中ア・経ヶ岳 蝶が舞い、蝉しぐれ、そして夏雲湧く

2018.06.09(土) 日帰り

活動詳細

すべて見る

19号から361号で権兵衛峠を越え、伊那羽広の仲仙寺へ。 夜来の雨があがり、木曽路は雲が湧き上がる。権兵衛峠を越えると、 雲の上に先週登った塩見から荒川三山への稜線が浮かんでいる。 6:10仲仙寺出発。最初は視界のきかぬ樹林帯をジグザグに登っていき、 1ピット看板を過ぎる(6:31)とトラバース気味になり、7:014合目分岐通過。 ここからはレンゲツツジが点々と咲いていた。左手の樹林の間から残雪の中ア木曽駒山塊が。 7:21五合目着。広場になっていて、休憩にはちょうどいい。ササユリの表示があったが、まだのよう。 10分後出発。尾根らしくなり、7:46、6合目、8:00、7合目通過。7合目からは視界が一部開け、 甲斐駒、仙丈など南ア北部が眺められる。一旦少し下り、8合目に急登を登り返す。 中アがまた木の間から見え、道の脇には小さなマイヅルソウの回廊のよう。 樹林帯から斜め上方に空が見えてくると、展望が開け、この登山道で一番の眺めが広がる8合目だ。 8:28着。登ってきた右手に甲斐駒から塩見、荒川、聖、上河内、光、池口へと 南アルプスの大連嶺がワイドビュー。その左に八ヶ岳。その下には伊那谷。 後方には中アの木曽駒・宝剣や麦草、将棊頭山のスカイラインが残雪をアクセントに雄大。 左手には今日初めての御嶽が霞に浮かぶ。そして前方に経ヶ岳山頂方面。8:40発。 ここからは虫との並走だ。タオルを振りながら顔への接近を防ぐ! 所々で眺望があるが、樹林帯が続く。8:56、9合目通過。お地蔵さんがまつられている。 カモシカが道端で亡くなっていた。合掌。そこからひと踏ん張りで9:17経ヶ岳山頂(2296M)到着。 樹林帯で中アの木曽駒が木々の間から見えるのみ。虫がさらに増える。休憩中はタオルを回しっぱなし。 9:30下山開始。9:50、9合目。10:02、8合目で眺めを楽しもうと思ったら、夏雲が湧き上がり、 南アと八ツは隠れ気味。10:16御嶽を見納めして出発。10:37、7合目では甲斐駒仙丈は見られた。 10:50、6合目。11:03、5合目。11:20、4合目分岐。11:43、1ピット、11:55仲仙寺到着。お参りして帰路に。 登山口からは南アが甲斐駒から塩見まで望むことができた。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。