日原鍾乳洞から酉谷山、天目山林道、浦山大日堂

2015.11.12(木) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 53
休憩時間
52
距離
9.9 km
のぼり / くだり
1485 / 464 m
29
33
27
33
33
1 32
DAY 2
合計時間
6 時間 26
休憩時間
1 時間 4
距離
18.8 km
のぼり / くだり
778 / 1942 m

活動詳細

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ウトウの頭に山頂標には珍しいウの鳥の絵が掛けられているという、前から一度見て見たいと思いついでだから酉谷山避難小屋へ一泊し、翌日は天目山林道を歩いてみようと出かけた。 日原鍾乳洞バス停にはトイレはないが200mほど奥多摩方面に戻った所にある、トイレは和式水栓だが電気がつかない、女性は気を付けたが良い、鍾乳洞の一石山神社前のお食事処に綺麗なトイレがあり電気もつくので女性にはこちらを勧めたい。 一石山神社裏から入るが急登が続く(道がハッキリしない)適当に上と行くと右から道が現れた、ここを左へ行くと石段が出てきた、道が不鮮明な所があるが迷うことはないと思う。 急登を尾根まで上がるベンチがあった。 尾根に上がると紅葉が綺麗だった。巨木の散策路があるが広い場所、落ち葉が沢山あって道筋がわからない、地図で行く方向を定めて行く。尾根上に東京都マークの標石があった。 金袋山は何にもない木に金袋山の看板が掛けられているだけで道を外すと分からない。 金袋山の先で単独行の男性が降りてきた、 「早いですね小屋泊ですか」と声を掛けると、 「いいえ、一石山神社から登って来て道が分からなくなったので」 「どちらに降りるのですか」 「一石山神社へ」 「そうですかそれではお気を付けて」 「あの~、ここを降りるとどこへでますか」 「え~」 一石山神社への道とわかって降りてきたとばかり思っていた。聞くとウトウの頭までも行っていない、できれば長沢背稜の道まで行って見たかったという。 この道は点線ルートしかもこの先は点線もないルート、こういうルートは地図読みがしっかり出来ない人は入ってこない方がいい。 尾根が痩せて岩尾根になり、急登を行くとウトウの頭にでる。 ウの鳥の絵が掛けられていた、上の絵は陶板、下の絵は木でできていた。これを見たさにこの尾根を登って来た。 ウトウの頭から岩尾根を下るが右側に引き込まれないように下る、右に引き込まれると小川谷へ降りてしまう。実はこの辺は道が少し不鮮明で右を意識したために左へ寄りすぎで降りてしまった。50mほど降りておかしいとGPSで位置確認、トラバースで正規のルートへ出ようとしたが岩に阻まれて、直登した、大きな岩の下に正規のルートが出てきた、一旦鞍部まで降り、再度登り返して行くとモノレールが現れる、ここからは傾斜が緩い、モノレールの脇を歩く、モノレール終点からは登りになり、長沢背稜の道に出る。 酉谷山へ向かって歩く、長沢背稜の道は歩きやすい、酉谷山と酉谷山避難小屋の分岐を左に行く。 酉谷山山頂、ここまで迷子になった人以外に誰にも会わなかった。山頂にも誰もいない、ガスで眺望がないので避難小屋へと下る。 酉谷山避難小屋の水場にカップがあるので誰かいるのかと小屋に入ると誰もいない、カップは酉谷山避難小屋を愛する人たちが設置したものだろう。いつ来ても綺麗な小屋で彼らに感謝したい。 小屋には毛布が3枚?薄い銀マットが数枚ある。 16時頃男性が一人入って来た。今日は2人だ何故かホットする。 翌朝、朝食でお湯を沸かしていると火がチョロチョロ冷えているのかと手で温めてもダメ、ガスは十分にある。困っていると同宿の方が使ってくださいとストーブを貸してくれた。何とか朝食を取る事ができた。 朝明るくなってから出発と決めていたので7時に同宿の方と出発する。 七跳山分岐まで一緒した、同宿者は一杯清水から東日原へ降りると言って別れた。 七跳山の山頂標識がなく赤い「見出標」と「山火事注意」の看板が木にある、三角点はないが境界の標石は少し離れた所にある。七跳山を示す看板はない。 ここから分かりにくいが尾根を追うように少し西に行き尾根が確認できる辺りから尾根に沿って下る。尾根が広いので注意がいる。やがて下に林道が見えて来る、林道に降りるとそこが大クビレだ、左右に林道が通っている目の前の林へ入ると太平山への登山道、その右側に新しい林道(地図にはない)が伸びていて、太平山を巻くように付けられている、太平山へはこの林道を利用して2つ目に登山道と林道が接する所があるので2つ目から入ったほうが楽だ。 大平山の一帯は地図の空白地帯で登山ルートの表記は地図になくマニア向けのとして歩かれている。 今日は天目山林道を歩くのが目的なので右へ行く。 天目山林道を歩くのは長沢背稜の山(七跳山、蕎麦粒山)から天目山林道へ降りられる場所はどんなところか(もちろん道は無く、地図にルートもない)を見て歩くのが目的である。 この目的は果たした、また林道の様子は今でも車が走っているので路肩の崩れ、崖崩れ、落石などはなく快適に歩ける。但し大クビレから浦山大日堂まで3時間半を歩かなければならない。 こうして秋の紅葉を見ながら楽しい一日を過ごした。

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