大川入山 初☆沢登り

2018.07.15(日) 日帰り

活動詳細

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初めての沢登りを経験してきました。今日を迎える前は否定的な気持ちの方が強かったのが正直な気持ちです。登山の基本は尾根沿いに歩くこと。沢登りは谷を進んで山頂を目指します。谷を歩くというのは熟練した者のみが許される行為だという思いが強かったからです。 でも、山岳会に入ったからには沢登りは避けて通れない道だと思い、大川入山の沢に山岳会の頼もしい先輩方と行ってきました。 通常の登山は尾根沿いに取りつくので歩きやすい上に登りはどちらかといえば緩やかになります。 それに比べて沢登りは初めのうちはそこまで登ることなく進んでいって、最後に急に標高が上がります。この辺も沢を歩く大変なところだと思います。 何事も経験する前に下調べをしないと気が済まないたちなので、今回も事前に沢登りの本を読んで妄想を膨らませてきました。本来ならば遡行図を事前にみてルートの状況を把握していくべきだと思いますが、今回のルートは遡行図を見つけられなかったのでぶっつけ本番です。山岳会の経験値高い先輩方に色々とアドバイスをお聞きしながら進んで行きます。 今回は初心者向けコースなので、やって学べばいいかという冒険心も持ちながら。 登山は山頂を目指すのに登山道歩いたり、岩登り(クライミング)、沢登りといろいろな方法がありますが、今回は沢登り。沢登りは沢の水量により難易度も変わってきて、今日と一週間後のグレードが同じではないという不確定要素が多いものだということも学びました。 今回、実際に沢登りをした率直な感想はただ面白い。簡単じゃない部分があるのが面白い。そして、この時期は天国。登山道なんて歩いていたら暑苦しくて死にそうになるところでも、沢は本当に涼しい。水のきれいな沢で泳いだり、すぐそこを流れ落ちている滝を浴びたり、流れに逆らいながら登ったり。 間違いなく絶景にめぐりあえる登山スタイルだと思います。普通の登山もそうですが、誰もが経験できる事ではないという点がいいですね。苦労を経験した先にまっている素晴らしい景色は写真なんかでは到底伝わらない素晴らしさがそこにあります。こうして沢登りが出来たありがたみをかみしめて今日は眠ります。

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