活動データ
タイム
01:44
距離
14.5km
のぼり
8m
くだり
8m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今日はとても暑かったので、山には登らず平地をサイクリング+散歩。神崎の水田地帯を巡ってきました。 コースは「横武クリーク公園」→「直鳥クリーク公園」→神崎市北部の水田地帯。各ポイントの移動には自転車を使いました。 クリーク公園は地域独特の環濠平城址で、地形、自然、歴史いずれも興味深いものです。水辺は涼やかと期待しましたが大間違い。水面の照り返しで2倍の熱量。この時期は止めといた方がいいですね。 神崎市北部の水田地帯からは、肥前七隈を眺めました。 以前から気になっている七隈。現在、どの山を指すのか分からない2山を求めて、神崎宿の方から眺めて、現地調査です。 *****以下、肥前七隈の解説と推測***** 公園として整備されている日ノ隈山付近の小高い山々は、江戸時代には景勝地「肥前七隈」と呼ばれていました。 大正4年に刊行された神埼郡郷土誌の西郷村誌によると「茶臼隈」「早稲隈」「日ノ隈」「雄ノ隈」「中ノ隈」「鈴隈」「西日ノ隈」の七山を指します。 このうち、どのピークか判明しているのは次の5つ ・早稲隈、日ノ隈、鈴隈: 現在の地形図にも山名が残っている。 ・雄ノ隈: 地形図には名が残っていないが、語感が似ている帯隈を指している。帯隈であれば地形図に山名あり。(なお、近年の七隈の資料では雄ノ隈ではなく、帯隈となっている) ・茶臼隈: 地形図には名が残っていないが、日ノ隈の東隣のピークと考えられている。このピークは松崎城址(別名 茶臼山城)。城名が一致。 残り2つは西日ノ隈、中ノ隈。どのピークを指すのか私が佐賀の図書館5館で調べた範囲では分かりませんでした。地形図を見ても小さなピークが多すぎて判然としません。 ➡なので推理。景勝地であれば、麓から目立つはず。現地目線で確認すればよいと思った次第です。安直ですかね。 写真の方に推定結果をお絵かきしました。以下、推定の根拠というか、七隈はこうあってほしいという私の思いです。 ・西日ノ隈: ①名前から、日ノ隈の西にあると考えれるが…。②低山であるが、南から見ると遠近法で他山に伍して大きく見え、存在感ある。③山の形が美しく、日ノ隈、茶臼隈と3兄弟のように並ぶ姿が印象的。 ・中ノ隈: ①七隈の真ん中に位置する。②背後の早稲隈は、過去の地形図によると標高200mほどあったと思われ、七隈の主峰だっと考えらえる⇒手前のピークはこの前峰として存在感があったのでは ************* 開発によって景勝地としての姿を失った肥前七隈。古の美しい姿に想いを巡らせながら、のんびり散歩したいものです。 ・・・藪を歩ける11月以降かな。早稲隈山も行くのであればゴルフの練習もせねば😚
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