活動データ
タイム
06:23
距離
17.3km
のぼり
1031m
くだり
1032m
活動詳細
すべて見る当たり前のことだけど、生があれば死もある。 普段、都会での生活でそれを感じることは少ない。 いままでの登山でも緑に癒されることはあっても死を感じることはなかった。 空沼岳の深い森では、生と死を同時に感じることができた。 この森では生と死は二項対立のものではなく、生の中に死が、死の中に生が、互いに内包しあっていた。 例えば倒木。 新しい倒木はまだ叫び声が聞こえてきそうだ。一方で古い倒木は深い眠りについたみたいだ。 倒木にも雄大な時間が流れている。 針葉樹の天然林では倒木が腐り,その上に若木が育つ。倒木更新という。親木は種を飛ばすだけでなく,倒れた後は自らの身を腐らせて子を育てる(「親が倒れて子を育てる -倒木更新のメカニズムを探る-」) 単独行の登山は、そんな不思議な出会いも楽しみだ
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。