地味に愉しい元小屋沢山

2018.06.02(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 16
休憩時間
34
距離
12.6 km
のぼり / くだり
850 / 849 m
2 49
2 15

活動詳細

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山のお仲間と2人で道南山巡り チョイスしてもらった行き先は、雄鉾岳の東南東に位置する元小屋沢山。山名を聞いたときは「??」のドコソレ状態。聞くと登山道は無く、沢と送電線管理用作業道(刈り分け)を利用するらしい。 入山口は旧熊石町南端の集落から相沼内川に沿って10㎞弱上流へ進んだ広場で、ここまで未舗装路は6㎞と少し。途中で、相沼内ダムの下流側に架けられた橋を渡る。未舗装路となってから路上に3か所のオトシモノがあり、観察すると程々に新しい感じがする。 さて、登山開始。スタートは相沼内川の渡渉からとなるが、そこそこの川幅と水量があり、最初から靴を濡らしたくないので裸足になってクリアする。渡った対岸にある幅の狭い送電線管理作業道(軽自動車幅のワダチ)を辿ると、いきなりオヤヂの足跡が進行方向に続いていて緊迫の展開(笑)となるが、ほどなく合するポンノボリ沢で足跡が下流へ向かっていて一安心 ここからは、ポンノボリ沢と作業道を使って上流へ向かう。ポンノボリ沢は、夏季には枯れるのでは?と思わせる程度の水量だが、しばらく進むと何故か水量が増えてきて、夏靴のため渡渉に難儀する。また、作業道は、湧水に水没した部分やフキが密生した部分があり、するすると進める訳ではない。夏以降だと、沢の水量が減ってフキも萎れそうなので、幾分ペースアップできそうだ。 スタートから3㎞ほど進むとゴルジュっぽい暗い感じの二股となり、送電線は中間尾根の急斜面を伸びてゆく。ここで中間尾根に取り付き、送電線に沿った踏み跡(刈り分け)を辿る。標高600m程までは標高差200m強の急登で、以降はときに両側が急傾斜の尾根上に刈り分けは続いていく。この刈り分け、登山道ではないが送電線管理に使用している業務用のため、思いのほか歩き易い。 尾根に上がってからは周囲にガスが立ち込め、ただでさえ背の高い笹に囲まれた部分が多い行程は、景色を愉しむ機会を与えてくれない。そんな状況なので黙々モードで歩いていると、不意に普通の家のような建物が現れる。電力会社の作業用小屋ということで当然に施錠されていて、近くに広く笹を刈った空き地もある。 小屋を過ぎると山頂は間近。しかし、刈り分けは三角点に至るわけではないので、地図上で山頂に近い場所を到達点とする。ここから背丈以上の密生した藪を漕いでいくと三角点があるらしいが、ガスで濡れた藪に入る気は全然無い。…ので、近くにあった標高らしい数値が書かれたピンテを山頂とみなし下山開始。 復路は、靴濡れ上等!モードで、沢も水没した作業道も気にせずジャブジャブ進む。緊張感をアゲアゲしてくれたオヤヂにも会うことなく、無事に車に戻り登山終了となる。 下山後は、乙部で温泉に浸かり、江差線跡を辿って旧駅舎探しなどしながら知内の道駅にロン。軽くアワアワしての車中泊で、翌日に続くのだ。

雄鉾岳 入山口へ向かう林道で、第一ンチ
入山口へ向かう林道で、第一ンチ
雄鉾岳 第二ンチ。結局、林道にはオトシモノが3箇所
第二ンチ。結局、林道にはオトシモノが3箇所
雄鉾岳 一般車はここまで。相沼内川の左岸平坦地に車数台分のスペース
一般車はここまで。相沼内川の左岸平坦地に車数台分のスペース
雄鉾岳 スタートは、相沼内川の渡渉
スタートは、相沼内川の渡渉
雄鉾岳 脱ぎ履き面倒だけど裸足で渡る
脱ぎ履き面倒だけど裸足で渡る
雄鉾岳 送電線管理の車両用と思われる作業道を辿る
送電線管理の車両用と思われる作業道を辿る
雄鉾岳 いきなり新鮮な足跡
いきなり新鮮な足跡
雄鉾岳 外寸30cmの靴と比較
外寸30cmの靴と比較
雄鉾岳 足跡は、ポンノボリ沢の下流へと続く。進行方向が逆となり一安心
足跡は、ポンノボリ沢の下流へと続く。進行方向が逆となり一安心
雄鉾岳 ポンノボリ沢の様子。水量少なく見えたのだが…
ポンノボリ沢の様子。水量少なく見えたのだが…
雄鉾岳 作業道の様子。この辺りはワダチに水が流れる
作業道の様子。この辺りはワダチに水が流れる
雄鉾岳 作業道水没のため、脇の藪を漕ぐ
作業道水没のため、脇の藪を漕ぐ
雄鉾岳 沢と作業道を辿る前半戦。送電鉄塔が目印になる
沢と作業道を辿る前半戦。送電鉄塔が目印になる
雄鉾岳 オ・ト・シ・モ・ノ♪
オ・ト・シ・モ・ノ♪
雄鉾岳 草食動物と思われます(笑)
草食動物と思われます(笑)
雄鉾岳 両岸が立ってくる
両岸が立ってくる
雄鉾岳 崖地の下に溜まった雪は、まだ解けきっていない
崖地の下に溜まった雪は、まだ解けきっていない
雄鉾岳 川原に足跡
川原に足跡
雄鉾岳 送電鉄塔を目印に尾根に取り付く
送電鉄塔を目印に尾根に取り付く
雄鉾岳 尾根取付きは、巨岩が多い二股
尾根取付きは、巨岩が多い二股
雄鉾岳 尾根に取り付くと登山道っぽくなる
尾根に取り付くと登山道っぽくなる
雄鉾岳 この辺りだけアズマギクが咲く
この辺りだけアズマギクが咲く
雄鉾岳 尾根取付きからの急登。振り返るとポンノボリ沢を見下ろせる
尾根取付きからの急登。振り返るとポンノボリ沢を見下ろせる
雄鉾岳 刈り分け道に密生するフキ他。笹の有無が進路の目安
刈り分け道に密生するフキ他。笹の有無が進路の目安
雄鉾岳 笹薮を抜けると歩きやすくなる
笹薮を抜けると歩きやすくなる
雄鉾岳 辺りはガスに包まれてシットリ感アゲアゲ
辺りはガスに包まれてシットリ感アゲアゲ
雄鉾岳 背丈を越える笹薮。景観は楽しめない
背丈を越える笹薮。景観は楽しめない
雄鉾岳 刈り分け道にもオトシモノ
刈り分け道にもオトシモノ
雄鉾岳 鉄塔となると、お約束のアングルw
鉄塔となると、お約束のアングルw
雄鉾岳 C628からの尾根上は、登山道並に歩きやすい
C628からの尾根上は、登山道並に歩きやすい
雄鉾岳 笹薮とガスの景色が続く
笹薮とガスの景色が続く
雄鉾岳 所によりフキが密生
所によりフキが密生
雄鉾岳 シラネアオイの群落は、踏まないように縫って進む
シラネアオイの群落は、踏まないように縫って進む
雄鉾岳 突然現れる建物。電力会社の送電線管理用で、施錠されている
突然現れる建物。電力会社の送電線管理用で、施錠されている
雄鉾岳 霧雨っぽくなってくる
霧雨っぽくなってくる
雄鉾岳 この防雪柵?の奥に三角点があるらしい
この防雪柵?の奥に三角点があるらしい
雄鉾岳 濡れた笹薮を漕ぐ気にならず、近くのピンテでロン!にする
濡れた笹薮を漕ぐ気にならず、近くのピンテでロン!にする
雄鉾岳 おにぎり100円の週末。ありがとうセブン♪
おにぎり100円の週末。ありがとうセブン♪
雄鉾岳 尾根からポンノボリ沢に下る
尾根からポンノボリ沢に下る
雄鉾岳 親子っぽく重なった足跡
親子っぽく重なった足跡
雄鉾岳 往路に使わなかった作業道は、背の高いフキが密生。オヤヂの踏み倒し痕が続く
往路に使わなかった作業道は、背の高いフキが密生。オヤヂの踏み倒し痕が続く
雄鉾岳 登山系の標識・案内はゼロだが、送電関係は設置されている
登山系の標識・案内はゼロだが、送電関係は設置されている
雄鉾岳 いつもの「下りはどうでもいいモード」に突入(笑)
いつもの「下りはどうでもいいモード」に突入(笑)
雄鉾岳 水没した作業道は…
水没した作業道は…
雄鉾岳 ジャブジャブと突入する(笑)
ジャブジャブと突入する(笑)
雄鉾岳 帰り道で相沼内ダムを撮影。日本近代土木遺産に含まれているそうな
帰り道で相沼内ダムを撮影。日本近代土木遺産に含まれているそうな
雄鉾岳 下山後は、こちらでサパーリする
下山後は、こちらでサパーリする
雄鉾岳 知内道駅でカンパヒ
知内道駅でカンパヒ

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