明日の為に 005

2018.07.15(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 46
休憩時間
1 時間 27
距離
36.5 km
のぼり / くだり
2122 / 2203 m
1 37
11
8
28
14
26
8
23
1 18
33
1 8
2 6
52
1 3

活動詳細

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皆さんの活動記録を読みながら、いつか縦走をしてみたいと思っていました。 身近なコースだと養老~多度がありますが、距離が長い! トレイルランニングで駆け抜けていく猛者とは違い、こちらは徒歩(牛歩?)の初心者。 単純に計算すると10時間程度かかる試算。 しかも、疲れからペースが落ちるであろう事を考慮に入れると、12時間程度かかると考える方が無難・・・。 本来であれば秋から初冬にかけて実行すべきですが、その季節だと12時間も日照時間がない! せっかくの連休、どこかに出かけたい自分は、若干無謀かな、と思いつつも、今回、実行することにしました。 早朝04:45。養老公園の駐車場を出発して縦走開始。 養老の滝で、無事の生還を祈願して登山道へ・・・。 開始直後のつづら折りの急登、これは辛かった。 早朝だと言うのに、滝のような汗が吹き出て、しかも、想像以上の体力を消耗。 正直なところ、途中、何度も引き返そうかと考えましたが、なんとか三方山に到着。 このあたりでようやく身体が目を覚ましたらしく、歩くペースが落ち着いてきました。 小倉山、養老山を過ぎて、いよいよ本格的な縦走の道へ。 途中、標識が出てくる度に「げっ、まだこんなに時間が...」とつぶやきながら進んでいきます。 しかし、残りの距離と時間が明示されることで、下がり気味だったモチベーションを維持できていたのは確かでした。 予想よりも早い時間に中間地点として認識していた庭田山頂園地へ到着。 「おっ、結構体力が残っているかも。よしよし。」 などと考えながら、ザックの中身を確認してビックリ。 縦走の前半が終わったばかりなのに用意していた飲料の半分以上を消費してしまっていいるではないか! 残っていた飲料は、630ml入ペットボトルが3本。 まだ6時間分程度の行程が残っているとすると、2時間で1本・・・。 ここから先は地獄でした。 暑さと疲れで集中力がなくなってきて、道を間違えること数度。 戻る気力もなく、枯れ沢を登って無理やりルートに戻ったりしたりしたことで、更に体力を奪われてしまいました。 その度に水分を補給するも、残量と残り行程を考えると、身体が要求するだけの量を飲むわけにもいかず、なかなかハードな数時間でした。 そんな、泣きそうになりながらとぼとぼと歩いているときに目に入ったのが、「→多度峡P。近道!」の案内。 地図で見ると、確かに、多度山へ向かうコースよりも短い距離で下ることが出来そう。 下ることさえ出来れば、駅までの距離があっても、何とかなるのではないか?自販機があれば飲料の補給も出来る!と考えた自分は、残る体力を振り絞って、下っていったのでした。 何とか多度峡まで下ることができて、露天プール?に設置してある自販機を見つけたときには、本当に助かった!と実感しました。 そこで飲んだコーラが、人生最高級に美味でした。(スポーツ飲料系は売り切れ!) 反省 今回は、縦走をやり終えた充足感よりも、無謀な挑戦(下手をしたら、いろいろな人に迷惑をかける可能性もあった!)をしてしまったという後悔の気持ちでいっぱいになった一日でした。 教訓 ・多度山側の下見をしておくべきだった!(何度も道を間違えて、余計な体力を使ってしまった) ・水分の配分はしっかりと! ・夏場に素人が手を出してもよいコースかどうか、よく考えてみよう!(自分の体力を過信しない!)

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