今年も秘境(^^♪　駒止湿原　鹿の食害あり(T_T)

全国的な大雨で被災された方にはお見舞い申し上げます。 異常気象としか言い現わせないですね。 人気のある雄国沼のニッコウキスゲは時期を逃してしまったので、駒止湿原はどうかな?と膝の悪いかみさんの運動も兼ね、天気予報は雨でしたが、湿原歩きに行ってまいりました。 水害の復旧工事のためマイカーでのアクセスは昭和村からのみです。 ここ毎週通っている六十里越から、これまた毎週のように出くわす心もとない道路で、昭和村駐車場に到着。 水無谷地に出ると緑一面の湿原ですが、足元にトキソウとツルコケモモがたくさん咲いています。 あちこちにミズバショウを掘り起こした跡…　これだけ荒らすのはクマでしょうか? クマはいやだなとクマ鈴を必死に鳴らし、湿原をつなぐ林へ入っていきました。 白樺谷地ではようやくニッコウキスゲがあちこちに咲いていますが、どうもまばら… 良く見ると茎の上がスパッと切られたように… これは鹿でしょうね(T_T) 今日はヒメシジミがたくさんいて、珍しく写真に撮ることができました。写真にすると作り物のような映り方をする面白いチョウです。 途中のシャクナゲの林は満開でした。 白樺谷地から大谷地へは一方通行なので管理道路を歩きますが、駒止湿原ハイクプレミアムツアーの団体さんがちょうど出口に出てきました。 やまぶどうの蔓がたくさんある管理道路を歩くと南会津側駐車場のある大谷地入口に到着。折返しとなります。 大谷地もニツコウキスゲがチョッキンと… 食害がなければ…　本数からすると今年は見映えがしたのでは? それでも誰もいない、人工的な音のしない静かな湿原…　独り占めした気分は味わえます。 ここは火気厳禁なのでバーナーも使えないので、ボトルに入れてきたお湯でスープを作って風景を見ながらお昼にしました。 天気予報はお昼から雨でしたが、幸い濡れることもなく、暑くもなく過ごすことができました。 大谷地出口近くに差し掛かると、なんとキンコウカが咲いていました。早いですね。 遠くにはまだワタスゲの白い群落も見えました。