活動データ
タイム
08:44
距離
14.1km
のぼり
1265m
くだり
1267m
活動詳細
すべて見る絶好の天気に恵まれ白砂山を楽しんできました。 八月になると ぐんま県境稜線トレイルが開通になるという。 白砂山は上信越三県の接合点にあり、今はここから東方に伸びる区間が三沢峠まで通行止めになっています。したがって野反湖からピストンになってしまいます。 野反湖登山口を5時過ぎにスタート。 快晴、無風。放射冷却のせいか気温は低く7度と絶好です。 見え隠れする林間からは時折足元に野反湖や白根山、横手山が姿を見せます。 堂岩山を過ぎると尾根伝いの道は一気に視界が開けます。 今日は関東平野が一面の雲海の上です。 秩父山系の上にまだ白い雪の残る富士山が望めます。 浅間山、八ヶ岳、北東には日光白根から北へ谷川連峰方面までが雲に浮かんでいます。 赤城、榛名の山々は雲の中です。時折 黒檜山の頭が顔を出します。 県境尾根を境に西方には雲はなく苗場山、佐武流山から遠く北アルプスの白い山々まで見渡せました。 今日はなぜか登る間、時折 父のことが脳裏をよぎります。 山好きの父は 小さい頃から私を山に連れて行ってくれました。 私が小学校高学年だった頃 早春の雪の中 三国峠から白砂山を縦走した話をしてくれました。 今から65年以上昔のことです。 私にはその価値観は解りませんでしたが「白砂山」という名は強く記憶に残っていました。 今、雲海に浮かぶ山頂に来ていっそう父に思いを馳せる気持ちが高まり叫びました。 ヤッホー・・・ お父さん・・・ ありがとう・・・ 図らずも今日は父の日。私を山好きにしてくれた天上の父に感謝が届いてくれただろうか。 父を思い出させてくれた白砂山。満ち足りた気持ちで頂を去ります。 八間山への稜線は見晴らしの良い快適な道です。 歩いてきた峰々を振り返り、昼頃になっても消えない雲海を楽しみながらの尾根道です。 八間山の山頂は広く、多くのハイカーで賑やかでした。 ピッチを上げすぎた為か脚が釣り始め、疲れたのでのんびり二度目の昼食をとりました。 下りは脚も回復、1時間程で登山口まで戻ってこられました。 累積上昇高度1300m、梅雨の合間の絶好のトレッキングが楽しめました。 帰宅途中 尻焼温泉の川の露天風呂で汗を流しました。のんびり疲れをとれました。
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