活動データ
タイム
11:53
距離
12.3km
のぼり
1533m
くだり
1569m
活動詳細
すべて見る日本三大雪渓の1つでもある針ノ木雪渓、登山の半分近くはこの雪の上を歩きます。 お天気が良い日を逃さぬよう、決行です。 朝の扇沢駅は登山客より観光客の方がたくさん!賑わっています。 登山口からは静か。何度か車道を渡ってゆるやかに登って行きます。 1時間と少しで大沢小屋。まだ小屋開きしてなくて静かです。 ここまで3km、峠まであと4kmとのことですが、ここからまだ標高差が1,000m以上。 ここからが本番です。少し進むと雪渓が見えました。ひゃ~。思ったより長い!楽しみです。 雪渓の端の方は融けているところもあり、雪融け水が雪渓の下をすごい勢いで流れています。 落ちたら大変!もう少し夏道を登ります。 雪渓にはピンクリボンがあるのでそこを歩きます。 落石がゴロゴロ転がっていてちょっと怖いです。 直登なのでかなり急で、汗が流れます。 雪渓を通る風は涼しくて天然クーラーのよう 何度も風が通り抜け、気持ちがいいです。 『のど』と呼ばれる幅の狭い地点あたりからさらに傾斜がキツくなり足が重く感じます。 ひたすら登ると青空が近い!針ノ木峠に着きました~。 アイゼンを外してちょっと休憩です。 小屋から目の前に見えるはずの北アルプスの景色は、とりあえず心の目で見ておきます。 針ノ木峠から針ノ木岳山頂を目指します。 登っていると山頂からアイゼンを手に下って来た方が。お話を伺うとこの先の雪がちょっとキケンで この日も滑落者が出た様子。この日から小屋開けの針ノ木小屋のかたがステップを切ってくれていますが途中までしかないよう。またアイゼンとヘルメットで慎重に行きます。 雪を階段状にしてくれている所もあり、歩きやすかったです。最後がまだ出来ていませんでしたが 私たちが下る頃にはまたしっかりとした道を作ってくれていました。 ありがたいですね。 やっと着いた山頂からはあまり景色は見えなかったけど ご褒美のように雲の隙間から槍ヶ岳、立山が姿を見せてくれました。 そして、下り始めて少し行くと雷鳥のツガイが 今日の私には、これで充分 かな・・・ ずいぶん遅くなってしまったので急いで下山しました。 ずっと行きたかった針ノ木岳。 雪渓歩きはとても長くて急で、そして風が気持ち良くて大好きになりました。 また、行きますよ! ありがとうございました。
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