活動データ
タイム
09:24
距離
14.0km
のぼり
1844m
くだり
1855m
活動詳細
すべて見る今回は法華経(日蓮宗)の聖地「七面山」へ登山ならぬ登拝。 七面山は1274年に日蓮が開いた法華経を守護とされる七面大明神を祀る信仰の山。 日本二百名山の1座でもあります。 かねてより癌と闘病をしていた友が先日永眠、 最期を看取る機会を得られたこと、今まで多くの時間を共有できたことへの感謝、 そして未だに受け入れられない悲しみ、様々な思いを胸に追悼登山という形で今年の登納めを敢行。 本来であれば12月中頃に友人と同じく闘病中の実父の回復祈願と部下の怪我の早期回復、 そして同行Ngの愛猫の追悼&厄除けを兼ねて登る予定でしたが友人の状態急転によりこの時期の山行となりました。(無念) AM4:00に都内出発、中央道の甲府南ICを降り、一般道を富士川沿いに身延町方面へ。 AM6:30に羽衣登山口駐車スペースに到着。 この時点で標高500mですので本日は1,500mあまりを登ることになります。 葬式等で減退している体力が心配になります… 登山道ならぬ参道はとてもよく整備され歩きやすいが、富士山を彷彿とさせる登り一辺倒の単調なコース。 信者の方々はこの参道を「南妙法蓮華経」と唱えながら登るそうです。 確かにこの単調な急登の連続は余計な事を考えず無心になれるという効果がありそうです。 私も亡き友人との思い出や後悔、聞いてみたい事などを考えながらひたすらに登り込んでいきました。 途中に設けられている御坊で小休止しながらターゲットの本社「敬信院」に到着。 見事な富士を眺められる「敬信院」では友人の冥福と実父&部下の早期回復をお祈りさせていただきました。 暫し散策をしていると僧侶の方に院内で休憩をと声を掛けていただき、 極寒で冷えた身体に耐え切れず院内でちゃっかり休憩させてもらいました。 (あの状況下でのガスストーブの温かさは忘れられませんw) 休憩中の温かさにより、ここでゴールにしちゃおうかな…という邪心を振りほどき、 次なるターゲット「七面山」山頂を目指し再スタート。 山頂へはこれまでの参道とはことなる本格的な登山道に。 凍った残雪に少々苦心しながらも無事に山頂に到着。 男体山や雲取山を越える1,500m程の高低差を無事にクリア。 (地味に苦心した瑞牆山の倍だもんなー、疲れた!) 日の当たる心地よい山頂で昼食休憩の後、ピストンで下山開始。 登りとは逆に下り一辺倒の下山コースもこれまた中々のしんどさ。 膝痛&腰痛になりつつ無事全行程9時間の追悼登山は完了となりました。 本来であれば友人が闘病中に登り、回復祈願をする予定だった七面山。 回復したら登山がしたいと言っていた友人を山に連れて行けなかった後悔と悔しさ、 そして結果的には追悼登山という形になってしまった悲しさと申し訳なさ、 様々な感情が入り乱れての山行となった今回の七面山。 ただ静かな山の中、友の冥福を祈り、友との思い出を振り返りながら、 無心で登れたことは唯一の救いであった気がします。 いつもとは趣旨が異なる山行ではありましたが、こういった山行もまた時には良いのかもしれません。 なんだか色々な事が身に降りかかり厳しい一年ではありましたが、 今年一年無事に楽しく山行をできたことに感謝! また来年も宜しくお願いしますー。 皆様、良いお年を! *ここまで色々な事態が起きると「後厄」というキーワードが頭の中にちらついていましたが、「後厄」イヤーも間もなく終了! 来年は頼みますよw(マジで)
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