活動データ
タイム
04:08
距離
5.1km
のぼり
328m
くだり
329m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 アルペンルートは今日11月30日で営業を終了しました。 【お天気】 曇り〜強風とガス 【感想/記録】 爆弾低気圧並みの発達した低気圧が襲来し、荒れ模様のお天気が続き、立山にもようやく雪が積もりました。しかしお天気が荒れ過ぎてアルペンルートの高原バスも運休となり、立山も荒れて登山どころではありませんでした。アルペンルートは11月30日で営業を終了します。天気予報を参考に、立山に行ける日は29日か30日のどちらか。お天気が良さそうなのは30日と判断し、アルペンルートの最終日に立山へ行くことに。 今日30日は月曜日でしたが、事前に休暇を頂いており、通勤渋滞が始まる前に立山駅に到着。室堂で登山届を提出して一ノ越へ出発。美女平駅から高原バスに乗った時には晴れていましたが、室堂に到着してからは雲がかなり優勢に。最初は曇りでも風は無いので、歩いていると汗をかくほど。スキーのトレースがありましたので順調に進めましたが、お天気はガスってどんどん悪くなりました。途中からはホワイトアウトになり、目指す一ノ越も全く見えません。トレースは強風で消されて不明となり、コースを外したようです。YAMAPの地図でコースを確認し修正して進みますが、トレースが無いところは新雪のため雪が柔らかく膝上まで踏み抜いてなかなか前に進めず、体力を奪われます。ようやく祓堂を見つけ夏道の石畳が見えて進むと、ようやく一ノ越に到着。夏なら50分もかからないのに今日はその倍以上もかかりました。 一ノ越手前からかなり風が強くなり、一ノ越では風速は恐らく10メートル以上で、一気に寒くなりました。当然視界は不良で眺望は皆無。目指す立山方面もガスってよく見えません。立山上空の雲が凄い速さで流れているので、恐らく標高が高くなるにつれて風速は強まり20メートル以上と思われます。一ノ越まで予想以上に時間がかかって残り時間が少なく、天候も悪いので無理すると遭難となりますので、一ノ越で撤退することに決定。ちょっと休憩してから下山しました。 室堂方面もガスって真っ白で直下降すると、またトレースが分からなくなりました。しばらく進むと視界が開け室堂山荘が見えてきました。立山方面も少し青空が見えたので、天候は回復傾向か。室堂山荘の手前で昼食を食べてから、みくりが池を一周していると、お天気が曇って風が強く吹いてきました。顔が痛いくらいの強風でしたが、室堂ターミナルがすぐ近くなのでそのまま歩いて到着。今日はほとんどがバックカントリー系の方で観光客はチラホラ。登山をする人はほとんど無く雄山へ向かった人はいないようでした。 今日は残念ながら一ノ越で撤退となりましたので、今度雄山へ行けるのは来年のアルペンルート開通以降となりました。重い冬山装備と柔らかい雪に手こずりましたので、天候が良くても時間切れとなったかもしれません。久々の本格的な冬山でしたが、体力不足が痛感させられました。 【注意点】 今回は使用しませんでしたが、アイゼン、ピッケル等の冬山装備が必要です。 【コース状況】 一ノ越までは新雪のためか雪は柔らかく、浮力が弱いワカンではトレースを外してからは踏み抜き地獄となりました。浮力の大きいスノーシューにすべきでした。
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