活動データ
タイム
07:28
距離
8.7km
のぼり
807m
くだり
736m
活動詳細
すべて見るこの日、私は終盤で立っている事が辛くなった。 ゼイゼイと肩で息を切りながら、やっとの思いで高原の階段を降りた。 高原を降りた中央にポツリと大きな木が一本立っていて、そこに出来た木陰に崩れるように腰を下ろした。 こ、これ熱中症とちゃうのんかい・・・・ 木陰で少しの休息。だが、蓄積された疲労が癒える事はないし、例によって水もない。 このままココにしゃがんでいても仕方がないと、やっとの思いで立ち上がるが、目がくらむ。 僅かに残った力で歩き出すが、またすぐにバテる。 完全に動けなる直前で、何とか青少年自然の家にたどり着けたのは幸運だった。 空調された施設の中には、自動販売機コーナーが設けられていた。 そこで水とスポーツドリンクを購入し、喉を潤す。とともに、冷えたペットボトルを首筋・脇の下・股間に当てて血管を冷やした。 しばらく放心状態のまま回復を待つ。 気がつけば最終バスの時間は過ぎていた。 こうして夏の低山の恐ろしさを学んだ私は、駅までのタクシー料金¥6,530を授業料として支払った。
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