蹴落(けおち)道・・七尾城古道探索

2015.12.22(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 49
休憩時間
22
距離
6.6 km
のぼり / くだり
237 / 237 m
10
2 18
3

活動詳細

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七尾城山に蹴落道という古道があるらしい。 大谷川に合流する、蹴落川の上流沿いを、七尾城の本丸跡直下の谷まで登る道である。 城跡の調査地図を見ると、道の行きつく先には「蹴落谷の隠し砦群」もあったとされている。 この道を探検気分で、登ってみた。 能越道の高架下を右に折れ、道を入っていく。谷間に田んぼなどもあり、最初は農道の雰囲気だ。 次第に道は細くなっていくが、ところどころに郭の跡かと思われる開けたところもある。迷いながらも、すでに道ではない道をさぐりながら、本丸方面を目指して登っていく。藪や倒木に遮られて進みにくい。足元も谷あいなので、ぬかるみがひどい。途中、蹴落谷屋敷跡と思われる石垣が見えた時はうれしかった。本丸下の烏帽子の尾根の取り付きあたりまで進んだが、それより先は、尾根も谷も、藪に遮られ進むことはかなわなかった。 この道がはたして、七尾城の主郭部まで通じていたのかどうかは、解らない。「隠し砦群」の跡も確認できなかった。谷あいのじめじめ、うっそう、暗い、三重苦のような道であったが、歴史を感じることのできる道であった。

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