’90 ズック靴のエアーズロックUluru

1990.11.28(水) 日帰り

活動詳細

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1990年の記録:正確な時間は不明です。 新婚旅行なので、わが家にとっては奮発のオーストラリア旅行。 以前から写真を見て憧れていたエアーズロック348mにも足を延ばしました。 当時はフィルムカメラで、プリントして重たいアルバムにしまいこんで 変色に任せていた記録を、こちらに残しておこうと思います。 山歩きは熱心ではなくて、観光で登れるものは登っておこうかな・・・という時期。 久しぶりにはいたスニーカーの底が当日の朝、剥離どころかボロボロと くずれてしまいました。 久しぶりの登山(岩ですが・・・)の「アル・アル」です。 もはや、登山をあきらめようとするオット。 幸い未明から開店していたホテル内のスーパーマーケットに飛び込み 丁度、山売りのごちゃごちゃの白いズック靴の中からサイズにあう 同じデザインの左右を探し出そうとするワタシ。 朝の品出し途中のスタッフが「ごちゃごちゃにしないでね。」と 来たけれど、事情を話すと手元の仕事をやめて集まって来て4~5名で 「彼女のサイズは少ないのよ。」「バスが行っちゃうわ。」 「デザインが似てるのにちょっと違う。」 「右足ばっかり・・・」    ・・・とかいいつつ、すごい勢いで ズックの山をひっくり返して、探し出してくれました。 わぁ~っ!!あったじゃないの!! と、みんなで大喜び。 それで、なんとかウルルに向かうバスに飛び込めたのが、 すごくいい思い出になりました。           □  □  □ 昨年、来年2019年10月26日以降 観光客の登山を全面禁止することが 決定したエアーズロックですが、現在でも強風や高すぎる気温、アボリジニの 宗教儀式のある時などは登れないので、確率は30%ともいわれています。 ´90年当時でも、レンジャーの方から聖地なので案内するところ以外 けっして安易に足を踏み入れないように。という説明はあったように記憶して います。 聖地ならばこそ、列を組んで山に登ろうとする日本人の私たちには アボリジニの人たちの不愉快が感覚的に理解できていなかったんだなぁ、 ・・・と、今は思います。           □  □  □ エアーズロックで本日2018.07.04、日本人男性が心臓発作で 登山中に倒れ、搬送先の病院で亡くなるというニュースがありました。 ご高齢にもかかわらず、ウルル登山のスタートを切れたという幸運が 暗転してしまったことがお気の毒でなりません。 ご冥福を祈ります。

ウルル(エアーズロック) ユララリゾート付近地図:ポストカード
ユララリゾート付近地図:ポストカード
ウルル(エアーズロック) シェラトン エアーズロック ホテル正面:
シェラトン エアーズロック ホテル正面:
ウルル(エアーズロック) プールとタ―プ:
砂漠の中のオアシスのような敷地内です。
プールとタ―プ: 砂漠の中のオアシスのような敷地内です。
ウルル(エアーズロック) ホテルベランダから:
周囲広大なサバンナの中に突然のリゾートホテルにまず驚きました。
ホテルベランダから: 周囲広大なサバンナの中に突然のリゾートホテルにまず驚きました。
ウルル(エアーズロック) バスのドライバーさんと:
ウルルに向け未明にホテルからバスが出ます。
岩の赤い色の加減は、その時の気象条件次第。ドキドキして夜明けを待ちます。
バスのドライバーさんと: ウルルに向け未明にホテルからバスが出ます。 岩の赤い色の加減は、その時の気象条件次第。ドキドキして夜明けを待ちます。
ウルル(エアーズロック) ウルル:周囲のどよめき。
薄暗い闇が明けはじめるとその姿を現し始めるウルル。
こういう時の立ち会った他人同士の感動の共有が、とても好きです。
ウルル:周囲のどよめき。 薄暗い闇が明けはじめるとその姿を現し始めるウルル。 こういう時の立ち会った他人同士の感動の共有が、とても好きです。
ウルル(エアーズロック) ウルルと記念撮影:
周囲も人々の顔も赤く照らされて・・。
ウルルと記念撮影: 周囲も人々の顔も赤く照らされて・・。
ウルル(エアーズロック) 登山開始:
全景を楽しんだ後は登頂開始。
結構きつい傾斜。
風も時々強く、「笑顔!チーズ!」って言われても・・・。
登山開始: 全景を楽しんだ後は登頂開始。 結構きつい傾斜。 風も時々強く、「笑顔!チーズ!」って言われても・・・。
ウルル(エアーズロック) そんなに覗きこまないでください。:
登り切ると、円柱の上に’サイン帳’が置かれています。
順番を待って記帳。
そんなに覗きこまないでください。: 登り切ると、円柱の上に’サイン帳’が置かれています。 順番を待って記帳。
ウルル(エアーズロック) ウルルの上:360度、草原で建築・構造物は泊まっていたホテルの周囲だけ・・・だったと思います。
ウルルの上:360度、草原で建築・構造物は泊まっていたホテルの周囲だけ・・・だったと思います。
ウルル(エアーズロック) ウルルの上:
風がやっぱりつよかったのかなぁ。か・髪が・・・。
ワタシが履いているのが、朝買えたスリッポンのズック靴。
ウルルの上: 風がやっぱりつよかったのかなぁ。か・髪が・・・。 ワタシが履いているのが、朝買えたスリッポンのズック靴。
ウルル(エアーズロック) ウルルの上:
馬の背的なところ。これがすべて一枚岩なんて・・・。
ウルルの上: 馬の背的なところ。これがすべて一枚岩なんて・・・。
ウルル(エアーズロック) ウルルを降りると、色が朝とは変わって見える。
ウルルを降りると、色が朝とは変わって見える。
ウルル(エアーズロック) サウンドシェル:
これはウルルだったか、オルガ山だったか・・・?
大波のような形状。
サウンドシェル: これはウルルだったか、オルガ山だったか・・・? 大波のような形状。
ウルル(エアーズロック) マウント・オルガ散策:
マウント・オルガ散策:
ウルル(エアーズロック) マウント・オルガ=カタ・ジュタ:ここもいくつもの岩山です。
聖域があって、歩くところを決められています。
マウント・オルガ=カタ・ジュタ:ここもいくつもの岩山です。 聖域があって、歩くところを決められています。
ウルル(エアーズロック) マウント・オルガ=カタ・ジュタ:
べた塗のような青空と赤い岩と土。
マウント・オルガ=カタ・ジュタ: べた塗のような青空と赤い岩と土。
ウルル(エアーズロック) マウント・オルガ=カタ・ジュタ:
マウント・オルガ=カタ・ジュタ:
ウルル(エアーズロック) ユララを離れる日の暗い空:
この飛行機が・・・あらしの中レーザーの不具合でアリススプリングスに緊急着陸。。。という恐ろしい思い出に。
ユララを離れる日の暗い空: この飛行機が・・・あらしの中レーザーの不具合でアリススプリングスに緊急着陸。。。という恐ろしい思い出に。

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