沢登り) 愛媛) 前赤石 日浦谷

土日出勤の代休で会のOkknの企画に便乗して二人で平日沢歩きと洒落込んだ。 日浦谷は数年前に遡行した際、いくつか滝を巻いたのが心残りになっていたので今回は完登を目指した。 入口から途中の取水口までは水が少なくて不安にかられた。しかしそこを過ぎると程よい水量の沢歩きを楽しめるようになった。 若いOkknは歩きも軽やか。スイスイ登っていく。私はノッソリ体力温存歩きを心がける。 1つめの滝はフリクションがしっかりきいてさっくりクリア。2、3個目はフツーにクリア。4つめもOkknは落ち口の水量に負けずに軽やかにクリアしていく。あたしは水の勢いに負けて荷物を引き上げてもらいました。 いくつか小滝を超えてやってきました30ｍ✕3連の滝。 一段目は水流の横の乾いたフェースがグレード高そうでトライ。途中までは階段状だが最後は微妙な足を拾う感じでちょっと怖い。乾いたフェースも濡れると滑ってフリクションが無くなり、かなり焦らされる場面もあった。2段目はツルッとした質感の岩で構成された滝。こちらは水線の右側にラインを求めて手がかり足がかりを探るが、はっきりしたガバがなく、微妙なバランスでの立ち込みを要求される。上部は落ち口の右側を登る。 3段目はヌメヌメの滝。こちらは水流の中に手がかり足がかりを求めるが、落ち口はガバホールドがなく、じわじわ行くことになって消耗した。 こいつらが本日のメインディッシュ。 ここから先は大きな滝もなくガレ場歩きをして稜線に出た。