京都・丹後山地の大江山・由良ヶ岳に登る①

武藤ガイドの関西百名山二座「大江山と由良ヶ岳」に参加した。今回は、初日に大江山に、福知山に泊まって翌二日目は由良ヶ岳と、いずれも京都府北部の丹後山地の山だ。 まず初日。大阪・茨木に集合し、武藤ガイドの車で大江山登山口に移動する。京都縦貫道が全通してから、大阪方面から京都府北部へのアプローチは格段に良くなった。今日も、茨木を出てから登山口まで、途中の休憩も含めて2時間と少々で到着した。京都府北部も十分な日帰り圏内となったが、今回は二座登る計画なので一泊二日となっている。 鍋塚休憩所の駐車場に着くと、予想外に多くの車が駐車しており、十数名の人が周りで談笑している。？？？。どうやら後から来る人を待っているようだ。道幅の広い場所に縦列駐車をして準備をしていると、数台の車が到着。メンバーがそろったようで、グループは出発した。我々も少し間をあけてスタート。緩やかな稜線を大江山(千丈ヶ嶽)に向けゆっくり進む。程なく鳩ヶ峰に到着。鳩ヶ峰山頂には大きな木は無く展望が良い。目の前に大江山がゆったりした姿を現す。日本海まで見えるが、この日は日射しはあるものの、湿気が多く遠方は霞んでいる。振り返った目の前の鍋塚の先に、肉眼ではかすかに青葉山の端正な姿が見えるが、写真では難しいだろう。 鳩ヶ峰から一旦下り、徐々に登り返すと大江山・千丈ヶ嶽の山頂に着く。この山頂も鳩ヶ峰と同様、360°の大展望。丹後山地の山々が目の前にその姿を見せてくれた。赤石ヶ岳のきれいな円錐形もよく見える。ちょうど昼時となって、先程のグループが小さなグループに分かれて ランチタイム中。我々もそれに倣うことにした。山頂でただひとつの屋根のある休憩所は、狭くて入る余地は無く、炎天下ジリジリと太陽に焼かれながら、ということになった。 昼食を終えたグループは鬼嶽稲荷神社方面に下山。我々は車を置いている鍋塚休憩所に引き返す。 下山後、来る途中にあった「日本の鬼の交流博物館」に立ち寄った。