活動データ
タイム
05:16
距離
12.6km
のぼり
850m
くだり
849m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る山のお仲間と2人で道南山巡り チョイスしてもらった行き先は、雄鉾岳の東南東に位置する元小屋沢山。山名を聞いたときは「??」のドコソレ状態。聞くと登山道は無く、沢と送電線管理用作業道(刈り分け)を利用するらしい。 入山口は旧熊石町南端の集落から相沼内川に沿って10㎞弱上流へ進んだ広場で、ここまで未舗装路は6㎞と少し。途中で、相沼内ダムの下流側に架けられた橋を渡る。未舗装路となってから路上に3か所のオトシモノがあり、観察すると程々に新しい感じがする。 さて、登山開始。スタートは相沼内川の渡渉からとなるが、そこそこの川幅と水量があり、最初から靴を濡らしたくないので裸足になってクリアする。渡った対岸にある幅の狭い送電線管理作業道(軽自動車幅のワダチ)を辿ると、いきなりオヤヂの足跡が進行方向に続いていて緊迫の展開(笑)となるが、ほどなく合するポンノボリ沢で足跡が下流へ向かっていて一安心 ここからは、ポンノボリ沢と作業道を使って上流へ向かう。ポンノボリ沢は、夏季には枯れるのでは?と思わせる程度の水量だが、しばらく進むと何故か水量が増えてきて、夏靴のため渡渉に難儀する。また、作業道は、湧水に水没した部分やフキが密生した部分があり、するすると進める訳ではない。夏以降だと、沢の水量が減ってフキも萎れそうなので、幾分ペースアップできそうだ。 スタートから3㎞ほど進むとゴルジュっぽい暗い感じの二股となり、送電線は中間尾根の急斜面を伸びてゆく。ここで中間尾根に取り付き、送電線に沿った踏み跡(刈り分け)を辿る。標高600m程までは標高差200m強の急登で、以降はときに両側が急傾斜の尾根上に刈り分けは続いていく。この刈り分け、登山道ではないが送電線管理に使用している業務用のため、思いのほか歩き易い。 尾根に上がってからは周囲にガスが立ち込め、ただでさえ背の高い笹に囲まれた部分が多い行程は、景色を愉しむ機会を与えてくれない。そんな状況なので黙々モードで歩いていると、不意に普通の家のような建物が現れる。電力会社の作業用小屋ということで当然に施錠されていて、近くに広く笹を刈った空き地もある。 小屋を過ぎると山頂は間近。しかし、刈り分けは三角点に至るわけではないので、地図上で山頂に近い場所を到達点とする。ここから背丈以上の密生した藪を漕いでいくと三角点があるらしいが、ガスで濡れた藪に入る気は全然無い。…ので、近くにあった標高らしい数値が書かれたピンテを山頂とみなし下山開始。 復路は、靴濡れ上等!モードで、沢も水没した作業道も気にせずジャブジャブ進む。緊張感をアゲアゲしてくれたオヤヂにも会うことなく、無事に車に戻り登山終了となる。 下山後は、乙部で温泉に浸かり、江差線跡を辿って旧駅舎探しなどしながら知内の道駅にロン。軽くアワアワしての車中泊で、翌日に続くのだ。
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