登山は座禅

久々に階上岳に登りました。 手頃に登れるので好きな山です。 階上岳は風があり、そんなに暑くありませんでした。 ハアハア言いながら登ったり、楽になったり、いろいろです。 山頂に不動明王が祀られているので、不動明王の真言を唱えながら登りました。 今日は、二つ程気付きがありました。 一つ目 無から有が生まれ。 有から無が生まれる。 しかし、それは我々が無とか有とか、概念で決めたこと。 実際は、無と有が同時に存在する、それ。 我々は、それから生まれ。 最終的に、それに帰って行く。 二つ目 我々は概念によって苦しみます。 自分は、こうあるべきである。 あの人は、こうあるべきである。 親は、こうあるべきである。 子供は、こうあるべきである。 そう言うふうに、決めつけ、苦しみます。 本当は、何も決まった事は何もありません。 登山は雑念を払い 自分の心と向き合うのに適しているのでしょう。 正に、座禅と同じ。