茅ヶ岳：怠け者の活動再開足慣らし

年に一度の恒例夏山登山を前に、そろそろなまった体を何とかしなけれればと、活動再開。 実家の山梨へ帰った際に昼まで時間が自由になったので、早朝、曇天の空に一瞬ためらったが、意を決して出発。 茅ヶ岳は二年前に一度訪れているので今回二回目。百名山の著者深田久弥終焉の山として有名で結構人気もあるようですね。 １０か月ぶりという事もありのんびりと思いましたが、お天気不安でついついペースアップ。 頂上手前の尾根の深田久弥終焉の地には朽ち果てそうな木製と少し新しい石の碑があります。 石の碑の裏側には当時同行したいた方が記念に立てたとの趣旨が刻まれてます。 実はこの方、私の実家のご近所で父の山仲間だった方。今は故人となってしまったようですが 暫し「合掌」。 思えば、子供のころの家族登山以降は全く興味もなかった山歩きはじめたのも、何とか楽しく登れるのも、父の後ろをついて 学んだ山の歩き方やら登山の注意点等々、記憶の底に眠っていた体験、教えがあればこそでしょうか？ 父やその山仲間、当時幼かった私の耳に入ってくる色々な逸話のうっすらとした記憶も私を再度山に足を向かわせた要因かもしれません。 そんな思いをかみしめながら父や山を愛した故人に感謝しながら歩みを進めてきました。 山頂では思わぬご褒美も・・・。