【愛知】内平（803m）小学校跡から登る

　さてと、名倉小学校清水分校跡に車を止めさせてもらいましょうか。 　ガイド本にある、登山口の目印になるカシワの木はどこ？北に歩いて探してみます。カシワの木の前にある林道ゲートを見ると「内平（なかひら）」の文字が消えかかっていますね。ここから登ってもイケそうだけど、そのまま林道を上りながら取りつけそうな尾根を探してみようっと。 　でも、林道脇には防獣ネットがしっかり張り巡らされていたりする。どこから取り付くか迷う所だな。そうこうするうち、松下橋で大平谷に出合った。マズイな、ここから林道は下降に入ってしまう。 　それじゃあってことで、防獣ネットが向きを変えるポイントで川の対岸に渡り、ゲートくぐって山の斜面に取り付いた。 　獣道を辿るうち、すぐに踏み跡に出ます。下方には祠が見えます。あとは適当に高みを目指し、フィニッシュは主稜線を北東方面に歩いて山頂へ。 　山頂は、ゆっくりするような風情に欠けるので、そのままヒカゲ集落から山越えしてくる不明瞭な踏み跡を辿ります。ゲートを開ければ下山完了です。 　田んぼの苗は初夏の色。分校跡に停めた車の中で、優しい風を受け止めて、うとうと居眠り。