活動データ
タイム
07:31
距離
11.3km
のぼり
1131m
くだり
1123m
活動詳細
すべて見る千種(ちくさ)町河呂(こうろ)にある笛石橋から “ちくさ富士”と言われる笛石山が綺麗に見えました。 その上部に大きな岩が見えたので、その実態を確かめるべく、 松の木公園から笛石山を登ることにしました。 鉈取淵(なたとりぶち)の前を横切り、標高830mまで上がってくると、 猫石がありました。猫がうずくまっているようにも見えました。 猫石までは歩きやすい山道が続きましたが、 猫石から笛石山頂上までは道が不明瞭でした。 笛石山伝説 長水城主、宇野政頼主従は秀吉軍に追われ河呂に至りました。 美作の竹田城主、新免伊賀守の援軍の到着を知らせる笛の音が 対岸の大岩から聞こえてきたのを敵方のものと勘違いし、 押し寄せる敵中へ斬り込み自刃したといいます。 以来、この山を「笛石」と呼ぶようになったそうです。 後山頂上では相変わらず、 たくさんのツマグロヒョウモンやキアゲハのバトルが繰り広げられていました。 また、多数のアキアカネが麓から頂上に移動してきていましたが、 頂上でも避暑にならず、暑そうでした。 その他にも様々な動物の心温まるシーンが見られました。 おごしき山頂上には平成之大馬鹿門が設置されています。 なぜここに?経緯は… 京都の仏教大学が大学の門柱として、石彫家の空充秋氏に制作を依頼しました。 空充秋氏が門柱の名称を「平成之大莫迦門」としたため、 大学側は引き取りを拒否し騒動になりました。 千種町は、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の精神を表したとのことに同感して引き取り、 千種高原へ向かう道路を挟んで相対し聳えるおごしき山と空山それぞれの山頂に 1基づつ平成9年4月1日に設置したようです。 この日は修験行場として有名な後山だけでなく、 その周囲にある山にスポットライトを当ててみました。 コース全体は安全に山行ができますが、 板馬見(いたばみ)渓谷の後山登山口より下流域の道が荒れているので、注意が必要です。
動画
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