活動データ
タイム
06:15
距離
9.8km
のぼり
1234m
くだり
1232m
活動詳細
すべて見るヤマノススメ聖地巡礼第三弾は、ひなたがあおいに富士山を見せるためにサプライズ企画し、行先も告げずに訪れた三つ峠山を巡りました。ここは、谷川岳、富士山と並ぶヤマノススメにおいて3トップをはるくらいの山であり、関東遠征最後の山に相応しい場所です。 しかし、ここで重大かつ、ややこしい問題が発覚してしまいました。それは、この前訪れた筑波山なのですが、この山になんとあおいとひなたが登っているという事実に気が付いたことです。つまり聖地巡礼は今回で3回目ではなく4回目になってしまいます。が、活動日記はすでにアップ済みのために、もはやどうすることもできない。そのことに悩みに悩んでないですが、出した結論は聖地と認識せず登った山は聖地ではない。筑波山は同じ巡礼でも、筑波山神社参拝に訪れたのであって、ヤマノススメ巡礼ではないということ。なので、ノーカウントで行きます。 しかし、この筑波山。もう二度と登ることはないと高々に宣言した直後に、またこの山に登拝する羽目になろうとは、筑波山の神であるイザナギとイザナミが、もう一度この地を訪れるように僕の記憶を消し去ってしまったに違いありません。国産み、神産みの神である両神にそこまでさせてしまったからには、前言を撤回し、また機会を見つけて今度はヤマノススメ聖地巡礼として筑波山を登頂することにします。 ・・・ということで、ヤマノススメ聖地巡礼第三弾は三つ峠山に登頂すべくいこいの森公園にある駐車場へと早朝車を走らせました。しかし、車窓の外は霧。おまけに雨も少し降っている状態で、無事富士山を拝むことが出来るのか一抹の不安が脳裏に浮かびます。ただ山の天気予報では、山頂に立つ頃には晴れているようなので、それを信じて準備をしスタートすることに。ただ、この車を停めた、いこいの森公園から登山口までは、まだ林道を歩かなければなりません。登山口前に駐車スペースがあることは、事前にネットで検索済みなのですが、あえてここから歩き始めました。それはあおい達が三つ峠山を登頂した際に三つ峠駅から始めたので、純粋に聖地巡礼といくなら、やはり三つ峠駅から登らなければいけない。でも、その駅近くには駐車場がないから仕方ないよねと、少し言い訳をはさんで、折衷案として、ここから歩き始めた次第なのですが。 三つ峠山を無事登頂した感想として、この登山道までの舗装された林道歩きが一番きつかったです。この遠征で大分疲れていることも関係しているのかも知れませんが、足取りは重く、この状態で山頂に立つことができるのかと若干の不安がよぎり、やっぱり引き返そうかと思う程でした。しかしなんとか気力を振り絞り登山口まで到着し、登山道へと道が変わるころには回復。一安心して山頂を目指すことが出来ました。 ここ三つ峠山は、開運山、御巣鷹山、木無山の3つの頂上の総称です。古くは修験道の霊山として知られた信仰の山で、山頂までの道中にその名残が数多く名所として残っています。それらを目にとめながら進むとロッククライミングで有名な屏風岩から元気な声が飛んできました。誰かロッククライミングをしているのか、生でその姿を見ることが出来てラッキーと思い、近づいてみるとなんと陸上自衛隊のレンジャー部隊の姿が。どうやら訓練で屏風岩に登っていたみたいなのですが、生まれて初めて生で見ることが出来たロッククライミングがよもやレンジャーなんてと思いっきり興奮しました。 レンジャーの果敢な姿に元気をもらい、ますます足取り軽く歩を進めます。まず最初の目的地は木無山。続いて御巣鷹山と登ります。僕はたのしみは最後にとっておくタイプなのです。 そんなことで、2つのピークを登り、いよいよあおいが見惚れた富士山の姿を同じく開運山山頂にて拝むべく向かいます。ここまでまだ一度も富士山の姿を拝めていない。ひなたのサプライズは序盤ですでに見破られていましたが、この天候なら成功したのにと、山頂で富士山の姿を拝めれると妙な確信のもと、ようやく開運山へとたどり着きました。・・・まったく何も見えません(´;ω;`)ウッ…しかしすぐに晴れるに違いないと、まずは昼食を食べます。と、少し雲が取れてきました!慌ててカメラを向けますが、富士山とは違う方向。でもこのぶんだと期待は持てると、今度はコーヒータイムを楽しみます。しかし、風向きが悪いのか富士山方面は完全にガスに覆われ姿を現しませんでした。結局2時間近く粘ったのですが、晴れるどころかますますガスが濃くなっていく始末。ここでギブアップし下山を決意。残念ですが、仕方ありません。これも登山の一部、切り替えが必要と、今度は下山後の温泉を楽しみに下山しました。 目的地は、あおいが立ち寄った三つ峠グリーンセンター。登山の汗を流しながら、ヤマノススメの1シーンを脳裏に浮かべながら入る温泉はきっと心地よいに違いないと向かい、車を止めて玄関へと急ぎます。・・・はい、お約束の定休日でした( ノД`)シクシク… こうして、富士山を見ることなく、温泉にも入れずに三つ峠山聖地巡礼は華麗に幕を閉じました・・・。
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