佐武流山は奥深く良い山でした。

2018.07.15(日) 日帰り

活動データ

タイム

12:01

距離

20.0km

のぼり

1698m

くだり

1695m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 1
休憩時間
3 時間 4
距離
20.0 km
のぼり / くだり
1698 / 1695 m
3 44
1 38
1 22
4 3

活動詳細

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長野県秋山郷、栄村に有る佐武流山にソロで行って来ました。関越道の湯沢インターを降りて峠を越えて津南町から秘境秋山郷へ 二十年前のガイドブックには、”日本二百名山の一つだが、稜線上は一面のヤブに覆われている。したがって残雪期と経験者以外の登山は控えたい”とあり、今回のルートも記述も無く秘境の山、夢の山だった。道を開いて下さった方々に感謝するのみ。 登山口からのピストン山行ですが往復20キロの長丁場です。まず未舗装の林道を5キロ程歩きます。所々落石も有りますが、整備されているようです。しかし車は入れません。これも人を寄せ付けない佐武流山のスパイスなのかもしれません。 林道から檜俣川に130メートル降りて徒渉します。慌てずに浅瀬を選び大股三歩で渡りました。少しの増水時を考えてサンダルを用意しましたが不要でした。左岸に渡り一休み。 さて登り本番、水分3.5リットル担いで出発。草付きの急斜面を50メートル程行くと少し傾斜が緩みます。急な斜面に取り付いて250メートル一気に登ります。朝露と湿度、汗が吹き出し状態となりました。1574メートルの物思平に到着。上着を脱いで絞る程、汗をかきました。愛用のハッカ油を体と首回りにスプレーしたら強烈な刺激、清涼感で目が覚めました。 1870メートルのワルサ峰を目指します。300メートル登り、突然目の前が明るくなる感じで到着、休憩。後続の方々が到着しては追い抜いて行きます。展望は北東側が良いです。近くに苗場山、ナラズ山が見えます。 分岐を目指します。直ぐに樹林帯になり、50メートル程のコブを二つ越えながら高度を上げます。この通過でロープが張られた場所が幾つか出てきます。踏ん張りどころでしょう。分岐からは傾斜は緩みますが300メートル登ります。ダラダラ長いと感じる所。暑かったな~それでも無事に佐武流山に到着。良かった。2年前に登った白砂山からの佐武流山を思い出しながら昼食を摂った。残念ながら白砂山方面はヤブで視界がなかった。 下りは元の道を忠実に辿るだけですが、直射日光が降り注ぎ気温が上がります。こまめの休憩と水分補給を心がけますが、ヘロヘロです。分岐から下は樹林帯なので助かりますが、ロープが設置されたポイントが幾つか有るので慎重に進みます。ワルサ峰手前の尾根も炎天下で厳しかった。登りと同じ休憩ポイントでゆっくり休憩を取りながらようやく渡渉点へ到着。ほんの少しクールダウン。イチニノサンで対岸へ渡り最後の130メートルの登り、これまた応えた。林道に戻りパンを齧り、水分補給をして最後の出発。この後林道分岐で昼寝もしてしまいました。 登りの時間と下りの時間がほぼ同じとは、ちょっとノンビリでしたがこれが実力、こんな時もあっていいよね。ゆっくり過ごせたのだから。いやいや登り応えのある本当に良い山でした。 ヘロヘロやま

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