活動データ
タイム
02:43
距離
3.9km
のぼり
150m
くだり
150m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る京都の奥座敷と言われる鞍馬から、さらに20kmほど北に行った所に花背という集落があります。 そこからさらに桂川の源流の1つの寺谷川をさかのぼった場所に、大悲山 峰定寺(だいひざん ぶじょうじ)というお寺があります。 峰定寺の本堂は、日本最古の舞台造の建築で、鳥羽法皇の勅願により平安時代後期の1154年に創建されました。 清水寺の舞台の原型になったとも言われています 本堂の舞台(1番上の写真)はめっちゃ高所に建っていて高感度がすごいです。 清水の舞台から飛び降りたら大怪我をするそうですが、峰定寺の舞台から飛び降りたら間違いなく死にます。 高所恐怖症の方は入山しない方がいいですよ。 危険が伴うので雪の積もる冬期(12月~3月)、雨の日、子供、20人以上の団体の入山は禁止です。 あまり知られてはいないのですが、こんなに京の都から遠く離れた深山幽谷の地に、皇室ゆかりの寺院があったのですね(驚) 参拝には色々と制約があるのですが、煩悩を取り払い瞑想するのにはいい所です。 大悲山 峰定寺 京都市左京区花脊原地町772 入山時間 9:00~15:30 入山料:500円 花背の三本杉は、写真ではその大きさが上手く伝わらないのですが、実際に近くで見るとホンマに凄くデカいです。 一見の価値アリですよ。 峰定寺から花背の三本杉までの道は林道なので、スニーカーでも行けます。 しかし、ジュルジュルした所もあって靴が汚れますので、スニーカーよりもトレッキングシューズのほうがより安心です。 花背の三本杉は、これまでは目測で樹高35mぐらいだと思われていたのです。 昨年秋、ドローンを使ったレーザー機器による正確な測定で三本杉のうち、1本の高さが62.3メートルで日本一高い木であると判明しました。(林野庁も認定) 三本のうち、もう一本も60.7mで日本で2番目に高い木であると判りました。 これまで日本で1番高い木と言われていた愛知県にある鳳来寺山の傘杉は59.6mで、日本で3番目になってしまいました。 でも、今後ドローンを使って日本中の木を計測すれば、花背の三本杉よりももっと高い木が今後見つかるのかもしれませんね。
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