斎王の通った道(東青山-松阪)

2018.07.08(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 13
休憩時間
9
距離
29.3 km
のぼり / くだり
139 / 278 m
5 9

活動詳細

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大雨で、甚大な被害が出ている地域もあり、登山道の安全が確認されないのにうろちょろするのは控えました。かわりに、例によって邪な動機で、道を歩いてきました。本当は月ケ瀬口から伊賀上野まで行くつもりが、豪雨の影響で朝になっても関西線の加茂-伊賀上野間が運休のままなので、やむなくプランBを選択。東青山駅から東へ、せっかくなので初瀬街道に沿って歩くことにしました。ちょうど参考になるレポートがヤマレコにあったので、これをトレースすることにしました。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-228834.html https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-233717.html 大坂から伊勢参りする場合、初日は奈良で泊まって大仏見物をして、そこから山越えをした、というのは「東の旅」に含まれる「煮売屋」だったか「七度狐」だったかのまくらで米朝師匠が語っておられましたが、恐らくその後柳生越えから大和街道を通ったのでしょう。ただ、大和街道は道も険しい箇所があり、女性などは少々遠回りでも初瀬街道を選ぶことが多かったとも書かれており、またこの道は伊勢神宮斎王が通った道であるともされているようです。 前置きが長くなりました。動機が邪なので、東青山というなんとも中途半端な所から出発です。ルートについては、参考にしたGPSログが大変優秀で、ほとんど考えることなしにそのまま歩きました。ただし、国道などから折れる場所がなかなか難しく、AppleWatch上の地図をしょっちゅう確認しつつ歩きました。 途中、古い街並みが残る箇所など興味深いのですが、ただ解説板の類がほとんどなく、歩きながら知識を得ることができなかったのが残念。よく探せば古い道標とかもっと見つかったのかな。平地の舗装路なら目標時速6km、とか頑張ったつもりで、あまりのんびり探し物はしていません。 途中でだんだん飽きてきて、まだかいなと思いかけたら、中川の住居表示を目にし、これで元気が出て、近鉄の伊勢中川駅が見えると「もうちょっと」と意気が上がったのですが、今日についてはここからが長かったです。今から思えば、伊勢中原駅の近くで一度ルートから外れて海まで行ってきたらよかったのに、ログを信じすぎてそのまま歩いてしまい、むしろ海から遠ざかることに。 この辺りから本格的な宿場跡が始まり、今も残されている格子戸の街並みは味わいがありました。宿場と言ってもすぐ通り過ぎるんでしょとか思っていたら、なかなか終わらない。ほんとにでかい宿場でした。しかしこの辺で次第に股関節周囲が悲鳴をあげだし、松阪駅到着時はへとへと。ここで海の場所を見たら、駅から3kmくらいある。さらに1時間以上は歩けないと、ここでテンションが切れてしまい、近鉄特急に乗って家路に。そういうわけで、今日のテーマのひとつだった「海を見る」には見事に失敗。ちょっと寄り道をしなかったのは痛恨でした。また日を変えて伊勢参りに行ってきます。 しかし、平地の30kmでこんなにへばるようなら、来週を予定通り乗り切れるか不安になってきました。 このレポートはヤマレコのミラーです。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1518019.html

津市 東青山駅スタートです。無人駅でした。お手洗いは使えます。
東青山駅スタートです。無人駅でした。お手洗いは使えます。
津市 東青山四季のさと。ただし、こっちには入らず、ぐるっと回って線路の下のトンネルをくぐります。その後、「大丈夫か」と思うような荒れた階段を降ります。
東青山四季のさと。ただし、こっちには入らず、ぐるっと回って線路の下のトンネルをくぐります。その後、「大丈夫か」と思うような荒れた階段を降ります。
津市 国道165号線に出るまでしばらく歩き、川久保バス停から初瀬街道ウォーキング開始。
国道165号線に出るまでしばらく歩き、川久保バス停から初瀬街道ウォーキング開始。
津市 旧道に入ります。
旧道に入ります。
津市 成願寺。
成願寺。
津市 この山門ですが、左が不動明王で、右が地蔵菩薩でしょうか? 解説を読まずに勝手なことを言ってます。
この山門ですが、左が不動明王で、右が地蔵菩薩でしょうか? 解説を読まずに勝手なことを言ってます。
津市 参考GPSログではこっちを通っているので。ただし、ログを全て辿ってはいません。時々、旧道からさらにはずれてくねっている道の方が、より由緒ある街道のような気もしたのですが、そこまで辿り出すときりがないし、ミスしてしまった場合に気になるので、「大体で辿ればいい」ことにしました。
参考GPSログではこっちを通っているので。ただし、ログを全て辿ってはいません。時々、旧道からさらにはずれてくねっている道の方が、より由緒ある街道のような気もしたのですが、そこまで辿り出すときりがないし、ミスしてしまった場合に気になるので、「大体で辿ればいい」ことにしました。
津市 見かけは旧小学校みたいに見えるのですが。
見かけは旧小学校みたいに見えるのですが。
津市 最初はかなりの青空だったのですが、だんだん曇ってきました。青山高原は雲で覆われているようで、雨が降ってるかも知れませんね。
最初はかなりの青空だったのですが、だんだん曇ってきました。青山高原は雲で覆われているようで、雨が降ってるかも知れませんね。
津市 よく神様の名前に出てくる字ですが、読めません。
よく神様の名前に出てくる字ですが、読めません。
津市 田んぼがきれいだったので。
田んぼがきれいだったので。
津市 あちこちで常夜灯を目にしました。
あちこちで常夜灯を目にしました。
津市 やはりこれが初瀬街道でよかったんだ・・・なんですが、もうちっと解説が欲しかった。
やはりこれが初瀬街道でよかったんだ・・・なんですが、もうちっと解説が欲しかった。
津市 この石は何だろうなと思ったら。
この石は何だろうなと思ったら。
津市 これは浦上からキリシタンが流刑された収容所のひとつだそうです。さっきの石もそういう関係のものなんでしょうね。
これは浦上からキリシタンが流刑された収容所のひとつだそうです。さっきの石もそういう関係のものなんでしょうね。
津市 伊勢道。
伊勢道。
津市 これも少し歴史がありそうな建物。
これも少し歴史がありそうな建物。
津市 立派な蔵。
立派な蔵。
津市 同じく初瀬街道の立て札。でも、たまーに見られるくらい。
同じく初瀬街道の立て札。でも、たまーに見られるくらい。
津市 林の間を抜けます。
林の間を抜けます。
津市 ちょっといい感じの道でした。
ちょっといい感じの道でした。
津市 確かに立派な桜並木がありました。
確かに立派な桜並木がありました。
津市 雲出川。
雲出川。
津市 この辺に地蔵様にまつわる言い伝えがあるようで、何体かの地蔵様がまつられていました。
この辺に地蔵様にまつわる言い伝えがあるようで、何体かの地蔵様がまつられていました。
津市 さかさ地蔵?
さかさ地蔵?
津市 探したら、このことみたいですね。岩に地蔵様が彫られていて、転落して逆さになっています。
探したら、このことみたいですね。岩に地蔵様が彫られていて、転落して逆さになっています。
津市 橋を渡ります。
橋を渡ります。
津市 どうも小学校が廃校になっているような。
どうも小学校が廃校になっているような。
津市 あの鉄橋はJR名松線のようです。
あの鉄橋はJR名松線のようです。
津市 参考ログは、この線路の向こうをぐるっと回っているのですが、さすがにそこまでトレースするのはやめました。
参考ログは、この線路の向こうをぐるっと回っているのですが、さすがにそこまでトレースするのはやめました。
津市 鈴鹿方面なのだと思います。
鈴鹿方面なのだと思います。
津市 八太宿のようですが、あまり特徴的な町並みは見つけられませんでした。
八太宿のようですが、あまり特徴的な町並みは見つけられませんでした。
津市 この七曲がりというのも、たしかにくねくねした道なんですが、それ以上の意義が見つけられず。
この七曲がりというのも、たしかにくねくねした道なんですが、それ以上の意義が見つけられず。
津市 お寺の跡はグラウンド。
お寺の跡はグラウンド。
津市 前4両は伊勢志摩ライナー?
前4両は伊勢志摩ライナー?
津市 斎王が伊勢に向かった道です。由緒書きが欲しい。
斎王が伊勢に向かった道です。由緒書きが欲しい。
津市 読めへん。
読めへん。
津市 みわたりまで6km。
みわたりまで6km。
津市 長谷まで60km。
長谷まで60km。
津市 見えますかね。手前の鉄橋は大阪線で、右向けに伊勢に向かう列車が走っています。その向こうに、名古屋線の鉄橋が見えていて、向こうに走り去る列車が走っています。
見えますかね。手前の鉄橋は大阪線で、右向けに伊勢に向かう列車が走っています。その向こうに、名古屋線の鉄橋が見えていて、向こうに走り去る列車が走っています。
津市 再び鈴鹿方面。
再び鈴鹿方面。
津市 小川神社と言うそうですが。
小川神社と言うそうですが。
津市 祭神には、「やばい神様」が結構名を連ねておられます。
祭神には、「やばい神様」が結構名を連ねておられます。
津市 こちらの神社には大きな茅の輪。
こちらの神社には大きな茅の輪。
津市 伊勢神楽の方かな?
伊勢神楽の方かな?
津市 山田線の急行列車。
山田線の急行列車。
津市 これは紀勢本線。
これは紀勢本線。
津市 おお、なんだか本格的な宿場町です。大坂屋。他にも、多くの家に屋号が記されています。ここでつい嬉しくなって、ログ通りに南へ向かったのですが、一旦東にルートを逸れて、海を見てくるべきでした。大失敗。
おお、なんだか本格的な宿場町です。大坂屋。他にも、多くの家に屋号が記されています。ここでつい嬉しくなって、ログ通りに南へ向かったのですが、一旦東にルートを逸れて、海を見てくるべきでした。大失敗。
津市 あれがうだつかと思ったんですが、違ってるみたいですね。また精進します。
あれがうだつかと思ったんですが、違ってるみたいですね。また精進します。
津市 「やまや」だと。
「やまや」だと。
津市 米銀跡と書かれていますが、どんな商いだったんでしょうか。
米銀跡と書かれていますが、どんな商いだったんでしょうか。
津市 忘井の道と書かれているようです。
忘井の道と書かれているようです。
津市 比較的新しそうな屋号。
比較的新しそうな屋号。
津市 ここに解説板あり。
ここに解説板あり。
津市 読めない・・・
読めない・・・
津市 道の両側に立派な板塀。
道の両側に立派な板塀。
津市 これも紀勢本線。あれ、さっき単線だったのに。
これも紀勢本線。あれ、さっき単線だったのに。
津市 薬師寺と書かれていたような。
薬師寺と書かれていたような。
津市 擬宝珠があると言うことは公儀の橋なんですね。
擬宝珠があると言うことは公儀の橋なんですね。
津市 商人の館。
商人の館。
津市 三井発祥の地。
三井発祥の地。
津市 右が大手筋で、左が参宮道。
右が大手筋で、左が参宮道。
津市 新上屋跡とは?
新上屋跡とは?
津市 解説がありました。
解説がありました。
津市 右が和歌山で、左が参宮か。
右が和歌山で、左が参宮か。
津市 松阪駅ゴール。海を見に行くのは放棄しました。ここから1時間歩くのはもう駄目。
松阪駅ゴール。海を見に行くのは放棄しました。ここから1時間歩くのはもう駄目。
津市 プリンを買いました。
プリンを買いました。
津市 近鉄特急車内から、三輪山。9月にあそこに行くイベントを立ち上げています。ご興味のある方は連絡下さい。
近鉄特急車内から、三輪山。9月にあそこに行くイベントを立ち上げています。ご興味のある方は連絡下さい。

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