会津朝日岳_梅雨明けと心身鍛錬

2018.06.30(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 16
休憩時間
1 時間 14
距離
10.6 km
のぼり / くだり
1391 / 1392 m
2 5
39
1 5
1 32

活動詳細

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山行の目的は「ユネスコエコパークの核心部:朝日岳登山で心身鍛錬をする」だった。そして本当に、心身鍛錬そのものだった。赤倉沢コースの最終水場まではなんとか我慢できる。でも、その先、つづら折りの狭い山道をとにかくがんばるしかない。吹きわたる風はなく、高温の汗が流れる。それでも、徐々に平坦な道が混じり、尾根道に達すれば、幸いなことに千切れた青い空が樹幹から望めた。要は、叶の高手までが難所なのだ。いや。その登山道に好適な休息場所がないことが残念でしかたない。 【クマ事件】避難小屋から急こう配の山道をたどり、傾斜が緩む1450m地点辺りで、WAさんは振り返って「クマ」と小声でいうた。そしてカメラを貸してくれたら写真を撮りたいというのだ。ザックを置いて、ふたりでクマを追うが、「おじさん」は、何か重たい声を発して叫んで、沢方面に走り去るガサゴソという物音を残した。ゆっくり思い出すと、ちいさなクマの後ろ姿が、5・6m先にあったという。 頂上稜線は見えていた。急斜面の岩場、1週間前ならば雪渓が残りそこを越えていくと、小さい規模のお花畑だった。稜線の山道に面して咲きそろう花々はかわゆい。その中で、ヒメサユリこそ女王である。快晴の天候になり、なにせ展望がいい。福島・只見・越後ばかりか、遠い山座までが手に取るように見渡せる。中でも幾筋もの雪渓を輝かせる大日岳・飯豊山が圧巻である。ひろい領域の山地中央にそびえる朝日岳にいることが実感できる。 (コースタイム) 森林の分校ふざわ5:25⇒赤倉沢P 6:05~25→最終水場7:15~25→叶の高手 8:35→(10)朝日岳10:15~50→(10)叶の高手12:00→最終水場12:55~13:00→赤倉沢13:40~55⇒(只見町ブナセンター・季の郷湯ら里入浴・焼酎店:ねっか) ⇒分校ふざわ17:30(泊)

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