても平安時代から語り継がれてきたものだそうです。僕も今年は還暦の60歳。戌年生まれにはよいお寺ですね。ここの境内は手入れがきちんとなされていて、静かで一人で佇んでいると癒されます。本尊の『千手観音』に向かうだけでもご利益がありそうなお寺ですよ。

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