登って降りて(常念岳)

2018.07.15(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 35
休憩時間
3 時間 46
距離
7.3 km
のぼり / くだり
428 / 1557 m
2 44
5 11

活動詳細

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前回までの常念岳は・・https://yamap.co.jp/activity/2127687 3時過ぎに周囲の気配で目が覚めました。 安曇野の方向、東の空がほんのり白んできていて、常念岳を登っていく人のヘッドライトがチラチラと見えます。 風があまりないのでまだいいですが、ダウンを着ていても寒いくらい。汗だくになった昼が嘘みたいです。太陽の光と熱は凄まじいですね。 4時過ぎから安曇野を見下ろす方向に人々が集まり始めます。ご来光待ちですね。雲海の向こうにだんだんと光が溢れてきてやがてオレンジ色に染まりました。槍から穂高に連なる山並みもオレンジ色に染まりました。 明るくなったし、涼しいうちに常念岳山頂往復に向かいます。テントはそのまま水と行動食だけもって身軽になってスタートです。 コースタイム1時間、がれ場を登っていきます。なかなかの傾斜で朝から身体がギシギシいってる感じです。 岩のがれ場を登っていくと、段々と岩が大きくなってきて、足元の岩と岩があたる音、コツコツ、カコリカコリと乾いたいい音をたてますね。これが岩稜帯の特徴なんでしょうか。岩と岩の隙間でいい感じに響くのでしょうか。なんとも言えない心地よい音です。 まっすぐ上を見ると頂上のように見えていたトンガリ部分、ついてみたら、まだ先があったのにはやられました。一歩一歩歩いてさえいれば、いつかは頂上につくはずと言うことなんですが、やっぱり目標が見えるのは大事なんだなと再認識しました。 たどり着いた常念岳の頂上は、岩場になっていてごく狭くて渋滞になっていました。縦走する人、戻る人、写真撮りたいし眺めも堪能したいしで、居合わせた入り混じって混雑していました。 頂上から一段下がったところはもう少し広く場所もあるのでそちらでアンパン食べて一休みです。 周囲を見渡すと、北アルプスはもとより、八ヶ岳、遠くは富士山まで見渡すことができました。 登ってくる方が増えてくる中、譲り合いながらゆっくり下山、小屋に戻ってくるまで3時間程度かかりました。 やっていると思っていた小屋が掃除中ということでまさかの閉店。食堂でおでんをいただこうと持って楽しみにしていたのですが残念。 結局開店したのは11時少し前でした。 テントを片付け、ザックにつめたら、さあ下山です。テントもシュラフもマットもまあなんとか畳んでザックに収まりました。 そうこうするうちに、行き違いに次つぎと今夜テント泊する人たちが集まってきます。 小屋が再開して水も買えたので、下山を開始します。まだまだいい天気だし、なんとも、名残惜しかったですが。。。 今回、初めてのテント泊だったのですが、コンディションも良くて、思いの外スムースに行動できました。山で半日ものんびり過ごせて、夜空やご来光も味わえるなんて贅沢な山歩きになりました。 日帰りできるコースをゆったり1泊ペースで歩いたわけですが、なんだかんだと体力は結構使った印象でした。 やがて縦走などでテン場を渡り歩くような行動ができたらいいなと思ったりはするものの、それには 基礎体力というか、強化すべき何かがあるなぁと思った次第です。。。(^^; とはいえ、何事も経験。この夏の間に、また、テント担いでどこかに行ってテント泊の経験値をつみたいものです。

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