半端じゃなかった・・・鳳凰三山

2018.07.15(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 55
休憩時間
2 時間 55
距離
16.8 km
のぼり / くだり
2162 / 2173 m

活動詳細

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登山時間に比例して、大作になってしまいました・・・。 久しぶりの三連休。金峰山に行こうか何処か行った事の無い山に行こうか色々迷った挙句、連れが軽々しく鳳凰三山のオベリスクを見たいというので、2回目の南アルプスへ挑戦してきました。長丁場になる事は分かっていたので、青木鉱泉にて車中泊、夜明け前からの出発です。前日日が沈む前に青木鉱泉到着。駐車場は殆ど埋まっていて、路駐車も多数で、人気の高さが伺えました。 3時過ぎに起きて、4時前からクライムオン!チャレンジの長い一日が始まりました。序盤の序盤の序盤は緩やかに始まりましたが、高低差約1700mを登る山。登山道に入ってからは経験した事の無い急登続き。手を使って超える道も数え切れない程でかなりの試練でした。途中何度も渡る沢にどうにか癒されいやされながら登って行きます。吹き出す汗も半端なく、登っては立ち止まり、立ち止まっては登るをひたすら繰り返し。 ドンドコ沢って言うだけあってたくさん滝の寄り道もありましたが、南精進ノ滝は先を急ぐって事でスルー。鳳凰の滝はせっかく鳳凰の名が付くしと思い行ってみたけど、道のりが寄り道にしては長そうなので、引き返す。登山道から明らかに近かった五色ノ滝のみ寄りました。安易な理由で寄ったのに、立派すぎる滝に大興奮。すごい高低差に驚きました。五色ノ滝からひと踏ん張りした所で本日初のオベリスクが木の間からみえて、テンションup。更に少し下ると別世界の様な綺麗な沢にでます。またしてもテンションUP。なんか報われた気分に(笑)。 そこから約30分、ようやく鳳凰小屋に到着です。ボトルを千葉の水道水から南アルプスの天然水に入れ替えて、いざ地蔵岳へ。細かい石の急登で、登りにくいとは聞いていたけど、半端じゃない・・。振り返って雲海にテンションが上がるも、全然進みません・・。下ってくる人の「登りきったら絶景ですよ!」に励まされ、どうにか登りきって、荷物をデポしてオベリスクへ。北側には仙丈ヶ岳、甲斐駒、北岳、間ノ岳、遠くに北ア、振り返ると雲に浮いた富士山。確かに絶景でした😭岩登りを楽しんで、いざ2座目の観音岳へ。気づかないうちにかなり体力を消耗していたのか、稜線の登り返しがかなりきつく、何度か心が折れそうになりましたが、ここまで来たら戻る事も出来ずひたすら進みます。ようやく観音岳に到着し、食事休憩をとるとだいぶ回復して、最後の薬師岳へ。 薬師岳を過ぎれば、あとは下るだけと思っていたけど、ここからがまた大変でした。 コースタイムで4時間の下り。登った分だけ下ることを考えると、考えるのを止めたくなりました・・・。途中何度もヤマップを 見るも、全然標高下がらず、途中から足裏も痛み出し、修行の様な山下りに。連れも足裏が痛んで半べそで歩いてました。。。長かった・・・。日が暮れる直前、本当にようやく青木鉱泉に戻る事が出来ました。。。 決して安易に考えてはいなかったけど、想像以上の結末にかなり反省。我々の限界も知る事が出来ましたが、無事に下山出来て、本当によかった・・・。あの景色をまた見たいけど、次は小屋泊か、山力がアップしたと感じた時に行ってみたいです。

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