英彦山 ちょっとだけ清掃登山

2015.12.07(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 11
休憩時間
1 時間 17
距離
8.5 km
のぼり / くだり
909 / 906 m
2 47
9
15
25

活動詳細

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今日は雪のくじゅう行きのつもりで休暇でしたが、残念ながらくじゅうに雪はなし。今週末には田中陽希さんもやってくるし、山頂で軽くゴミ拾いでもするかということで英彦山にしました。 銅の鳥居に駐車し、山頂までは少々寄り道をして、窟めぐりをしながら登ります。 英彦山には大小さまざまな窟がありますが、往時には神仏を祀り、修業の場だったのでしょう。 双戸窟のあたりには遺跡のような修験者の墓所が多数散在し、誤って墓石を踏むことのないように注意して進みます。 その後、智室川沿いにルートを取って行者の滝に向かいますが、雪がないと歩きづらい。 丁度、去年の今日、四王寺滝は50%ぐらい氷結していました。今年はいつになったら凍るのでしょう。 中岳休憩所で昼食の後ゴミ拾いを始めますが、草やぶに踏み込むと手に負えなくなるので、あくまでも一般的に人が歩く範囲です。 休憩所周辺ではあまりゴミは見当たりませんでしたが、中岳から南岳への下りのがけ下を覗いてビックリ! 赤字さん達がロープを使ってゴミ拾いというのはここのことか!・・・見渡す限り、いたるところに酒のビンやら缶だらけ・・・。 今まで何度も訪れていたのに、「ゴミ」を意識せず見えていなかったものが、今日は「ゴミ」が浮かび上がって見えます。土曜日の野口健さんの講演会のおかげでした。 しかし、この斜面に手を出すことは出来ず、自分に出来る事をということで、南岳への登山道と南岳山頂の目立つゴミは回収することにしました。 ゴミ拾いをしながら、この膨大なゴミを目の当たりにして考え込んでしまいました。 何故なら、今拾い上げたファンタオレンジの朽ち果てたスチール缶は、もしかしたら私がくそガキの中学、高校生だった頃、幾度も訪れたこの地で、何の躊躇もなく放り投げた缶だったかもしれません。 明らかな記憶はありませんが、自分を振り返ると恐らくやっている。連れのくそガキ達も・・・。 まあ、過去の過ちをどうこう言っても仕方がありません。今後登るたびに、自分に出来るだけのゴミ回収をして行こうと誓ったのでした。

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