活動データ
タイム
04:15
距離
5.0km
のぼり
600m
くだり
608m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 アルペンルート立山駅のケーブルカーの始発は8時40分、室堂からの最終便は15時30分と、活動できる時間がかなり短かくなっています。始発は7時かと思っていたので早く着き過ぎました。 【お天気】 薄雲〜雲 【感想/記録】 今日は金曜日ですが休暇を頂いて、冬山のはずだった立山に来ました。でも11月なのに立山も暖冬で雪がかなり少ないです(ー ー;)。毎年(と言っても3年目ですが)11月の立山が冬山登山のシーズンインなのですが、今年は暖冬のようで11月初めに降った雪は、かなり溶けてしまいました。いつもならバックカントリーの方で賑わっているはずですが、今日は平日と言うこともあり室堂ターミナルは閑散としています。 雪は少ないとは言え、立山は前回来た10月26日よりも白くなっていますので、今回も苦手な岩と雪や氷のミックスとなったコースです。前回は雄山まで行ったので、今回は剱岳を見に別山へ行こうと思っていましたが、アルペンルートの運行時間が短かくなっているので、別山は時間的に無理そう。明日のお天気は崩れる予報なので、山小屋に泊まるメリットが少ない、と言う事で結局日帰りで、時間が読めそうな雄山にまた行く事にしました。 石畳の遊歩道は最初は雪がありませんでしたがすぐに雪に覆われ、雪も前回より深くなっていました。クラストしていましたので、アイゼンがよく効きました。雪がそこそこありますので、遊歩道をショートカットして一ノ越に到着。雄山までの稜線は日が良く当たるためか、雪のあるところは少なくなっていました。アイゼンを付けている歩きづらそうなので、途中吹き溜まりの雪もありましたが、アイゼンを外して雄山まで行きました。 所々吹き溜まりの雪があり、アイゼン無しの不安はありましたが、無事に雄山に到着しました。雄山神社の社務所付近には吹き溜まりの雪が結構ありました。残念な曇り空でしたが、後立山連峰や、北アルプス、南アルプスの山々、白山、富士山まで見えました。これで晴れていれば言うこと無しだったのですが。頂上の気温は5度ほどで、この時期としては暖かいですね。昼食を食べコーヒーを飲んで12時45分頃に下山しました。 雄山からの下りは、傾斜の急な場所に吹き溜まりの雪があったので、アイゼンを付け、ポールを使用して降りました。一ノ越からの下山途中で、ゴム長靴を履いて登ってくる軽装な観光客とすれ違いましたが、相変わらず観光客は無茶ですね〜。 今回はシリオのライトアルパインシューズ、P.F.730に12本爪のセミワンタッチアイゼン、ピッケル、アウトドライを採用し防水仕様のマウンテンハードウェアのザック、ダイアティッシマ35 アウトドライを初めて投入しました。ビーコンは一応持っていきましたが、雪崩れる雪は無いので出番無し、ピッケルも使いませんでした。 平日で雪も少ないためか登山客も少数で、バックカントリーの方もいないため、立山は閑散としていました。雪が少なくて、バックカントリーを期待している方や観光客、山小屋の方も残念でしょうね。週間天気予報でも気温が高い予報なので、今年はアルペンルートの運行終了の11月末まで、まとまった雪は降らないかもしれませんね。お天気が良かったら初日は雄山、室堂山荘にでも宿泊して翌日は別山へ登山したかったので、雪が無くお天気も今ひとつなのが残念でした。 【注意点】 雪は少ないですが、凍結している箇所もありますので冬山装備が無難です。一昨年の雪崩遭難事故を受けて、富山県の条例で11月と4月〜5月に登山やバックカントリーで立山入られる人は、入山届提出&ビーコン携帯が義務化されています。 【コース状況】 室堂〜一ノ越 降った雪はクラストや凍結して滑りやすいので、軽アイゼンがあった方が良いです。 一ノ越〜雄山 稜線上は雪は少ないですが、一部にある吹き溜まりの雪はクラストしていますので、軽アイゼンがあると安心です。
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